「無いよ」を含む小説

「知は力なり」。正々堂々とは真反対を行く男、アルベール・グラニエは自分の内地勤務の希望とは反対に12騎士団の副長に任命されてしまう。そこにいたのは個人技はあるが指揮能力の無い騎士…

　冒険者ギルドの地下食堂。 　そこには、見た事も無い異国の料理を出すと評判の店がある。 　ある貴族はそれを東方の国の料理であると言う。 　あるいは、とある麗人は南方の料理であると…

『北政所様の御化粧係〜戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです〜』 書籍版はTOブックス様より1〜2巻発売中。 3巻発売10月２日＆コミカライズ1巻10月14日発売です。 …

なぁアンタ…―――そう！今そこでこれを読んでるアンタだよ！アンタさえよけりゃなんだが、ちょっと俺の独り言を聞いちゃくれねえか？ 実は俺…前世は日本って平和な国に生まれた高校生だ…

「普通がいちばん」と教え込まれてきた佐藤啓二は、日本の平均寿命である81歳で平凡な一生を終えた。 死因は癌だった。 癌による全死亡者を占める割合は24.6パーセントと第一位である…

｢不殺スキルのせいで相手を殺せない？つまり相手が絶対死なないんだからずっと毒状態にしとけば経験値集め放題じゃん！！｣ (主人公に倫理観はありません)

産まれた時の事は憶えていません。きっとそれは殆どの人が同じなのではと思っています。ですけど物心付いたのは相当に早かったらしくて、憶えている一番昔の想い出は、既に家の中の本棚を漁っ…

幕引きとはなんとも呆気の無いもので御座いやすが、幕開けも同じく溜め息の着く様に開かれると言うものです。 20世紀後半人類は突如として“異能”なる特異な力を手に入れまるでイノシ…

( 第1回ルビーファンタジーBL小説大賞に向けてのあらすじです) 　高校二年生の鳥海優希は、早朝母に送り出され、修学旅行に行く。日中は観光をし、夕方、肝試しをする河にて友人の佐伯…

　プロ・アマ問わず、日々多くの小説家による作品が生み出される影で、ボツにされるキャラもまた存在する。彼らが行き着く先は無い、はずだった。ボツキャラがなぜか三次元に現れるようになっ…

私は声優の早瀬美結（はやせ みゆ）。　とあるホテルで、立てこもり事件に巻き込まれ…… とある男性と手錠で繋がれてしまった。　逃避行は彼と二人で、どこまでも…… 第3回G'sこえ…

　金のためなら手段は選ばない、二十八歳の青年、鏡谷知里〈かがみやちさと〉。 　車に轢かれたと微かな記憶が残る中、次に目を覚ますと、そこは見覚えのない場所だった。 　人を疑うこと…

　時は第二次バイクブーム初頭。大学3年生の主人公三沼は、峠で最速を目指し日夜愛車のドゥカティ社TT-1エンデュランスに跨っていた。 　しかし、青年は時とともにオヤジになり、張り合…

田舎町へ越してきた佐藤くんが憧れの乙女此花さんと死体を埋めに行くところから始まる小説が書きたい。 プロットはある程度出来たのですが文章経験、投稿経験が無いので自分へのエールとして…

変わってしまった世界でただ一人、魔力を持たない少年、影山英慈。 力が無くても関係なかった。 彼は奪われた幼馴染みの復讐を誓い、自分に出来る形で世界を取り戻し復讐を果たそうとす…

犀川 よう様の自主企画「さいかわスプリングダッシュ」へ書き下ろし。 私が如何に阿呆かをアピールしとかなければいけないと焦った次第です。 これは私のエゴと感性しか無いのです。 …

社畜なおじさんは探索者だった、それも第一号の。 社畜なおじさんは会社を辞められない、だって探索じゃ食えないから。 社畜なおじさんは仕事を抱えすぎる、自分に自信が無いから。 社畜な…

【名は体を表す】と言う。 “そいつ”は一つという建前である。 一人に一つの正体なのだ――という事になっている。 だが、その実は違う。 その身は一つだが、その顔は時による。 詰…

同世代の輪から浮いていた和也は、村の権力者の息子正一より、とうとう、その輪のなから外されてしまった。幼馴染もかっての婚約者芽瑠も全員正一の物ので、そこに居場所が無いと悟った和也は…