概要
そんなつもりはなかったのに。私のせいで、あんなに恐ろしいことが……
今さら何があったかなんて、話す必要ありますか?
理由なんてありません、魔が差したから、やってしまったんです。
あの人のことは何も知りません。名前も知りませんでした。
だから、あんなことになったんです。
約束してください。
これからの話は全て本当のことです。
今日、私が体験した出来事です。
どうか信じてください。
そして、私を助けてください。
理由なんてありません、魔が差したから、やってしまったんです。
あの人のことは何も知りません。名前も知りませんでした。
だから、あんなことになったんです。
約束してください。
これからの話は全て本当のことです。
今日、私が体験した出来事です。
どうか信じてください。
そして、私を助けてください。
応援ありがとうございます。些少ながら、限定版の近況ノートも公開しています。よろしくお願いします。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!その恐怖は ペタリペタリとやって来る
とある女子高生が怯えながら話すのは、自分を襲った恐怖の体験です。
成り行きで財布を拾ったことから巻き込まれていく得体の知れない現象。さざ波が次第に大きくなるように、迫ってくる恐怖感。
あらゆる現象が余りにもリアルに描かれています。1ページあたりの文字数が短く、絶妙に気になるところで切り取られているので、つい怖い物見たさで次話に進んでしまいます。
じめっとした空気、べたりとした感触。正に自分が体験しているような感覚になり、思わず自分の手を見つめてしまいました。
ああ、怖い。だけど、続きが気になる・・・。
お願いです。怖いから一緒に読み進めてください。この秀逸なホラー小説を・・・。