「春桜」を含む小説

幼馴染みの『私』と『彼』。 『私』に想われている事に気づかず、友達として接する『彼』と、とうとう打ち明けられないまま失恋した『私』の物語。

夢月七海さんの自主企画「同題異話・３月号」に参加した作品です。 大好きな同題異話。 これが最後とのことで、一度も書いたことのない「ファンタジー」に挑戦しています。

さくら舞う春の日。 私は君と出逢って、君と一緒の世界を生きていく。 君には届くかな、この願い。

─春は嫌いだ。ときめくべきじゃない人にまで、ときめいてしまうから。 葉桜に自分を重ねてしまうアラサー独身女性の恋の話です。ちょっとだけ、トリックを沿えて。

桜の咲く季節。中学時代同級生であった赤松に七年ぶりに再会した青年、栃尾。その偶然の出来事から、彼は彼女との、そしてふたりにとっての恩師との、後悔の記憶を辿ることになる……

とある田舎町で公務員陰陽師をしている青年、宮澤美郷（みやざわみさと）。彼の今回の仕事は、桜の枝を盗む花盗人の捕獲だった。 何とか捕まえようと、犯人だった下っ端天狗に飛び付いた美郷…

時には、 命には、 終わりが、 限りが、 あるからこそ 価値があり、切なくて、美しい。 ※小説家になろう、マグネット！にも掲載。 Copyright © 2019 鮎…

大学病院裏の公園で花見をしていた少女、茉莉は鳥を連れた外国人の女の子につきまとわれる。 物語をよませて、と言う外国人の子に怒る茉莉。なぜなら彼女の右手はもう、動かないのだった。

小ざっぱりとした風貌、さわやかな笑顔、煙草は吸わないし酒は嗜む程度に留める。男を褒めそやす声は飽くほど聞いたが、謗る声は全くと言っていいほど聞かない。しかし、その男の本性を、私は…

桜を見ると別れが浮かぶ。 優しくてずるいあなたに甘えた日々は今日で最終回。

はるかとめぐみの話。二人は、小学生のころに孤児院で知り合って以来の大の仲良し。 高卒で就職するが、はるかは隣の県へ引っ越してしまう。 だが、二人は早くも再会することとなる！ キ…

自主企画　同題異話　三月号「また会いにきたよ」参加作品です。 美保の飼っているヨークシャテリアのパールは美保には懐かない。 その嫌いなはずのパールが死んでしまって、美保の気…

櫻雲高校に入学した私───藤島桜子。 恋は、まだ知らない。 春。 恋が始まる。 ※初めの「人物紹介」は飛ばしていただいても結構です。 　本編は「1年生　春」から始まり…

SFってほどでもない。でも、恋愛って程でもないし…… ジャンルわけって難しい。

ショートストーリー作品。 ・ある春の日、少年は、不思議な少女と出会った。 ・ある冬の日、私は不思議なものを見た。

昔から身体が弱い中学2年生の芽吹春希は、いつものように定期検診で通い慣れた病院の中庭へと向かう。そこにいたのは、同じく15歳の桜蘭桃香。彼女もまた訳あってこの病院にいたのであった…

桜とカップルのお話。

可憐な少女、その心もまた純粋そのものなのだった…… 春を纏う彼女に、誰もが心酔してしまうだろう… 命の儚さを自分なりに解釈してみました。