第2話 昨年の忘年会について

 特定有人国境離島地域に暮らす2023の最後に、忘年会について触れていたのを忘れていた私です。

 新年からバッタバタでしたよね、皆様も。

 事件事故災害にカクヨムコン。それらのことは置いておいて、時間を2023年12月22日に戻します。


 今年は忘年会が3回。内2回参加。その最後の会です。

 私が雇われている会社の忘年会なのですが、関連会社(元請け等)からも5人くらい参加。

 去年のエッセイにも度々登場していた福岡から島流しにあっているKさんもいました。


 一次会では特にエッセイのネタになることもなく。うん、なかった、よね。

 あー、社長の娘さん(何人かいるうちの誰か知らないけど)が私のインスタの文章読んで感心されているようです。しきりに社長の奥様がそう言って褒めてくれるのですが、私はもう会社のインスタの中の人はやりませんから。

 あとは、同じ店内に某銀行の支店長がおりまして。私の姿を見つけると、スマホを手に嬉しそうに近寄ってきます。この時点でお察しです。

「西野さーん、やっと釣れたよお」

 果たして何が釣れたのか。写真を見ると……

「うわっ、ふとさー(大きいなー)」

「40センチ超えとったよ」

 まあなんとイサキでした。40超えると値段も味も跳ね上がるイサキです。なんとも羨ましい。

 そして次の一枚へスワイプ。

「釣ったの自分じゃなかけど、持たせてもろうた」

 釣り人あるあるです。人の釣った魚を持たせてもらって写真撮影。でも、ネタばらしが早すぎますよね、支店長。嘘がつけない正確なんでしょう。

 そんな他人の釣果横取り写真はこれまた40センチ以上のオオモンハタ。美味しいお魚ばかりで羨ましかったなあ。


 さて、二次会。

 一次会では例の島流しKさんと離れた場所にいましたので、会話も何もなかったのですが、二次会では真向かいに。

 しかしKさん、私と話すどころか目を合わせようともしません。どうやら私の「怒り」が伝わっている様子。

 いや、伝わっているのなら、謝罪しろよと思うのでした。

 そして我が社のボスもいい感じてアルコールが回って来た頃。

「ゆうの歌聴くまで帰れん」

 的なことをほざき始めます。

 私はこの日歌う気なんて全くなく。

「あー、はい」

 と生返事して無視。


 同席の愛煙家もアルコールに支配されはじめ、火のついたタバコを手にして私の近くを通り始めたので、そろそろ帰りたいなあと、離脱。

 あー、なんて退屈な忘年会。


 そういえばこの時期はまだ寮住まいでMくんと同居中。

 Mくんは一次会の店に車できていましたが、一次会からお酒を飲んで、一次会の店に車は放置。二次会会場までは他の人の車に同乗して移動。

 二次会終了まで居たら、Mくんを乗せて帰らないといけなくなるので、早目に退散したという理由も大きいですね。

 何故当たり前のように飲まない人間が飲む人間の足にならねばならないのか。これ、飲み会で納得いかないことのひとつですね。

 会費はなく、全部会社持ちなので飲まない人にありがちな「割り勘負け」はありませんが。

 飲み会の時は何かと飲まない人は損です。

 普段の生活では、飲む人は晩酌代が大変だなと思いますけど。


 来月はじめ、遅めの新年会が予定されています。仲良しさんだけの集まりで個人宅にて行います。

 色々書きましたけど、飲み会自体はね、普段聞けない話も聞けますし、食べられないものも食べられて好きなのですよ。


 次回はまた少し元気が出てきたら更新だ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る