概要
────わたしは、あなたの力になる。
『地味で根暗な鍾乳石が宿り石』の『ステラ・カルサイト』は、二十歳の誕生日に国を追われた王女である。
逃亡の道中行き倒れ、出会った青年『カーティス』に拾われ一命を取り留めるが、「国にはもう戻れない」。落ち込むステラに追い打ちをかけるように、城の追手が現れ安寧崩壊の嫌疑をかける。
「貴様何をした!? 戻してもらうぞ罪びとめ!!」
「わたしは何もしていません!」
追放され、母国で罪びとの汚名を着せられた彼女に、青年カーティスの声が響いた。
「────選べステラ! 虐げられ生きていくのか!」
青年カーティスと共に逃げ出したステラだったが────安寧の母国の外は、『化生の世廻り』が問題になっているようで……!?
「あなたが望むなら、私はあなたの力になろう」
☆いしが 変える☆
ロマンス*ファンタジー
逃亡の道中行き倒れ、出会った青年『カーティス』に拾われ一命を取り留めるが、「国にはもう戻れない」。落ち込むステラに追い打ちをかけるように、城の追手が現れ安寧崩壊の嫌疑をかける。
「貴様何をした!? 戻してもらうぞ罪びとめ!!」
「わたしは何もしていません!」
追放され、母国で罪びとの汚名を着せられた彼女に、青年カーティスの声が響いた。
「────選べステラ! 虐げられ生きていくのか!」
青年カーティスと共に逃げ出したステラだったが────安寧の母国の外は、『化生の世廻り』が問題になっているようで……!?
「あなたが望むなら、私はあなたの力になろう」
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おおおおおまじですかあああああああああうわあああああありがとうございます!!神様ーーー!!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!初体験の「見る」小説!
生まれつき守護石を宿すセント・ジュエル王国王家の人間の中で、鍾乳石を宿す第16王女ステラ。地味で使えない石だと追放された彼女を拾ったのは、とある秘密を抱えたカーティス。
ステラを失ったことで災厄に見舞われたセント・ジュエルの追手から逃げる二人の逃避行が行き着く思わぬ結末に、きっと読者は驚くはず。
追放から始まる王道のざまぁ展開かと思いきや、抉られた轍の上から新たな道を引いてくれるような爽快感があります。世間知らずの箱入り王女と、彼女の素性を知りながらもそのポンコツっぷりに辛辣を吐き出すカーティスのやり取りは必見です。コメディの名手によるすれ違いラブコメ、さすがです。
次話への引きも力強…続きを読む