概要
メイドロボットが来るだけの話で、昔スクエニさんの最終選考に残った奴です
あるトラウマが原因で、人の顔を見ると頭痛を起こしてしまうが故に、屋敷に引きこもっていた武文。
そんな彼の元へ、会社を経営している父から、一体のメイドロボットが届く。彼は、人間の身勝手さから生まれた彼女に、深い感慨も無く『アワレ』と言う名を付けた。
ロボットだからこそ、人の心を癒せる、そんなものかもしれない。
2009年に開催されました、第六回スクウェア・エニックス小説大賞で、最終選考を通過したのに、賞を貰えなかった為、完全に無かったことにされていた作品です。
10年以上前の作品にも関わらず、無加筆無修正でお届けします。若かったんだな、と思って読んで頂けたら幸いです。
そんな彼の元へ、会社を経営している父から、一体のメイドロボットが届く。彼は、人間の身勝手さから生まれた彼女に、深い感慨も無く『アワレ』と言う名を付けた。
ロボットだからこそ、人の心を癒せる、そんなものかもしれない。
2009年に開催されました、第六回スクウェア・エニックス小説大賞で、最終選考を通過したのに、賞を貰えなかった為、完全に無かったことにされていた作品です。
10年以上前の作品にも関わらず、無加筆無修正でお届けします。若かったんだな、と思って読んで頂けたら幸いです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!スクエニの最終選考まで残った、埋もれていたた名作
主人公武文は心に傷を負って、人間の顔を見る度に酷い頭痛がする常態に陥っていた。
そんな武文も元に、AIが搭載されたメイドロボット(アンドロイド)が送られて来た。
それは、武文の父親の計らいだった。
武文はそのメイドロボット(アンドロイド)にアワレと名前をつける。
アワレは感情をもったアンドロイドではあるが、負の感謝を持ち合わせていない。
人間のエゴで造られた感情制御されたアワレを武文は「哀れ」だと思いアワレと名付けたのだ。
しかし、アワレと過ごすうちに武文に変化が現れる。
向き合えなかった過去と向き合い、前へ進む勇気を持つように、なる。
その頃にはアワレは武文になく…続きを読む