第15話 恐るべき新人二人
先日、って言っても随分前になってしまいますね。かなり更新していなかったですから。
歓迎会の話は少し書きましたね、一人目の新人の。
その一ヶ月後くらいだったかな、もう一人増えまして。その二人が物凄く個性的なんですよ。
一人目は、あるスポーツ(武道)だけやって給料をもらってきた元公務員で、一般的な社会人の常識が全く通用しません。
そしてもう一人は、元宗教家。これまた一般的な良識とはズレている。
一人目はDさん、二人目はウッズさん、としておきますが、Dさんは私よりも10歳ちょい年上です。が、先日温厚な私(いや、本当に)から「愚痴ばっかり言ってねえで仕事しろ! ○○がっ!」などと叱責されるくらいの所謂ポンコツです。
自動車の運転免許も取ったばかりなのですが、それにしたって雑な運転で、彼が乗る会社所有の車は、僅か一週間で車検に通らないだろうな、と思われるほどボッコボコに。それでも「へへへ」と全く気にしていない。
もう私には関わるなっていうオーラを出しているので、近寄ってっもきませんし、目も合わせません。
で、ウッズさん。
何かにつけスマホを持って、動画を撮っている。人が作業している様子とか、主に何かに苦戦している様子、あまり人に見られたくないような光景を好んで撮影している。まあ、盗撮ですね。
その動画をSNSにアップこそしませんが、LINEで誰かに送って笑いのネタにしている様子。趣味が悪い。
あと、先日職場の人の誕生会をした時、飲酒運転で帰宅したらしい。私は彼より先に帰ったので、現場を確認していないのですけどね。
私、飲酒運転する人が一番嫌いって言っていいほど嫌い。
アル中ならまだ理解できる。だって、依存症は厳しい病気だから。もちろん許せることではないけど、力になりたいと思える。
でも、ただただ身勝手なだけの飲酒運転は、もう殺意さえ抱いちゃいます。っていうと流石に大袈裟か。
ただ、次回未遂する場面を見かけたら、本人に警告の上、社長に解雇するように進言しますね。
そんな二人を見ていると「ああ、人を見る目がないE会長だからこそ私のことも採用したのだろうな」と思ってしまうし、実際そうなのだろう。悲しい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます