概要
僕の詩が体育館を救う
校内放送から突然「詩人がおったらここまで来い!」という声が。そして、校庭には悪魔が。女神ムルサイセイヌが魔法を使うには、人間の詩情が必要らしい。現代詩人になりたい作次郎は、「セントラルポエマー」葉那と共に悪魔から体育館を護るため詩を詠むが……
読んでいただきありがとうございます。
これからも良いものを書いていけるよう精進します。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!矛盾を自覚し難に挑む
評者は、本作の作者である清水らくは様を作家と思っておりましたが、Xにて現代詩の同人誌の一つにお名前があることを知り、詩の界隈にいらっしゃる人と知りました。
そのことを踏まえ、レビューというより、私的な気持ちを勝手に語らせていただきます。
カクヨムの読者は現代詩に関わりが浅い人が多く、現代詩の界隈をよく知りません。そこに例えば「日本の現代詩を確立した人は誰?」と問うても分からないと思います。日本に古くからある万葉集などの詩歌ではなく現代の詩の形を作ったのは誰か。詩に詳しい人の間では萩原朔太郎(はぎわら さくたろう 1886-1942)だとして衆目一致します。それを知ると本作の主人公の名前が…続きを読む