人外プレイヤー達のVRMMORPG〜人間やめてキメラになったぜ！

第54話 お前もだ！

すぐに試合が始まりフールとウォウが闘技場に転移される

闘技場は直径1kmの広さがあり端まで行くと5mほどの壁がある

「では始めるか」

「そうだな」

2人は所定の位置につき試合が始まる

「【耐久】【頑丈】【守護者】【防御力超強化】【硬化】

今の俺は動けないがHPが増え防御力は10,000,000程ある！」

Lv110

名前 ウォウ《永遠の友･所属》

職業 盾の帝

種族 人型ゴーレムLv69

装備

〔HP超強化コア〕〔破壊のグローブ〕

〔我慢の物語セット〕〔MP蓄電器〕

〔帝の耳飾り〕〔白金の両手盾〕

HP2,025,000

MP500〔+3,000/3,000〕

筋力8,000〔+4,000〕

防御10,035,000

俊敏0

魔力0

器用0−50〔−3,000〕

SP0

固有スキル

【SP獲得アップ+150】【鈍足】【硬化】【取得経験値10分の1】【帝の片鱗】

魔法系統スキル

【防御魔法LvMAX】

強化スキル

【耐久】【怪力】【頑丈】【守護者】【防御力超強化】

耐性スキル

【全攻撃耐性･大】【状態異常完全耐性】

その他スキル

【生き抜く心】【不屈の闘志】【不器用】【最強の一角】

「お前の全力の一撃を受けてやる！こい！」

「うーん全MPを使った《夜空の星の流星》でも削りきれないしなぁ」

『あんな不正みたいな攻撃する方がおかしいと思うッスよ』

「どうしよう」

『【禁断魔法】を使って何かスキルを底上げすればいいんじゃないスか？』

「考えたけどそんな上手く行くとは思わないからなぁ」

『やるだけやって見たらどうスか？』

「そうだな」

「【変身･白竜】×【禁断魔法】《破壊の権化》」

《破壊の権化》

防御を捨て破壊だけに特化した姿となる

効果

30秒間

ステータスの合計が筋力と俊敏に均等に振られる

今のフールのステータスは

Lv300

名前 フール《永遠の友･副ギルドマスター》

職業 白竜

種族 人型キメラLv220

HP4

MP4

筋力1,224,444

防御0

俊敏1,224,444

魔力0

器用0

SP0

特殊スキル

【真･破滅魔法LvMAX】【白竜の加護･滅】

全スキル使用不可能

となっており30秒しか変身が出来ないが驚異的なステータスを得ることが出来る

「【白竜の加護･滅】【真･破滅魔法】《崩壊する生命》」

【白竜の加護･滅】

効果

3分間筋力が4倍される

《崩壊する生命》

効果

5秒間筋力が4倍され相手に与えるダメージが3倍になり、3分後与えたダメージの100倍のダメージを受ける

「いくぞ！」

「来い！」

フールはウォウに向かって真っ直ぐ進み心臓部分に強烈な拳を叩き込む

「うおッ！」

「まだだ！」

一撃で終わるはずがなく連撃を叩き込み着々とダメージを与えていく

「結構ダメージ受けたぞ」

「なんで死なないんだよ」

とてつもない威力の攻撃を50回程喰らわせたが耐えているウォウを見て有り得ないと驚いていた

「いや、普通はダメージすら与えられないほどの防御力なんだぞ、なのに18万ダメージ喰らったぞHAHAHA」

「18万も受ければ普通のプレイヤーは死ぬんだよ！」

ウォウが笑って受けたダメージについて語っているがフールの言っているように普通のプレイヤーでは耐えられないはずのダメージだ

だが今のウォウは200万のHPになっており18万のダメージはちょっと痛い程度ですんでいる

「壁役なら頼もしいな､､､､､､」

「HAHAHAありがとう、ではこちらからもいくぞ！」

ウォウから距離をとり【変身･白竜】を解除する

「【防御魔法】《シールドバッシュ》吹っ飛べ！！」

「ッ！」

ウォウは攻撃判定を付与したシールドを殴り飛ばし遠距離攻撃を可能とさせていた

《シールドバッシュ》

盾で叩いたりして攻撃する盾使いが使う初歩的な技

効果

盾装備時使用可能

消費MP50

自身の防御値の10分の1のダメージを与える

フールも【防御魔法】を持っているので《シールドバッシュ》の能力は知っているがウォウが使用するとバカにならないダメージを受けるので飛んできた盾の恐ろしさはよくわかる

「その技は盾を飛ばして攻撃する技じゃねぇよ！」

「考えたんだ、ここから動けない中味方をサポートできないかって、そうしたら思いついたんだ。」

「盾を飛ばせばいいって？」

「そうだ、そして生まれたのがこの方法だったて訳だ」

「んな無茶苦茶だ！」

フールがウォウに向かって叫ぶがこの試合を見ているギルドのメンバー全員は心の中で同じことを思っていた

『『『『『お前も無茶苦茶だよ』』』』』