「ひと」を含む小説

課題「子供のころの友達」で創作したショート・ショートです。 泣かせるために書きました。狙い通り泣いてもらえたら幸いです。

月～金　毎朝更新（予定）の、ショート学園四コマコメディー小説、夏休み編です。 気軽にのんびりとお楽しみください。 先輩店員　保坂立哉（ほさか　たつや） 　　　　　何でもこなす大…

暑い夏の日、彼女はいつもようにアイスを食べていた。 当たり付き棒アイスにも関わらず、中々当たりが出ない彼女は、"当たり"のもたらす幸運を信じていた。 ひと夏の短編ストーリー。

私の家の近所には、悪いお姉さんが住んでいる。綺麗でお金持ちで物知りで、それから小学生で女の子な私のことが好きな、謎めいたひとだ。 　お姉さんは何でも教えてくれる。謎解きだってして…

「僕」…太陽の街に住む手紙書き。誰かの代わりに手紙を書いて、それを太陽に見せる仕事をしている。 「君」…月の街で暮らしている、「僕」より先輩の手紙書き。「僕」に道具を与え、手紙の…

とある屋敷に下働きとして仕える少女、しづ。 彼女はある日、屋敷の姫君である玖子と出会い、時折言葉を交わすようになる。 氷を噛み砕く音を蝉の鳴き声のようだと評する姫君の真意とは。

数十年ぶりの帰郷。新幹線と在来線を乗り継いで地元の駅に着き、閑散としたホームに降りると、久しく忘れていた東北の寒さ。ふと線路を挟んだ向こう側の改札へと渡る階段へ目を向ければ、その…

　醜いが優しい養母に育てられたマカルーシュカ。 　ある日、彼はお嫁さんを探す旅に出る。 　色々なひとたちに助けられながら、彼は旅を続ける。 　そして…。

※後半から良識があり優しい人が読んだら心を痛める描写があるかもしれない。レイティングが必要か判断付きませんでした。 何かあればコメントまで下さい。 ※2021.11.はてなイ…

私にその気はないのである。まったくもって、誓っても良い。だが、どういうわけか、私は物心付くまえから、たくさんの生き物を「ころして」いたらしい。 第四回こむら川小説大賞参加作品。…

　突如現れた「火星機械（マーシャンズ・マシン）」と呼ばれる地球外からの攻撃に対して、人類の英知が生み出した対抗手段「ＭＣＵ」と、それを用いて超人的の能力を発揮する「救世主（セイヴ…

会議中、腹痛に襲われた吉田。トイレに駆け込んでひと心地つくと、そこが見知った会社のトイレではないことに気づき…… 不条理コメディ短編。

製薬会社で研究員をしている有紗は、自他ともに認めるフェミニスト。 どれだけ丁寧に論理展開しても、「君のロジックには愛がない」と言われるのが常だった。 愛なんてなくても、私は生きて…

ある夏休み、ぼくはパンツを履いた。けれどそれは普段僕が履いているパンツよりひとまわり小さくて苦しかった。 そもそもなぜぼくはパンツを履いていなかったんだろう。服を着ていなかったん…

筆頭魔術師兼魔導具師のルシアノは幼馴染のセラフィナの「幸せになってね」という言葉をずっと思い返していた。 そして、次官であるフィトの助言で心を満たすことを探し始める。 けれど、そ…

何が悪かったのだろう。勇者として異世界召喚された俺――宇景海人は自問自答する。 助けて欲しいと乞われるがまま、勇者となった俺は魔王を倒し、この世界を救ったのだが……。 もう用済み…

満月の夜だけ入れる屋根裏部屋で、少女とお月さんが紡ぐ儚い記憶のひとかけら。

心が揺れる瞬間を綴ってみたいと思います。

どこにでもいるような ちょっと女々しい男子高校生と、 イケメン×ミステリアスの 喫茶店オーナーが織りなす 儚くも淡い、「心」の御伽噺。 「私はね、かつて 　人を殺めてしまった…

ブログのアクセス数稼ぎに心霊スポットをまわる主人公の体験を綴った超短編です。