蛇に睨まれた少女

本作は現代の日本を舞台として、女子高生がふとしたことから怪異に巻き込まれていく物語です。
通学の電車で見かける不審な男を蛇に例えていた彼女でしたが、あるとき財布を落としたところを見かけて持ち去ってしまいます。それから彼女の身には奇怪な出来事が起こるようになるのでした。

少女のどこか違和感や不安感を抱かせる語り口が絶妙で、読んでいると言い知れぬ恐怖が忍び寄ってきます。

その他のおすすめレビュー

アクリル板Wさんの他のおすすめレビュー697