「ただわたしだけが」を含む小説

海の向こうへ憧れて故郷を飛び出した「わたし」は、未だ見ぬ景色や、憧れていた景色を求めて世界を巡り歩く。 誰もいない街道、雨がやまない小道、夜が明けない町など、いくつもの町や街道を…

ねえ。 たとえわたしがいなくなっても、きみはお店で踊り続けたね。 たとえ、わたしがいなくなっても、新しいお店なんて開拓せずに同じものだけ食べ続けたね。 どうだった？ わたしがいな…

『服を織りましょっ、せっせつのせ。 石を拾いまっしょ、よっこらせ。 おねんねしまょう、ねんねこね。 おとうさんがつれて、おかあさんがつれて、 ばっちゃがつれて、じっちゃが…

【短編】【コメディ】【読み切り】 男が砂漠で遭難していた。 目の前に広がるのはひたすら砂丘。 死を覚悟したとき、奇跡のように男は魔法の鍋を拾う。 そして、現れた魔人は――。 …

わたしは白熊亜弥奈。中学は愛媛→沖縄→大阪って、学年ごとに転校。中3で大阪に転校になって、初日から、先生の大阪弁にも圧倒されながらも｢はやく大阪に馴染んで、わたしも大阪弁でしゃべ…

妖精女王の逆鱗に触れた人間が妖精を見ることができなくなって久しい。 そんな中、妖精が見える「妖精に愛されし」少女エマは、仲良しの妖精アーサーとポリーとともに友人を探す旅の途中、行…

全身がダイヤモンドになる奇病・宝石病で母を亡くしたわたしは、クラスの人気者・まりにつきまとわれる。まりはわたしと友だちになりたい、というがまりが大嫌いなわたしは断固拒否。どうして…

40から50代くらいの人が、杖をつきながら、服屋のショーウィンドウをみていた。明るくて、影が濃かった。 電車で髪のべったりとしていて薄いおばあさんに席を譲った。ちょこん、と先っち…

最近お笑い番組で笑ったことある？　 わたしはない。 ついでに、カクヨムの詩で感動？ それもない。 ……、ごめん、嘘は言ってないけど、語弊はある……。 ただ。 「わからないな」とは…

『地味で根暗な鍾乳石が宿り石』の『ステラ・カルサイト』は、二十歳の誕生日に国を追われた王女である。 逃亡の道中行き倒れ、出会った青年『カーティス』に拾われ一命を取り留めるが、…

荻山洋は間もなく誕生日を迎えようとしていた。しかしなんの喜びも覚えることはなかった。今年から真剣に取り組みはじめた創作で、なんの結果を得ることもできないでいたからだ。 どれだけコ…

エイミー・カニングは、五歳の時の顔合わせの際に王子ライオネルを驚かせて楽しませようと落とし穴に落としてしまう。それがきっかけでライオネルに嫌われてしまうも、国王夫妻は「元気でいい…

特別な"ナニカ"は無いけれど、ただ側にいてくれる。そんな人が居ればどれだけ救われるだろう。とりとめのない毎日を過ごす"わたし"の日常をあなたにもおすそ分け。 Wrought b…

　読み専だったここ数年、見聞きした事、感じた事、書いてみた事を挙げてみたいです。 　ジャンル別では、「創作論」寄りかな？　と思いますが余りにおこがましいので「エッセイ」でタグに…

　私は、オンライン乙女ゲーム【聖なる王子様に抱かれて】(R18)の世界に異世界転生させられた。なんと私は悪役令嬢のエリザに転生させられたのだった。【聖なる王子様に抱かれて】(R1…

一人の少女の愛の物語。中世ヨーロッパ風の世界、北の国の森の中。少女は野原で出会った青年によって自分の出自を知る。そして波乱の人生に足を踏み出し、四つの国を巡って失った愛を探し始め…

わたしのまちには、首が曲がっていたり、顔が虹色だったり、ヘンな人がいっぱいいます。ノートを買ってもらったので、これで「ヘンな人」のずかんを作ろうと思います。だって、それが「ぎむ」…

わたしの相棒。 ⚠️アルファポリス様とエブリスタ様にも投稿しています。 .

「おおっ、これこそまさしく聖なる光より出でましし聖女様！」 「麗しの乙女、聖なる乙女！」 気がついたら、後期高齢者な神官風の人々に囲まれていた「わたし」。 いかにも緊迫した空気…

　ある日、俺に小学生の義妹ができた。 　漫画みたいな展開だって思うだろ？　俺もそう思っていたさ。 　だがしかし、俺は知らなかった。 　これは、俺にとって悪夢の日々の始まりだって…