概要
役立たない力同士の血塗られた狂熱のデスゲーム
10人の男女が「役立たない」異能力を抱えたまま、密室の施設で殺し合いを強要されるデスゲームが開幕。自分の影を1秒だけ操れる高坂宏太や、ジャンプの着地音が楽曲になる宝生ルカなど、奇妙な力は戦闘には不向き。それでも出口を探し、殺し合いを避けようともがくが、追加ルールの圧力で仲間を疑い、裏切りが続出。深まる恐怖の中、眠れぬ苦悩やカレーしか嗅ぎ取れない感覚、ピンクに染まる服など、能力の呪縛が悲劇を呼び起こす。次々と血が流れ、管理室を巡る死闘が激化していくなか、最後まで生き残る者は誰なのか。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?