おかねのつかいみち
ゔぃれ
第1話 プロローグ
あっつ!!
お気に入りのナイフが刃こぼれした。
「流石にこれ以上は無理か……」
僕の名前は、城田 京也。大学4年生。
今、ロボットのプラモデルを作っていた所だ。
僕は昔からプラモ作成が好きで、大学では模型サークルに所属している。
勿論サークル活動だけでは飽き足らず、こうして家でも常にプラモデルを組み立てている。
今、大学では文化祭が開催されていて、展示だけ済ませた僕は家で大人しくプラモデル作成に勤しんでいる。
……が、プラモ作成中にお気に入りのナイフが欠けてしまった。
何度も砥ぎながら使っていた所為でもう限界が来てしまった様だ。
取り敢えずその場しのぎでいいので、すぐにお手軽なナイフが欲しい。
ナイフを買いに行く為、手早くお出かけ用の服に着替えるとそのまま家を出る。
「……どうせなら買い物ついでに学校の様子でも見てくるか……」
あまり乗り気ではないが、取り敢えず大学に向かう事にした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます