10月末日、カクヨムにて衝撃が走った。
それは、AIによる執筆作品がランキングの1位を取った……という事ではない。
問題は、その作家が「1日に38作品も同時更新を行った」という、人力では到底不可能な投稿を行ったという話題が、SNS上を駆け巡った事である。
また、特定ジャンルにおいてはAI生成と思われる作品の大量投稿によってランキングが埋め尽くされるなど、明らかな異常事態も見受けられた。
イラスト界隈で多くの論争を巻き起こしていた生成AI問題が、物書き界隈でもようやく認知され始めたのである。
個人的趣味の範囲で楽しむ、あるいはごく限られた閉鎖環境で同好の志の間だけで楽しむのであれば、それも問題ないだろう。
しかし、その数が大量で、かつPVに応じたインセンティブが支払われるとなると、話が変わってくる。
金儲けのために際限なく、膨大な数のアカウントが生成AI作品を投稿したならば?
おそらく、サイトがAI作品に埋め尽くされ、正常なサイト運営にも影響が出て来ることだろう。
サイトを壊しかねない勢いで増えるAI作品は、いわばサイト内の癌細胞ともいえる。
であるならば、我々はせめてもの抵抗として、そのような生成AI作品を避ける事で、収益の一助になるような行動を避ける必要があるだろう。
しかし、AI作品か否かを見極めるのは、素人目にはなかなか難しい。
が、幸いなことに本作には、それらAI生成作品を見抜くテクニックがいくつも掲載されている。
本作を読めば、日々大量に投稿される作品の中から、どの作品がAIによるものなのかを見極める事ができるようになるはずだ。
より良い読書経験のためにも、本作は目を通しておいた方がためになることだろう。