「続く？」を含む小説

前作「太陽と向日葵」「夏醒めのカタツムリ」に続く最終章の今作。主人公の浦井直純ことジュートは最愛の恋人であるナツトを病で亡くす。彼の遺言として、２人で行きたかった旅先、養子を迎え…

鬼ヶ原絵空さんは泣く子も黙る鬼の漫画編集者だ。 その眼光は鋭く、ハムスターなら一睨みで昇天するであろう。 対する僕は逃亡癖のある漫画家、小田原パンダ。ハムスターよりも貧弱である…

人と魔の戦いが続く異世界。 人類最強の勇者パーティーで今日も盾として頑張る男、タクト・トリリオン。 なんと彼は全ての命が等しくＨＰ１の世界で、ただ一人５０００００００００００…

夏休み。 主人公の川原千歳は友達の富田弘人とフルダイブマシンのコネクターSPを買いに行った。 千歳の夏休みを満喫する物語。 本当にそれだけか？

　ぼくときみと二人分のサンドイッチを作るのが、ぼくの毎朝のルーティーン。 　牛乳と、ハムサンドと、きみ。ぼくの平和な朝の景色。ぼくがそれを見るのが好きか、というと、好きとか嫌いと…

悪霊が住むと言われるスコットランド辺境の島で灯台の明かりを守る３人は、日夜続く魔物の叫びに悩まされながら、灯台業務の合間に畑を耕し、魚を釣り、ヤギを飼い、雨水で生活し、海に糞尿を…

2020年の晩秋にこの地上を去った親父へ向けた短歌集です。 そんな「親父」の死に際し、そしてその後も続く私の人生の中での「彼」の影響を歌にしていく予定です。 彼の晩年、私は心の底…

時は2718年。 未来の東京である最城市には、時間旅行に関するトラブルに対応するための組織として、FTT株式会社、通称『時間警察』の本社があった。 この物語の舞台は、そんな時…

　その年は雨が降らなかった。 　雨が降らなければ作物が育たない。作物が育たなければ食べるものはなくなり、金を稼ぐことも出来なくなる――。 　雨が降らない日が、一日、また一日と続く…

私が体験した、あるいは体験している心霊体験・怖かった出来事を書いていきます。 まだまだ暑い夏は続くと思いますが、少しでも背筋が凍る思いに出来たら幸いです。

　桜に染まったあの日から十年。中学校卒業と同時に別れが訪れた。 　優しいキスしか残さなかった彼は、行く先も高校も告げずに目の前から消えた。 　痛みを抱えたままの倉木窓夏は、動物園…

　二十三人の死者を出した映画監督は、世間から孤立し、四畳半の部屋に押し込められていた。 　娯楽も自由もない、気が狂いそうな生活の中だが、監督には一つだけ心の支えがあった。 　部…

魔力もゼロ、 何の取りえも才能もないネムリは、家から追放される。 このまま帝都の底辺街で、 冒険者ギルドのパシリとして生きるしかない。 すべてを諦めたその日から …

社会という大きな檻は、坂崎庄吉（サカザキ　ショウキチ）を苦しめていた。苦しむたびに天使が現れる。 天使はただ微笑んで、同じ言葉を繰り返す。思い出したくないことさえ、天使は易々と…

オーティス・レイスは、自分勝手な男であった。 双子の弟ヴィクターの恋人を無理やり自分の妻とし、結婚したのにも関わらず、罪悪感に耐え切れず、外で愛人を作る。これからもそんな歪んだ鬱…

誰もがみんな心のどこかに『闇』を抱えている。 自分自身さえも傷付ける負の感情、悪意は現代社会に蔓延っており、歪んだ心は他人を不幸にしてしまう。 自我を忘れ暴虐をもたらす連続失踪事…

第23回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画　　「あの時と同じ風」　参加作品

暑い日差しが延々と続くようになると、ふと思い出す。 大したことをした記憶はないし、一つ一つも結構おぼろげだが、思い返すと何だかちょっと温かくなる気がする。 それがこれからも続いて…

3.000文字ほどの短編 パッと思いついたのを書き出しました。 最近アセクシャルという概念を知りまして思いつきました。 第二話　続くとは思わなんだ