「翡翠」を含む小説

翡翠女学院―そこは厳格な進学校であると同時に、選ばれた生徒に「タレント」と呼ばれる特殊能力を与える奇妙な学校であった。女学院で出会った詩織・雫・柊の三人。彼女たちは女学院の中で無…

大陸の極東に位置する島国『アマテリア皇国』。 かつて、『和国』と呼ばれていたこの国に、 大陸の西方から青い目と金色の髪をもつ異国の人々――欧州人が移り住むようになってから、はや…

人間性に怒りを感じ、 将来に不安を感じ、 どう接するべきか判らない。 むしろ理解したくない。 関わりたくもない。 そう考えるのはぼくの心が狭いせいですか。 クリソプ…

近代文学史創作、井川（恒藤）恭×芥川龍之介のブロマンス……？ 恋愛……？ くらいの、淡いお話です。濡れ場は無いですがキスシーンはあります。 【あらすじ】 大正4年、夏。 京大に…

石で絵を描いてます

人外ふたりのやりとりを中心とした、雰囲気重視の物語です。 （人間との心温まるような交流は基本的にありません） 一話完結。 どこから読んでも問題ありません。 ときどき続きを書く…

公開中の『月郷憧憬』の続きです。 滅びた地球を眺めながら、月で暮らす翡翠と遠雷の1年間。 翡翠の気持ちの変化と、遠雷にとっては理想郷だと感じていた月にも隠れていた、暴力と差別。そ…

少女の願いが叶い、物語が始まる夜を描いた短い短いお話です。 私にとって、この作品が始まりのお話になります。これからいろいろな方、小説と出逢えますように。

悪魔になってもうすぐ１ヵ月の翡翠明兎（ひすい　みんと）。 去年まで違うのは堕天使のライトと下級悪魔のルルアがいること。 そんな時、札幌で単身赴任をしている父が帰ってくる。 これは…

　私たちは二つで一つ、一つで二つ。私は人の子、私は科学の申し子。私は人の心、私は鋼の心。私たちは元々一つが二つ、二つを合わせて一つになる。 　西暦20XX年、ロボットサイエンス…

文明の光に照らされた現代日本。 しかしその裏側には、世界を脅かすおぞましき邪神やその眷属が潜んでいた。 祖父の遺産である超科学兵器、パワードスーツ・黎明を受け継いだ高校生、御堂暁…

僕は洞窟に空の絵を描く。 僕の一筆で、彼らは笑顔を浮かべた。 僕の一筆で、彼らは感嘆の声を上げた。 そして僕の一筆で、彼らは死ぬのだ。 これは、空の青さに呑まれた僕と、翡翠色に…

景浦　れい様の自主企画に参加します！ https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891015079 「あれはお前だったに違いない」

下町の食事処〈青燕〉のひとり息子は、父親の手伝いをしながら過ごしていた。時に幼なじみの少女の恋愛相談に乗り、時に親戚に当たる町憲兵から睨まれて送っていた何でもない日々は、ちんぴら…

【書籍化記念　書き下ろし短編掲載！】 小説第二巻　９月５日発売！ 翡翠の迷宮と呼ばれるダンジョンの第二階層には一体のユニークモンスターが存在していた。最弱の魔物とも呼ばれるゴブ…

21世紀。 他人と関わったり、コミュニケーションを取ることを極めて苦手とする「灰色の人類」たちは、コミュニケーションによる高度で発達した社会を築く「現人類」の世界から逃れるために…

賢人は総合商社に勤める20代。 総合病院の待合室で、翡翠という名前の少女と出会う。 商社マンと自称巫女。二人が「神の絵」と「地獄の絵」を巡り舞台は東京から四国・九州、そしてベトナ…

「こんな仕事もういやじゃあああっっ！！」 学生の頃より派遣会社で馬車馬の如く働いていた器用貧乏かつ万年貧乏の黒鳥《くろとり》 翡翠《かわせみ》。なんやかんやで異世界転移した後も…

五百年以上のときを生きる吸血鬼。真紅の髪と翡翠の瞳をした彼女を人はいつしか紅血姫と呼んでいた