三つの世界からこんにちは！

　ここ第四の世界は魔族の包囲によって滅亡の一途を辿っていた。それはこの世界に生きる人たちの選んだ宿命だとして女神は考えていた。それがこの世界の運命であって、そこに住む彼らはそれを受け入れなければいけない。
　滅亡する道へと辿ってしまったのだから。

　それにしても、この世界はどうもおかしい。
　もしかするとこの第四世界は女神の知り得ない、もしくは把握しきれない何者かによって操作されているのではないか。
　そう考えた彼女は独断でとある決断をした。

　それは、それぞれの世界から英雄たちを集めることだった。