泡沫作家の一家言、って言うか戯れ言

第1話 もっとスキマを！

『もっとスキマを！』

　はっきり言って、ウェブ小説、スマホで閲覧（えつらん）すると、ぎっちり文字が詰（つ）まっていると読みにくいんですよ？

　段落（だんらく）の間を空（あ）けるって手法だけでウェブ小説を記述（きじゅつ）していると、目を離（はな）したらどこまで読んでいたか分からなくなるんです。

　実物の本、書籍（しょせき）は良いんですよ。視線を移して読めるので。

　本・書籍の文字は逃げなくて画面（紙面（じづら））に居座（いすわ）ったままなので容易に見つけられます。

　いや、ウェブ小説はページ送りで読んでいるから関係ない、って方（かた）はすみません。

　ところが、ウェブ小説は、読み進めると次を表示する為（ため）ワイプする時に見逃さないよう文字を追いかけますよね？

　それが、瞬（まばた）きしないドライアイを招（まね）いていると思うんです。

　所々に、いや、そこら中スキマだらけだと文章の形を個と頭は捉（とら）えていて、少々ずれて（ワイプされて）もすぐに読んでいた所を見つけられ目が休まると思うのです。

　台詞（セリフ）の並（なら）びも本来的は連続して書くよう指導（しどう）されて、その通り書くと文章の隙間（すきま）のないギチギチの文字の塊（かたまり）になってしまいます。

　皆さん、どう思いますか？

　たぶん、これを読んでる方（かた）は書くよりも読む方の方（かた）が多いと思います。

　文字がぎっちり詰まって、段落の間しか空白が空いていない小説、読み心地（ごこち）はいかがです？

　作者の皆さんは、自分の小説を書くばかりでなく、人の書いた、言ってみればよく読まれている小説を読んでみましょう。

　もっと言えば書籍を発行された作家のウェブ小説を読んで字面（じづら）のテクニックを学ぶべきと考えますが、どうでしょうか？

　以下、段落を意識した学生時代に習うように書いてみます（配置変換・つめて並べ替え）

注）ぎっちり：擬態語なので「ひらがな」

　ギチギチ：擬声語なので「カタカナ」

　◆

『もっとスキマを！』

　はっきり言って、ウェブ小説、スマホで閲覧（えつらん）すると、ぎっちり文字が詰（つ）まっていると読みにくいんですよ？　段落（だんらく）の間を空（あ）けるって手法だけでウェブ小説を記述（きじゅつ）していると、目を離（はな）したらどこまで読んでいたか分からなくなるんです。

　実物の本、書籍（しょせき）は良いんですよ。視線を移して読めるので。本・書籍の文字は逃げなくて画面（紙面（じづら））に居座（いすわ）ったままなので容易に見つけられます。いや、ウェブ小説はページ送りで読んでいるから関係ない、って方（かた）はすみません。

　ところが、ウェブ小説は、読み進めると次を表示する為（ため）ワイプする時に見逃さないよう文字を追いかけますよね？　それが、瞬（まばた）きしないドライアイを招（まね）いていると思うんです。所々に、いや、そこら中スキマだらけだと文章の形を個と頭は捉（とら）えていて、少々ずれて（ワイプされて）もすぐに読んでいた所を見つけられ目が休まると思うのです。台詞（セリフ）の並（なら）びも本来的は連続して書くよう指導（しどう）されて、その通り書くと文章の隙間（すきま）のないギチギチの文字の塊（かたまり）になってしまいます。

　皆さん、どう思いますか？

　たぶん、これを読んでる方（かた）は書くよりも読む方の方（かた）が多いと思います。文字がぎっちり詰まって、段落の間しか空白が空いていない小説、読み心地（ごこち）はいかがです？　作者の皆さんは、自分の小説を書くばかりでなく、人の書いた、言ってみればよく読まれている小説を読んでみましょう。もっと言えば書籍を発行された作家のウェブ小説を読んで字面（じづら）のテクニックを学ぶべきと考えますが、どうでしょうか？