概要
かつて人だったモノで人でなしを裁く──これはそんな処刑人の備忘録。
「あなたの罪、ここで裁きましょう」
この世に未練を残し、死霊としてこの世に留まる魂達。
そんな彼らを使役しながら、罪から逃れたひとでなしの悪人達を裁く処刑人の青年がいる。
彼の名は──久道書哉(くどうふみや)。
休日は花を愛で、静かに暮らす彼だが、仕事は着実にこなす。
罪人の情報を把握し、その上で裁きを……処刑を行う。
それらの裁きを記録するため『全国霊能者連合(ぜんこくれいのうしゃれんごう)』より派遣されている少女、石神玻璃(いしがみはり)と、『日本裁定協会(にほんさいていきょうかい)』に所属し仕事の仲介を行う烏衣恭史郎(ういきょうしろう)。
敵でもなく、仲間でもない二人と共に彼は処刑人として、裏で生きる。
これは、そんな彼らの備忘録。
(こちらはカクヨム様オンリー作品となります)
この世に未練を残し、死霊としてこの世に留まる魂達。
そんな彼らを使役しながら、罪から逃れたひとでなしの悪人達を裁く処刑人の青年がいる。
彼の名は──久道書哉(くどうふみや)。
休日は花を愛で、静かに暮らす彼だが、仕事は着実にこなす。
罪人の情報を把握し、その上で裁きを……処刑を行う。
それらの裁きを記録するため『全国霊能者連合(ぜんこくれいのうしゃれんごう)』より派遣されている少女、石神玻璃(いしがみはり)と、『日本裁定協会(にほんさいていきょうかい)』に所属し仕事の仲介を行う烏衣恭史郎(ういきょうしろう)。
敵でもなく、仲間でもない二人と共に彼は処刑人として、裏で生きる。
これは、そんな彼らの備忘録。
(こちらはカクヨム様オンリー作品となります)
応援ありがとうございます!
これからも精進して行きますので、何卒よろしくお願い致します!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!微妙な関係の3人が行う黒い仕事
司法では裁くことができない犯罪者を裁く処刑人、久道書哉。
彼には石神玻璃と烏衣恭史郎という仕事仲間がいるが、その関係は微妙で、決して良いとは言えない。仕事仲間という言い方すら語弊がある位だ。
処刑人という立場上、作品にはどうしようもない犯罪者が残酷な目に遭うという表現がある。だが、それをするにあたり、死霊を使役するという久道の設定が細かく、処刑のシーンでは残酷ではあるもののある種の美しさを感じることができる。
また、微妙な関係の仕事仲間の書き方もよく、ギスギスしながらも仕事の関係は保つという丁度いいところを表現している。そして、それがあってこそ、終盤の展開はたまらない。
2万…続きを読む