「鬼×人」を含む小説

　これは今からずっと未来の話。 　人類は鬼という怪物によって絶滅の危機に陥った。 　どんな武器も、作戦も通用しない。それが鬼という存在だ。 　人はそれに対抗すべく、新しい兵器を作…

鬼の角を持った許嫁《いいなづけ》がやって来る。鬼人の棲まう奥深い山の隠れ里から──。

　神聖皇国『旭光』。神話が実在するこの国は『鬼』と称する異能の力を持つ者たちに支配されており、平民である我々人間からは尊敬と畏怖を込めて『鬼族』と呼ばれていた。 　私の父はまさに…

鬼ヶ島に鬼退治に来ようとしている者がいる。その噂を聞いた鬼達とその長は彼について調べ始める。平穏に暮らしている鬼達には、今更退治される謂われなどない。けれど万が一に備え、鬼の長は…

戦乱の世に放たれた、鬼。 人を想って幾千年、人として死に、鬼として生まれ、愛は蘇る。 キスと抱擁ぐらいですが、念のため性描写有りにしてます。

「私のお願い、叶えてくれない？」 そんな彼女の一言から始まった、 俺たちの奇妙な絆。 彼女の過去を知っていくたびに、 それと同時に別れも近づいてるということで……

奥州の伊達家に鬼の名を持つ老人がいた。鬼庭左月斎という武将だ。 左月斎は伊達家最大の危機ともいえる人取橋の戦いで奮戦する。その前夜には、鬼のように真っ赤な月が昇っていたという。

かっちゃんと友達のたけちゃんは、花札、百人一首で坊主めくりをして遊んでいるうちにコーヒーをこぼしてしまいます。 途端に、妹のマミとともに不思議な世界に巻き込まれ……着いたのはお正…

全国各地に突如として大量の殺人鬼が現れてから数年後。 ある一家の元に、1人の殺人鬼がやってきた……

架空の武器を扱うマンイーター、彼らは人に紛れ人を喰う それに望んでなった女殺人鬼 結城馨と望まずなったどこにも居ない大学生 赤桐悠馬の物語

百人一首アンソロジー、さくやこのはな参加作品。 企画サイト http://sakuyakonohana.nomaki.jp/ 「そんなに永遠が信じられませんでしたか」

謎の病で瞬く間に滅んでしまった人間社会。 感染者は「屍畜」と呼ばれる人の肉を食らう化け物となり、わずかに生き残った人間の脅威となっていた。 歴史の闇に息をひそめていた吸血鬼たちは…

　古瀬カコは、高校からの帰り道で落下してきた鉄柱の下敷きになって、死亡した少女。目が覚めると自分の体なのに自分の体ではないような違和感を覚える。その違和感の正体は、人鬼になってい…

どこか遠い星―――もしくは遠い未来の話。 食物連鎖の頂点は人間でなく、人間じみた『鬼』でした。

　ただの平凡な高校二年生、賀上明はちょっとした気まぐれから、偶然、人ならざる気配を放つ少女と遭遇する。そこから全ては始まった。 　屍喰鬼、人狼そして吸血鬼……。 　闇を駆ける異形…

殺人鬼。 人を殺さずには生きていけない彼らは彼らなりに生きていく。 どうして殺すかと問われれば、殺したいから殺すとしか返せない。 なら、きっと、いつか彼らには途方もない罰がくだる…

半年前の天災で人は人ならざる者が認識できるようになった。 が、そんなことはどうでもいいんだ。 僕は、僕の日常を過ごす。 そう、水面下の出来事なんて知ったこっちゃないさ。 その日常…

　高校最後の夏休みに二人で田舎へ旅行に来た真理と悠莉。 　そこは、かつて、殺した相手を食べると言う殺人鬼、食人鬼のいた村だった。

鬼譲りの白煙と自称する絵門定経（えもんさだけい）なる人物を追う、青年と少女の物語。 絵門に行き着くために、彼が「鬼を譲った」ものたちの痕跡を辿る青年と少女は、今日もまた、新たな堕…