「捨てないで」を含む小説

年上の恋人に捨てられた上、後輩のミスを被って残業した私は、深夜の帰り道、真っ暗な公園で不思議な小学生の少年に出会う。 少年に誘われるまま夜の散歩へと出かけるが、その少年はどこか…

妻と大喧嘩した俺は捨て台詞を言い残し、そのまま家をでた。少し頭を冷やすかなと思った俺は、深夜の散歩をすることにした。 ※KAC20234の参加作品です。お題『深夜の散歩で起き…

ある日深夜のコンビニ帰りに拾った得たいの知れない生物。捨てられた長靴に暮らすその生物には犯してはならないルールがある。 ルール1　光で中を照らしてはいけない ルール2　じゃが…

迷宮が日本國に出現して早数十年。超越者と呼ばれるものが世界には数十名ほどいた。迷宮内でしか“イケない”女『黒喰』は今日も今日とてナニを“励んでいた”。そこで、迷宮配信者である美少…

一人暮らしの五月は、仕事から帰ってくると家のことを全部自分でしなければならない。しかしふと、ぐちゃぐちゃに丸めて全部捨ててしまいたいと思う瞬間があったのだった。

新公民館への引っ越し中、キャビネットの奥から出て来たサブレ缶。

実家のリフォームの為に、二階を片付けなくてはならない。 でも、二階には、私の青春の全てといっても過言ではないものがある。 それを、私は片付けられるのか？ こそっと他サイトにも掲載…

歴代最低の点数を目にした「俺」は、テストの答案用紙をぐちゃぐちゃに丸めて窓から捨ててしまう。 しかしそのテストは、実は間違えて返却されたもので、自分のものではなく――――

高台に存在している、冬月屋敷。広大な庭には花々が咲き誇り、家は常に真白の壁が保たれるように掃除がされている。 しかし、それは現在進行系で汚山へと変貌していた。 これは、整理整頓は…

KAC20233『ぐちゃぐちゃ』参加作。 もう元には戻らない。

物を捨てられない母親、そこには意外な話が関係していた。 ９割実話です。

　あらゆるモノを思うがままにしてきたソニアは、ある日、全てを捨てて一つの家族に身を寄せる。 　リーフとその息子であるセルに姉として迎えてもらい、三人で家族のように過ごす。 　そし…

『秀丸書店』の優しかったおばあちゃんが亡くなったと聞いて、泣きながら帰り道を歩いていた中学1年生の宝田三恵子。捨てられていたクマのぬいぐるみを拾って持ち帰り、自分の部屋でクマと向…

自然豊かな小衛星・フェイル。フェイルを守るために宇宙から見守っていた宇宙船が、隕石の直撃により、今宵落下した。 流星群を目にし主人公は落下地点にバイクを走らせるが、そこで目にした…

アルビノの子どもカミルが、懐いて慕っている酒屋のおじさまからウェイトベアをもらう話。

ぬいぐるみ供養の滝山神社、今日も捨てられた一匹のぬいぐるみがやってくる。 さて神様を初め。先輩ぬいぐるみのパンダ。御神木の唐変木。 熊のぬいぐるみを慰めることは出来るのか。

人は私のことを呪いのぬいぐるみなんていうでしょうけど、そんな大層なものじゃないのよ。 ただ、怒っているだけ。 ただ、許せないだけ。 だから、私があなたを捨てないことにしたの。 あ…

久しぶりに実家に帰省した雫（しずく）は、両親に命じられて断捨離をする。そして、押し入れの段ボールに入っていたぬいぐるみのニャミィを見つける。子どもの頃の自分がニャミィをどんなに大…

　人間とAIの共存が常識になっている2073年。 　主人公のぼくは、ヒト型ぬいぐるみという仕事をしている。 　ヒト型ぬいぐるみとは、メタバースにおける出産スタイルのひとつであ…

探していたものが突然見つかるみたいな。 ホラーみは薄いです。