「伝承」を含む小説

卑怯ですが、さっきまで書いていた短編に、強引に『ささくれ』を埋め込みました（笑） ありかな？　ありです！　ばれなきゃ、あり！

それは遠い昔のこと。〈朔の夜の迷い人〉と呼ばれる存在がいた――。 ヴォルテンブルグ家の娘イングリッドは日々、終わりの見えない王位継承争いを打破すべく実父へ様々な提案を試みていた…

ここでは、日常様々な作品や出来事に触れるなかで、私が思いついたことなどを思いつくままに書いていきたいと思います。 何もないときにまかせて、浮かんでは消えていくとりとめのないことを…

数年前まで不審死が繰り返されていた村に赴任した阿久津巡査。ある夜の見回りで阿久津は、大慌てで何かから逃げる傷だらけの少女と出会った。 阿久津と同僚の土御門が話を聞いたところ、少女…

神様の伝承が残る小さな町、「幻花町」。その町に住むビビリな中学生、拓馬が後輩に誘われ、肝試しに行くことになる。それが恐怖の始まりとも知らずに。彼らは神様に勝ち、恐怖を終わらせるこ…

これは伝承と化した〈神の奇跡〉が失われ、銃火が騎士を淘汰した時代の物語。 滅びゆく大陸の覇権を巡って対立を続ける〈帝国〉と〈教会〉の戦争は、開戦から十二年が経過してなお続いてい…

雪上 理来は頬杖をつき、ゼミの教室で他の生徒が自己紹介していく様子を横目に眺めていた。 成績は上の中。 何をやってもそこそこ出来たので挫折を味わうことなく何事もこなしてきた。 見…

あなたと友人の源雄二は、岐阜から飛騨金山の駅へ電車旅をしている。 飛騨金山の駅の前にはトンネルがあり、そこを通過したとき、あなたは... 飛騨金山での、忘れられない旅をあなたへ。

天狗ではない、天ッ狐という名をもつ者たちの話。 とある伝承の主人公たちの実際の姿は…白が好き過ぎる狂人に、ツッコみ星人、ただのおじさん…?! ドタバタしながら人々の願いを聞き、…

「破滅の相」の舞台からおよそ六十年前——。 樹海を縫うように流れる大河——リクアラ河。 河を境界にして二つの勢力が、東西に別れ対立。西側では終わりなき抗争が続いていた。 そんな中…

　やるなと言われるとやりたくなる そんな男だからこそ、見捨てろは絶対助けろになる 　勇者の通らぬ道を、勇者と同じ心で歩む 　　　──【逆張り勇者】── 　領主の息子とし…

「眠るというのはどんな気分なのかしら」月を見上げて魔女が言った。眠ることも、滅びることもできずに永遠の時を生きる傲慢の魔女グリシフィア。七人の大罪の魔女の一人にして、自身の劇的な…

舞台は、光の女神への信仰が根強い王国、ソルアラ。 ここでは、およそ五百年に一度、魔王の魂がこの世に蘇る。 それは、魔王となる運命を持ってして生まれた者にとっては呪いであった…。

神々が99番目に創ったとされる世界――ツクモ。 "和"な文化と思想、感性が浸透したその異世界には、脈々と語り継がれている、一つの伝承があった。 『――世、乱れる時、光の刀持ち…

三国志からアニメの歴史 中国の料理にまつわる歴史 日本の歴史 ほかの海外の歴史に迫る ミステリーツアーへようそこようそこ。

主人公の鼓太郎は最近近所で暴れている不良に絡まれ心底参っていた。行きつけの布屋の店主、時枝に悩みを告げると彼女は何やら考えがある様子。鼓太郎は時枝を通して不思議な何かを感じ取って…

大冒険がしてみたい。 ギャルに憧れるギャル未満――暇を持て余していた朝顔菊莉は、不思議な路地に迷い込む。 そこはなぜかずっと夜の世界。 道に迷い疲れ切った時、喋れる黒猫に出会った…

（前作　第一部「カナリアイエローの下剋上」はこちら ： https://kakuyomu.jp/works/16817330650440159922） ＜あらすじ＞ 　前回の…

ふとしたきっかけで京都で出会った、富田雅（みやび）と榊原俊（しゅん）は、美術館を廻ったり京都の古刹を拝観する。 やがて雅は俊に想いを寄せるが、一旦は離別する。 しかし自らの想いと…