星川亮司

他の方のレビューで大方の感想は言われ尽くしているので、多くは語りません。 魔法の使えない王女が、商才で未来を切り開く話。 筆跡が優しく丁寧で、作者の面影が垣間見え、読者を世界に…続きを読む

生きた言葉で生き生きと本音語りのエッセー。そうなんですよね近況報告だと使い捨てになるので考え者ですね。生きた言葉が一番面白いですよね。楽しく拝見させていただきました。

しっかりとした構成で、読みやすく、時代者の語彙と、現代の感性の語彙を組み合わせたハイブリット時代劇。 まだ、作者は実験的に短編にするようだが、いずれこの作者の博雅先生は長編で輝く実…続きを読む

表面だけを見る他人には、ボロのランドセル。しかし、自分にとっては兄との絆を繋ぐ宝物。 話は、変わりますが、例えば震災や津波で、瓦礫にそのランドセルがあったとしましょう。片付けをする…続きを読む

綿菓子のように甘いものの、一本ちゃんと割り箸が通っているお母さんの話。成人までは、このお母さんの綿に包まれているけれど、社会にでるお子さんは、改めてお母さんのありがたさをしるんだろ…続きを読む

ドラキュラをモチーフに、作者独自のアイデアを織り交ぜて描いた意欲作。

隠し文字■■■■、■■■、■■■■■と出てくる。
おそらく、アレだろうと予測をつけて、答えを探してたら、あっという間に最新話まで読んじゃいました。

そんな手がありましたか😆

まず、配信する手法がおもしろい。 侍が、異世界転生するとこまでは普通思いつく。 そこに、その活躍をバトルを配信するのは、正に今の時代の感覚で面白い。 一気読み間違いなしの作品…続きを読む

短編連作集ではあるが、どの作品も昭和以前の村社会の田舎の因習のようなものを背景に感じる。 この作者の描き出す先には、江戸川乱歩、横溝正史につらなる未来があるかも知れない。 考えさ…続きを読む

この作品は、まるで舞台だ。 主人公は精神病院に居る元俳優。 役なのか、自分なのか、ないまぜに生きる。 そこに、刑事がやってきた……。 舞台の幕が上がった。 これからの連載が楽しみ…続きを読む

ライトな文体で、貧富の格差が招く近未来のディストピア。 そこでも懸命に生きる青年たちの姿が、貧困化を放置する現代日本の未来の姿に見えて胸に迫る。 作者の未来視に脱帽のライトSF小説…続きを読む

日本だと、東京の青山辺りでしょうか、感じの良い店を見つけて、ドアを開けたら、流れてくるあたたかい音楽。 グラスゴーを舞台にした、店とそこに集まる人と音楽セッション。 行間にこも…続きを読む

勇気を出して　踏み出してみよ 今日、風が私の背中を押してくれるなら、 一歩踏み出してみようと思う。 〆のこの短歌には、背中にさわやかな風が吹いてきました。 心地よい時間を…続きを読む

漢・山県昌景、内藤昌豊、馬場信房の討ち死に、史実は決まっていますが、夏希殿の愛で史実をひっくり返してほしかった。
それは、できませんが、昌景の死は寂しいですね。

異世界と現代の狭間で、尼僧が奮闘する話。
これは、よく書けて面白そうだ。
期待作！

時間があったので一気読みしちゃいました。平助の生きざま沁みますねぇ。

私は、たまたまこの作品に出合いました。
優しい筆跡で語られる文章は、痛みから、心の回復、当たり前にある癒しの日常へ。小さな幸せに気付いてゆくように感じました。

この小説は面白い。本文もさることながら、主人公のおっさんのステータスがおもしろい。 おっさんだけあって、そのステータスには性癖をにおわせるユーモアのある設定がある。 読んでてにやっ…続きを読む

４０代のおっさんの私にには見につまされる歴史であり、懐かしく輝かしい歴史である。私は、なんだか心に沁みました。