第22話 相手目線






Lv100

名前 メディー

職業 罠師

種族 兎人Lv90

装備

〔女神の物語セット〕〔俊敏の靴〕

〔MPアップリング〕〔俊敏アップリング〕

〔あの日の夢〕〔魔力アップリング〕

HP50

MP26,100+430〔+3,100〕

筋力0

防御0

俊敏2,500+720〔+60〕

魔力2,100+220〔+310〕

器用3,000+950〔+300〕

SP0

固有スキル

【跳躍】【地獄耳】【SP獲得アップ+50】

魔法系統スキル

【罠魔法LvMAX】【透過魔法LvMAX】【魔法陣LvMAX】

強化スキル

【高速】【魔力】【コントロール】【超器用】【野望】【天才】【俊敏超強化】

耐性スキル

【状態異常完全耐性】【死に損ない】

その他スキル

【美に取り憑かれしもの】


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このゲームを始め、私は自分の求める美しい物、綺麗な物を生み出していっていた。

その過程で強くなって、戦えるかな?と思いイベントに参加した


ここなら綺麗な物を見れるかもしれない

ここなら誰かが綺麗なものを作るかもしれない


そう思いお得意の【罠魔法】で敵を倒していく


「【罠魔法】《連続トラップ》」

次々と仕掛けた罠が連鎖反応を起こし起動し相手にダメージを与える


連続で罠が起動する様はいつ見ても綺麗だ。





「もういいかな」

プレイヤーの人数が減り3人になった時に相手の足元に罠を設置する


プレイヤーの足元で爆発が起き光の粒子となって消えていく


「誰がどう倒したんだよ!」

そう叫ぶ狐と鬼の面をしたプレイヤーが叫んでおり、あれが最後と思い罠を設置する


「どうもー」

罠の設置が終わり相手の注意をこちらに引く

罠の設置中は【透過魔法】で姿を消しておりバレる心配はない



相手のポイントが1だったので漁夫の利を狙っていたことがわかる

「漁夫の利狙ってたでしょ」

「そうだな」

「ほら、私を倒さないといけないんじゃない?待ってあげるから最大火力をぶち込んでいいよ!」

攻撃させカウンターを狙おうと思い、相手を煽り攻撃させた


(かかった!)

物理攻撃でも魔法攻撃でもあらかじめ設置した罠が跳ね返すので相手が倒れるまで待とうと思った


「【始祖魔術】《超新星爆発》」

小さな岩が飛んできており、微妙に吸い込まれる感じがする


パキン!


岩が跳ね返り相手にあたり爆発する


「おぉ綺麗だ、、、、、、」

相手の攻撃の爆発が綺麗で思わず呟く


私はアナウンスがならないので多分どうにかして生きてると思い、わざとらしく言い放つ


「ごめんね?魔法跳ね返しちゃうんだ」

罠に微妙な変化があり背後に回られているのを察知しその場から飛び抜き、それと共に火柱の罠を設置する


「ッ!」

相手の目の前から火柱が上がる

「いやぁいつの間に背後にいたの?」

「何故バレた」

「アナウンスがならないから警戒はするでしょ」

「チッ」

「まぁいいや。仕切り直しとしよう」

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