ゲーム世界の悪役に転生した俺、悪役ムーブしかしていないのに何故か人々に感謝され成り上がってしまう

とあるゲームの貴族の息子である悪役のカインに転生した主人公。

しかし原作のカインはやることが原作主人公への悪口程度で序盤に倒されてその後出番が無くなる悲しきキャラ。
やることがショボすぎると感じていた主人公は原作のカインをはるかに超える悪党を目指す事にした。

主人公のやることは許されることでは無いのに、許されるどころか何故か悪事をきっかけに物事がいい方向に進んでしまうことで人々に感謝されてしまう。

｢俺はただ悪党を目指しているだけなのに？！｣

そして主人公は好き勝手に生きているだけなのに何故か勝手に成り上がっていってしまう。

大悪党を目指すつもりが何故か真逆の人々に好かれる大英雄になっていってしまう。