概要
たとえどんな形でも、あの二人は確かに友人だったのです。
貧乏絵師の描いた絵が夜中に抜け出した⁈
どうにかこれを探してくれないか──そんな話を聞いた団子屋の娘たまは、妖斬りの夜四郎も巻き込んで、またまた妖探して東奔西走することに。時を同じくして、町には『顔のない辻斬り』の噂が流れ始めて──。
妖を視ることのできる町娘たま×妖斬りの侍夜四郎コンビのあやかし退治譚、第二弾開幕!
⚠️この作品からでも読み始められますが、シリーズ第一作は『ろくろくび』となります。https://kakuyomu.jp/works/16816927861903766084
※隙間時間に読めるように五千字前後で各話分割しています。
どうにかこれを探してくれないか──そんな話を聞いた団子屋の娘たまは、妖斬りの夜四郎も巻き込んで、またまた妖探して東奔西走することに。時を同じくして、町には『顔のない辻斬り』の噂が流れ始めて──。
妖を視ることのできる町娘たま×妖斬りの侍夜四郎コンビのあやかし退治譚、第二弾開幕!
⚠️この作品からでも読み始められますが、シリーズ第一作は『ろくろくび』となります。https://kakuyomu.jp/works/16816927861903766084
※隙間時間に読めるように五千字前後で各話分割しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!アイデンティティを巡る問いを内包した、エンタメ時代活劇。
妖を視ることの出来る少女と、妖を斬る半死半生の侍。
ユニークな取り合わせの二人が、妖に関わる事件を解決する本作は、前作の明るさやほのぼのした人情を継承しつつも「自分とは何者なのか」というアイデンティティを巡る現代的なテーマ性に深く切り込んで、非常に読み応えがありました。
特に後半に入ってからの登場人物の心情描写が細やかで、現代人にも通じるものがあり、心理小説としてもたいへん面白かったです。
物語のテーマは重いですが、クライマックスの活劇のドキドキハラハラや、主人公の夜四郎の格好良さ、もう一人の主人公であるおたまちゃんの健気な可愛らしさ、登場人物たちのテンポの良い会話の妙など、エンタメとして…続きを読む