第23話 他の島へ始めて行ったお話
ご無沙汰しております。
まず主題と関係ない話で申し訳ないのですが、ここしばらく「文フリ」の準備に時間を割いていて、ヨム方を含めてカクヨムから遠ざかっていました。
で、この「文フリ」ですよ。
「文フリファン」なら当然知っていることでしょうが、公式では「文フリ」という表記を推奨していません。
その理由が「文フリ」だとどのようなイベントなのか伝わりにくいから、らしい。
いやおまえ「文学フリマ」でも全然伝わらんわ。
そもそも「フリマ」は「フリーマーケット」の略ではない、なんて言っている奴が「文フリ」はダメって言うのがおかしい。ちゃんちゃらおかしい。
そんな文フリの準備もほぼ終わり、創刊にほんの少し携わっている雑誌のお手伝いもひと段落し、行ってまいりました、福江島(五島市)に。
皆さん地名出しても分からないでしょうけれど、地名出していくので地図アプリ、地図サイトを開きつつ見ていただけるとより今回は楽しめるかな。
「いや、別にそこまではしたくないです」
あ、なんかすみません。はい。ふーん、と流してくださいませ。
で、5日土曜日の早朝、宇久平港4時5分発のフェリーに乗り込みます。往復分をWeb予約してありますが、支払いと発券は当日。
予約確定メールには以下のように書いてありました。
§
■お支払料金 ¥1,680
■お支払方法 当日乗船時購入
■お支払期限 2024/10/05 03:35 (土曜日の前売事前購入は12:00まで)
※チケット発券手続きについて
当日窓口に予約番号をお伝え下さい。
博多発は出港時刻の1時間前までに窓口へお越しください。
五島発は出港時刻の30分前までに窓口へお越しください。
※お支払期限を過ぎると、予約はすべて自動的に取消されます。
§
ポイントは支払期限。乗船当日の出船30分前までに窓口で払わないといけない。
ところが、です。
当日窓口が開く気配がない。
窓口の中は電気がついているけど、カウンターのカーテンは閉じられたまま。時折ドアを開閉する音が聞こえるも、カーテンは開かない。
そうこうしている間に支払期限の時刻を経過。
サイトで予約情報を確認すると、支払期限を過ぎたためキャンセル扱いになっている。
普通なら慌てるでしょ?
でもね、ここで私が思ったのは「なんだ、じゃあもっとゆっくり出てきても大丈夫なんじゃん」ってことです。
博多からやってきたフェリーが到着すると、釣り竿の入ったロッドケースを持った下船客がわらわらと降りてきまして、降り終えたのを見計らって乗船します。そこでひと言。
「発券まだです」と。
「はい、右手のインフォメーションカウンター前でお待ちください」
やっぱり。早朝窓口が開かないのは仕様ですね、そうなのですね。
でも、ネット予約のページのどこかに、ひと言書いておけばいいのに。
そんなわけで、電車内で切符を買うような感じで、乗船後に支払してチケットを受け取ったのでした。
ちなみに、宇久平から福江の通常料金は片道2,890円です。私の往復1,680円がいかに割引されているか(税金がつぎ込まれているか)が分かりますね。凄いですね。
さて、そんなフェリーが到着すた福江港から小泊、大浜まで歩き(地図は各自見てね)、大浜から目的地である富江まではバスに乗りました。
いやあ、五島市は人が多いね。観光客も多いね。そして移住者も多いね。
大きめのスーパーもドラックストアもあるし。
そんな五島市の富江町で、八月末に住民を軽いパニック状態に陥れる事件があったそうで。
なんと、その地区でメインの商店が経営破綻したんですね。
みなさん、ニュースで見たことあるでしょうか? 企業や店舗が倒産したと報じるニュース。
その法人の入り口で呆然とする従業員にインタビューする報道陣。
「朝いつものように出社したら張り紙がしてあって。ちょっと訳分からなくて呆然としています」
なんて。
多くの企業が突然倒産する、店舗が突然閉店する。それには「ややこしくなるから」という単純な理由があるのですが、どうしてややこしくなるのかを説明するのは単純ではないので、割愛します。
まあ、破産法で禁じられている行為を効率よく避けるため、という程度に認識しておいてください。
この富江町から五島市の中心部までは約15km。車だと20分程度で行けます。車だと、ね。
それでも大型店(と言ってもさほど大きくはないけど)がひとつ島にできたとなると、個人商店はダメージ受けますよね。じわじわと、着実に。
こういう商店にこそ、税金って上手く使ってあげられないのかなあ。
二か月ほどごろごろしてれば(プロット練れば)一本物語が書けそうですが、書くのかな、書かないのかな。
書いてカクヨムコン? いやいや、ぜってぇ読まれねえ。
「異世界に転生したら村にある唯一の武器屋が経営破綻したので再建に尽力しました」
とかじゃないと読まれねぇ。
あ、最後になりますが、久しぶりにリンガーハット以外のちゃんぽん(一杯千円)を食べたら、そのスープの濃さに「これはスープの密度で満腹になる!」と思ったよ。
いやあ、年寄りにはリンガーハットのチープな味が丁度いいわ。
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