概要
もう少し、もう少しだけ早く、その夏が来ていたら
女子高生の東雲奈月は、駅のホームにあるベンチで本を読む。
ある日、いつものように本を読んで待っていると、手に持っていたしおりを落としてしまう。
そのしおりは後ろに座っていた人の足元へゆらゆらと吸い込まれていった。
なんと、そこにいたのは同じ高校に通う戸村俊だった。
学校では全く話さない二人を導いたしおり。
この出来事がきっかけで、二人は駅のホームでだけ話すようになった。
それも、背中合わせで。
そして、長く続いたその関係は終わりを迎えようとしていた。
ある日、いつものように本を読んで待っていると、手に持っていたしおりを落としてしまう。
そのしおりは後ろに座っていた人の足元へゆらゆらと吸い込まれていった。
なんと、そこにいたのは同じ高校に通う戸村俊だった。
学校では全く話さない二人を導いたしおり。
この出来事がきっかけで、二人は駅のホームでだけ話すようになった。
それも、背中合わせで。
そして、長く続いたその関係は終わりを迎えようとしていた。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?