「鯨」を含む小説

同題異話企画に書き下ろしました。企画の趣旨に合っているかどうか不詳ですが、とりあえず 書いてみました。まあ同題異話にこうして書かせてもらえるのもありがたいことです。感謝いたします。

小さな狩人、ルウ。 言葉を知らないルウと不思議な森に、 空を飛ぶ鯨と、喋るカラスが訪れる。 恐怖を覚えるほど美しい森、奥に眠る静かな怪物、風変わりな森の仲間たち。 たった一…

高校二年生の主人公比嘉継 駿とその彼女の青春ラブコメディ そして比嘉継が物心着いた時から居た友人ー...?? そしてこの物語の最大の鍵....鯨....。 この話は甘くて苦い二人…

こんにちは。 下記企画にご参加していただいた作品について感想を書いていきます。 指摘なしの単なる感想です。 詳細は下記。 https://kakuyomu.jp/user_e…

慶応の時代、オチヨは島で鯨漁を取り仕切っている父親に殴り殺され、海に捨てられてしまう。数日後、浜辺に打ち上げられた鯨の死体からオチヨの遺体が現れると、島に変事が起き、父親は変死し…

鯨捕りになることを夢見た少年は、陸軍の飛行兵になっていた。戦争末期。本土防衛のため編成された邀撃飛行隊に出撃命令がでる。その戦闘機群のなかに、あの飛行兵がいた。空の鯨をしとめるべ…

友人のSS企画用短編。 人類の終焉は原因も解析できないような急襲によって訪れた。

　輓近、プロの小説家の語彙の尠さに喫驚した愚生は、日本語の復興の一助にでもなれば、と覬覦し、広辞苑を三回ほど劉覧し、記録しておいた語彙ノートの（ごく）一部を公開することといたしま…

芸大生の私は自分に限界を感じていた。 そんなとき、周囲から「天才」だと目されている同級生・大塚千絵に「絵を描くのをやめたほうがいい」と言われ……。 悩める人に読んでほしい、青春短…

〈空魚〉と呼ばれる生物とともに、人々が空に浮かぶ島で暮らす世界。辺境の街で生まれたネアは、亡き母に教わった歌と物語を愛する少女だった。ある朝、その歌声に引き寄せられるように姿を現…

床に放り出された擦り傷だらけのテレキャスター。そのボディから伸びるシールドはのたうちながら部屋中を這い回り、エフェクターボードにたどり着く前に同じく床に捨て置かれたジャガーに踏み…

ある人物の名前を探す女性。 しかし、その人物の名前は「この世界のどこにもない」 『太初の鯨』という巨大な情報源と、人の情報を宇宙から消し去る空間兵器。 言葉と現実はどう繋がって…

「お願いします！　スイジョー、やってみませんか!?」 モテる事だけ考えて生きてきた男、鯨馬凛太（くじらまりんた）。 高校入学を機に、今度こそ彼女を作ろうと決意した彼の前に現れた…

幼いころ出遭った少女の影を追って、アンリは今日も冷たく暗い海に潜る。 軍人×異種族ファンタジー、第二弾です。

ただの日記です。 ぼんやり生きている僕と、楽しく苦しく考えて生きている彼女とのやり取りを記しただけのただの日記です。 日記なので自由に書いていきます。

２０５４年６月２１日。中惑星通過と破片散乱落下による呼称「スカンジナビアの夜」で世界は崩壊する。世界の崩壊だけではなく、中惑星破片群の襲来によって地球はポールシフトした世界として…

　西暦2019年７月より密やかに続けられていた試行、ここに644,500字の文量をもって成果。 　これは「近代日本文学」なるものへの死刑宣告であり、日本語圏というきわめて限定され…