第38話 なにこれ?





《ラプラスの悪魔》を発動すると床全てが光で包まれている未来があった


「アイ!天井見れるか!」

『無理ッス!』

フールは地面には逃げ場がないと思い、天井が見えるかアイに聞くが見えないほど高いようで《ショートテレポート》が使えない


『壁!』

「はっ!」

ソウルに言われ、壁の方を向きアイに尋ねる

「見えるか!」

『できるッス!』

「《ショートテレポート》!」

テレポートと同時に白竜の破壊砲が放たれる


「【キメラ+モウル】」

フールは最近【キメラ+モウル】で地面以外に壁などにも潜ることができることがわかり壁の中へと入っていく


白竜はフール達を倒したと思ったのか、元の場所に戻り睡眠を取っていた


「どうする?」

『不意打ちで一撃当てれば殺れるッスか?』

「いや多分だが気づかれる」

『【補助の魔眼】と【雷撃の魔眼】でサポートして持ッスか?』

「それでもだ」

壁の中で3秒ほど悩みフールが一か八かの勝負に出る


「【霊体分身】【残像】」

壁から出て、30mは距離があるが持ち前の俊敏で距離を詰める


白竜は先程倒したと思った相手が5人に増えこちらに近づずいてくるのに驚き一瞬だけ動きが止まる


『《感電》』

さらにアイのサポートが入り、白竜の動きが止まりフールはどんどん近づいていく


感電から解放された白竜はフールとの距離が10mもないことに焦り、手当たり次第にフールに攻撃する


「【転移魔法】《場所変更》」


【転移魔法】

《場所変更》

効果

消費MP3,000

対象と自分の位置を入れ替える



《ラプラスの悪魔》で次はどのフールが攻撃されるかを知り、本体が攻撃される時だけ霊体分身と入れ替わり白竜を混乱させていく



「いける!《ジ・エンド》」

白竜の元までたどり着き勝負を決めにかかるフール



ザシュ



「よし!」

『まだ生きてるッス!』

「何故だ!即死するはずだろ!」

『10,000ダメージしか受けてないッス!』

「ッ!」


白竜は悠長に考える暇を与える訳もなく、前足でフールを潰そうとしていた


『左手だけ【変身】して!』

「わかった!」

ソウルから指示を受け左腕の〔魂の腕輪〕をスライドする


『そのまま左手で白竜を【吸収】して!』

「は?!そんなんできねぇよ!」

『いいからして!信じて!』


言われるがまま白竜の足に左手で触れスキルを叫ぶ


「【吸収】!」

すると目の前の白竜がどんどんと小さくなり、左手の中に吸い込まれていった


「何が起きたんだ?」

初めて起こる現象にフールは混乱する



――――――――――――――――――――――――


Lv300

名前 フール《永遠の友・副ギルドマスター》

職業 魔術師

種族 人型キメラLv220

装備

〔HP・MP増幅イヤリング〕〔鬼と狐の合体面〕

〔プレミアムローブ〕〔夢と希望の物語セット〕

〔連撃の義手/右〕〔空想の義足/左〕

〔一撃必殺のスナイプショット〕〔魂の腕輪:英雄・白竜〕

HP100+24,130〔+300〕

MP180,000+35,000〔+800〕

筋力5,730+8,460〔+200〕

防御0+4,180〔+430〕

俊敏10,000+5,800〔+350〕

魔力5,730+5,510〔+310〕

器用4,030+4,430〔+1,500〕

SP9150

固有スキル

【吸収】【SP獲得アップ+100】【変異種】【キメラ】

魔法系統スキル

【錬創術】【遅延魔術LvMAX】【転移魔法LvMAX】【始祖魔術LvMAX】【魔法陣LvMAX】【エンチャント】【治癒魔法LvMAX】【防御魔法LvMAX】

強化スキル

【ステータス強化LvMAX】【キラキラエフェクトLvMAX】【効率化】【連撃】【チャージ】【光速】【破壊力】【MP系統超強化】【気配探知】【体術LvMAX】

耐性スキル

【仮死】【斬撃吸収】【我最強】【残像】【霊体分身】

その他スキル

【ロマン】【ストレージ容量アップ】【天使殺し】【剣生成】【召喚】【鍛治】【大罪人】【竜殺し】【初見殺し殺し】


テイムモンスター

《アイ》

Lv289

HP10,100

MP18,500

筋力・防御・俊敏・魔力0

器用27,000

固有スキル

【ステータス変化】

スキル

【解析の魔眼】【雷撃の魔眼】【補助の魔眼】【千里眼】

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る