概要
僕の犯行を見抜いたのは、あなただ
小学6年生の木林 樹(きばやし いつき)は、とある理由から理科室のアルコールランプをこっそり持ち出した。次の日、すべてうまくいったと思った矢先昼休みに呼び出しをくらってしまう。先生からはアルコールランプを持ち出した所を見たという生徒がいたと聞かされたが、樹にはそれが嘘だとすぐに分かった。
「一体誰が? どうやって僕の犯行を見抜いたんだろう?」
不思議に思った樹は、1人捜査を開始する。
ただ一つわかっているのは、その探偵はこの小学校の中にいるということだけだった……
この事件をきっかけに、樹の小学校では不思議な事件が次々と発生する。
こうして犯人たちによる、『探偵探し』が始まった。
「一体誰が? どうやって僕の犯行を見抜いたんだろう?」
不思議に思った樹は、1人捜査を開始する。
ただ一つわかっているのは、その探偵はこの小学校の中にいるということだけだった……
この事件をきっかけに、樹の小学校では不思議な事件が次々と発生する。
こうして犯人たちによる、『探偵探し』が始まった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!探偵は誰? 殺人なんて起きなくても、日常は事件や謎で満ちている!
ミステリーは「誰かが死んだり、不幸な思いをしたりするから苦手」「文章もストーリーも硬くて読むのが大変」。そんな思い込みはありませんか?
この小説は小学6年生の木林くんを主人公に、犯人ではなくて「探偵」を探す、逆転のミステリーです!
最初のお話では、主人公である木林くん自身が「犯人」です。木林くんの「犯行」の腕前もなかなかのものなのに、一体「探偵」はどのようにしてそれを見破ったのか? 「探偵」は誰なのか!?
犯行にも推理にも、思わず唸ってしまいました。
作品全体を流れる優しい雰囲気や、登場人物たちの交流、成長も素敵です。冒頭に挙げたような物語が苦手な方も安心して読むことができますし、人間ドラマ…続きを読む