概要
その愛、貫けますか?
新聞記者で在日三世の阿久津斗真は、ある人物から実母の足跡を探すように依頼を受ける。親族の元へ行きその歴史は日本が韓国を支配下に置いていた統治時代までさかのぼる。曽祖父母や両親が出会い愛を知っていき、彼らと関わる人々とともに朝鮮半島で生きて貫いてきた意義を知っていくうちに、斗真は自分の存在価値を考えていくようになる。一九二〇年代、一九六〇年代、そして二〇一二年と約百年近くに及ぶ家族の絆を結ぶ群像劇。
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