太陽の国のカラマックス

激辛スナック菓子「カラマックス」は、老舗メーカー「海老（かいろう）」のロングセラー商品である。
真夏のある日、海老の社員・才川明は、謎の国イーアへ派遣される。「カラマックス」が突如イーアで大人気となり、その実態把握の市場調査と、激増するイーア人の問い合わせに答えるお客様相談室の担当窓口という2つの任務を果たすために。
海老イーア支店で才川をサポートするのはイーア人の3人。日本語を話す18歳の少女、とてつもないデブ、そしてキャリア不明のチンピラ。
激しい夏の光が降り注ぐ太陽の国という異世界で、才川の熱く激辛なビジネスが始まる。

第8回カクヨムWeb小説コンテスト「カクヨムプロ作家」部門　応募作品