概要
【カクヨムコン9】「ずっと応援していたんです。誰かさんの諦めた夢を」
佐倉常春(さくらつねはる)は中学生のときに『ハル』名義でボカロ活動をしていた。
柊桜空(ひいらぎさくら)は同い年で活動しているハルに憧れて歌を始めた。
しかし『薄っぺらい』『恋愛経験ないのにラブソングとかイタい』などの年齢を理由にした荒らしの酷評に晒されハルは、チャンネルを閉じてしまう。
この時点で二人に接点はなかった。
心折られたハルは無気力に過ごしていた。
けれど高校進学しクラスメートの柊桜空(ひいらぎさくら)から疑似恋愛契約を持ちかけられて日常が一変する。
恋愛感情はない。
でも恋愛はしたい。
だから互いに恋愛感情を抱かない相手としてハルを選んだ。
桜空の目的はハルにボカロ活動を再開してもらうこと。
恋愛感情はなかったので疑似恋愛の形にした。
こうして一つ
柊桜空(ひいらぎさくら)は同い年で活動しているハルに憧れて歌を始めた。
しかし『薄っぺらい』『恋愛経験ないのにラブソングとかイタい』などの年齢を理由にした荒らしの酷評に晒されハルは、チャンネルを閉じてしまう。
この時点で二人に接点はなかった。
心折られたハルは無気力に過ごしていた。
けれど高校進学しクラスメートの柊桜空(ひいらぎさくら)から疑似恋愛契約を持ちかけられて日常が一変する。
恋愛感情はない。
でも恋愛はしたい。
だから互いに恋愛感情を抱かない相手としてハルを選んだ。
桜空の目的はハルにボカロ活動を再開してもらうこと。
恋愛感情はなかったので疑似恋愛の形にした。
こうして一つ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!もどかしくて、甘酸っぱくて、てぇてぇ!
高校進学で同級生になったどこか似たところのある主人公のハルとヒロインのサクラ。同じ図書委員ということもあり意気投合する。
恋愛小説を書くにあたり登場人物に感情移入できるよう、疑似恋愛をハルに持ちかけるサクラ。
互いに恋愛感情を持たない同士から始まった疑似恋愛だったが次第に本気の色が混じり始め……っとここまでは割とよくあるラブストーリー。
しかしそこにこの作者の作風の特徴ともいえる『めぐすり節』が入ることで一気に面白みが増すのが興味深いところ。
とにかくヒロインが賢くて基礎スペックが高くて、妙に行動力があって、あとかなり大変なバックグラウンドストーリーを背負っていて、常に斜め上の行動で…続きを読む