この作品は、まるで舞台だ。主人公は精神病院に居る元俳優。役なのか、自分なのか、ないまぜに生きる。そこに、刑事がやってきた……。舞台の幕が上がった。これからの連載が楽しみだ。
夢想家。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(193文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(739文字)
この物語の登場人物を、私は好きになれません。しかし、一人一人が「ミスキャスト」という舞台をつくっていく為に必要な役割を演じ切っており、大変興味を惹かれました。
80年代を舞台にある役者の過去と現在が交互に繰り広げられる…かつては役者として活躍していた主人公。しかし現在は精神病院の中であらゆる役を演じ続ける…主人公にとって何が現実なのか。虚構との境目が曖昧…続きを読む
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