第33話 ギルド





ピロン

『ギルド対抗戦があるけど参加できるかい?』


28階層をクリアすると突然Eさんから連絡が来た


「ギルド対抗戦?なんだそれ」

『ギルドVSギルドのイベントだよ』

「強制参加か?」

『強制ではないけど出来れば参加して欲しいかなぁ』

「多分参加できない。対抗戦はいつ頃だ」

『一週間後』

「すまないあと1ヶ月は参加出来ねぇ、てかギルドに顔出せねぇ」

28階層に来るまでに1ヶ月はかかっているので残りの階層をクリアするのに最低でも1ヶ月はかかると予想していた

『わかった、顔出せるようになったら言ってね』

「おうじゃぁな」

『じゃぁね』


____________________


5日が経ち、ギルド対抗戦が始まる


「みんな頑張るぞ!」

「いきなりどうしたんだマスター」

マスターことEさんが一人ではしゃいでる姿にビックリしたウォウ


「どうしたんだとはなんだウォウ」

「いや、急にはしゃぐから」

「そんなことより副マスターは?」

紫の軽鎧を着た少女マキュがEさんに質問する


「来れないって」

「私たち一度も副マスターを見てないよね?」

黒い白衣に身を包んだ女性メイクがみんなに疑問をぶつける


「メディーと僕は会ったことあるよ」

「えっ私副マスターに会ったことあるの?!」

会った記憶が無いメディーはEさんの言葉に驚く


「とりあえず副マスターは来れないから僕達だけで頑張るよ!」

その言葉を最後に会場に転移される




『ルールは代表を5人決めてもらい一体一のPvPをしてもらい、三本先に取った方が勝ちです』


「じゃぁ事前に決めた通り順僕、メディー、ウォウ、メイク、マキュの順番でシナムは今回は出ないでいいね」


「「「「異論なーし」」」」


「では頑張ろう」




Eさんたちは順調に勝ち進んでいき決勝戦まで来ていた


『決勝は解説のテツがお送りするぜ』

実況がテツに切り替わると会場が盛り上がる


『それでは決勝戦永遠の友VS《最大の力》』

『それでは両者フィールドに出てきてくれぇぇぇ』

フィールドには漆黒の鎧を着たEさんと淡く光る白色の鎧を着たプレイヤーが登場する


『なんと!2人ともイベントで1位を取っている強者だぁぁぁぁ!面白くなりそうだぜ!』


「もしかしてトルチか?」

「そうさ」

「あの後どうしたんだい?」

「頑張ったよ!次はあいつを倒そうと思って頑張ったよ!強くなったよでもあいつ最近見ないんだよ!戦いすら挑めない!頑張ったのに、、、、、、」

「、、、、、、そうか頑張ったんだな」

Eさんはよくトルチが心を折らずに頑張れたなぁと思い感心したが、可哀想な犬を見ているようでそんな気持ちは無くなった


『話は後で!レディー!ファイト!』


________________________


Lv158

名前 E《永遠の友・ギルドマスター》

職業 騎士

種族 吸血姫Lv137

装備

〔血吸いの大剣〕〔身代わりの命〕

〔暗黒騎士の物語セット〕〔HPアップリングEX〕

〔MPアップリングEX〕〔英雄のバッチ〕

HP50+350〔+1,400〕

MP50+350〔+1,100〕

筋力0+45〔+300〕

防御0+45〔+300〕

俊敏19,850+45〔+100〕

魔力0+45〔+200〕

器用0+45〔+100〕

SP0

固有スキル

【吸血】【SP獲得+50】【暗視】【始祖】

魔法系統スキル

【血魔法LvMAX】

強化スキル

【ステータスチェンジ】【ステータス超強化LvMAX】【唯我独尊】【大剣術LvMAX】【高速】【怪力】【忍耐】【魔力】【コントロール】

その他スキル

【SP獲得500】

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