「なにぬねの」を含む小説

超絶ワガママなロリばばぁな魔女ゾーラに仕える黒猫女子のイーニド。 イーニドは、とある理由により、毎年ハロウィンが近づく度に憂鬱な気分に陥っていた――

こーんなに、可愛いんですよ？　こーんなに好きなんですよ？ ストーカーだって良いですよね？‪︎♡ ストーカー気質のヒロインと、そんなヒロインに惚れられた主人公のアンバランスラブコ…

　やあ、そこのあなた。……そう、創作活動をしているそこのあなただ。あなたは、物語を書く時、なにを重要視している？ 『想像力や発想力』？　うんうん。確かに、それも大切だね。 　でも…

※結末まで含むあらすじになります。 主人公のナツは、毎年ホタルと特別な夏を探している。 UFO、宇宙人、未来人、超能力者……。 しかし、高校生最後の夏も特別なことを見つけられず…

世界平和を脅かす魔王の脅威に対抗すべく、勇者とその仲間たちが立ち上がった—— けれど、旅立ち３日目で……もう金がない⁉︎ 実力は最強、常識は皆無！そんな勇者パーティが、マネー…

「お前はこれから一人で行け」 赤い砂塵のリーダーで兄のゲンジはイブキに言い放った。 『いやーーー！』 　ゆき姉さんも、カグラも、みんな行っちゃった。 　目的？経験？自分を見つめ…

小さいころからヘビが大嫌いな太陽と、小さいころからお化けが大嫌いな月菜は、血のつながっていない遠い親戚。 けれども、家が近く親戚づきあいが密だったことから、５歳年上の太陽は月菜を…

　悠木湊は新社会人の二十二才。独身。彼女歴なし。実家を勘当されても夢を追いかけ上京したが、やりたい仕事には就けず、仕方なく働いていた会社もクビになってしまう。 　気持ちを晴らすた…

　副題の副題～人を育ててはいけない人の人材育成術～ 「実は、お主は仙人にはなれんのじゃ」 　そう言われて、仙人界を追放された平吉（ヘーキチ）。 　意義を申し立てるも、却下され…

「今宵は現れるのか？」 鬼がである。政勝の問いに澄明は押し黙った。 「それが判らぬのか？」 「いえ」 「ならば何故？何故？結界を張らぬ？」 「すでに鬼の在る所に無意味です」 「ど…

　――暗殺者として、最も重要なことはなにか。 　強さ、スキル、体格……そんなもの、もって生まれた『特異な才能』の前には、些細なことに過ぎない。その『才能』とは、すなわち誰よりも『…

「ふ～～ん。いい子だねえ。清次郎さんだっけ。 あたしはね、この子が気にいったよ」 お芳のはきはきとした、物言いは一人娘で育ち、云いたい放題が許された境遇のせいかもしれない。 「な…

レナリーナはダズベル王国の第3皇女。魔法は苦手だけど絵を描くのは得意。ある日、いつものように転移魔法の練習をしていたら、うっかり転移魔法の詠唱を間違えてしまい、見たこともないとこ…

武蔵国都筑郡杉山神社——神奈川県横浜市、川崎市、東京都町田市、成瀬市などに点在する杉山神社の真のオリジナルはどこなのか？今もって謎めく延喜式の式社。混迷を深める幕末の世情にあって…

不可能依頼ドンと来い！ 世界の命運をかけた決戦場、高い山や氷原の果て、砂漠、はたまた罠多きダンジョンの最奥までも。いかに到達が困難な所であろうと、七里靴を履いた小さな配達員が荷物…

「なにぃっ！？」震える声の知らせを聞いた私は、大きく音を立て椅子から立ち上がる。つか、つか、つか。靴の音を響かせながら部屋を歩き回った。ついでに、持っていたパイプを指でくるくると…

ある家庭のなにもかわりばえのしない日常。 ＿＿＿だと思ってた。 眩い光で朝目が覚めた主人公「冴島綾音」はいつも隣で寝ている妹「冴島霧子」をふとみてみれば見に覚えの無いやけに神々し…

私に、そんな言葉を掛けないでくれ。

「なに、あんた。覗き？」 「水を一杯くれないか」この一見すると全く噛み合わないちぐはぐな会話が、 日本に住むただの会社員、玉野泉と、後に神聖国ヨー ク・ザイの歴代最善最強の王と謳…

「おお、生きてるぞ～」 顔を寄せた刑事が叫んだ。 その横で可不可が長い鼻を突き出していた。 ふたりの警察官に抱きかかえられて、棺桶からよろよろと立ち上がった。 掘り返された墓穴の…