本屋の娘

父の幸次郎が経営する書店の経営状態が悪いことに危機感を覚えた秋元早苗は、ある作戦を考え、それを実行に移す。
『カップル棚大作戦』と自ら名付けたその作戦は、最初のうちはあまり客が入らず、成功とは言い難かったが、実際にカップルになった高校生にインタビューする姿を、動画配信したところ、それを観た者が一気に店に訪れるようになって、たちまち人気店となる。
しかし、その後SNSで誹謗中傷されたり、他店に真似されたりするうちに、段々と客が減って来て、また元の閑古鳥状態となる。
その後も新しいバイトを入れて、店はなんとか持ち直すが、そのバイトが突然店を辞めてしまう。