人外プレイヤー達のVRMMORPG〜人間やめてキメラになったぜ!
ZuiZui
第1話、第2話 プロローグ
基本は男を中心として話は進んでいきます。
第1話が短くなったので合体させました
初めての作品ですです。暖かく見守っていただければ嬉しいです
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とある男は
「人間には限界があるしなぁどうにかしてもっとハチャメチャに動き回れねぇかなぁ」
と思い
とある女は
「このリアルに忠実なVRMMOで走る、ジャンプ 、反射神経、動きに関する行動は極めた
けどれどその他ははどうやってもリアルを強くしないとダメだから僕には無理だ。どうしよう」
と悲しんだ
とある女は
「綺麗なものを作っても造っても創っても私が求めるものでは無い!」
と叫ぶ女の前に魔法を使い綺麗な景色を創り出すCMが流れた
「あぁ、あんなふうに魔法で綺麗なものを創り出せればいいのに、人類にもそんな機能つかないかなぁ」
と呟いた
3人の目の前にあるCMが流れる
『なんでも出来るVRMMORPG』
そのCMは素早い動きで野原をかける獣人や、剣を勢いよく振り下ろし大きな岩を真っ二つにする人間、どんな攻撃にも耐えている鎧の巨漢、魔法で美しい花火を創り出す魔法使い、かわいい動物たちと戯れている少女、など自分たちができることを極限まで自由にできるようにしたVRMMORPG
3人はこれがあれば自分たちが想像することが出来るかもしれないと思い購入する
「「「これがあれば」」」
これは人間を辞めたいと願った人間たちの物語である
――――――――――――――――――
「やっと届いた!」
とある男は興奮のあまり箱を落としてしまう
「いてっ」
「だ大丈夫だよな、壊れてないよな」
箱を開けて無事を確認する男
「無事みたいだな」
『なんでも出来るVRMMORPG』を箱から取りだしさっそくプレイする
「事前にアバターは作ってあるからあとは専用の機械でVR空間に入るだけだな!」
(VR空間にダイブしますよろしいですか?)
「よろしいです」
(では快適な時間をお過ごしください)
――――――――――――――――――――
白い空間に降り立つ男、男の身長は172cm程で至って普通の容姿だ
『今からステータスなどを決めていただくために来ました案内人Aです』
「うわっビックリしたー」
突然目の前に現れた案内人Aにビックリする男
『今からステータスを決めていただきます』
「会話とかしないのね」
『これが私たちの役目なので』
「えっ」
『どうかしましたか?』
「も、もしかしてだけどこれから出てくるNPC達って受け答えがしっかりしたりして雑談とかもできたりして」
『はい、私たちノンプレイヤーキャラクターは超高性能AIが組み込んであるため運営側になにかされない限り自由に行動します』
「ほへ〜」
『ではステータスを決めていただきます』
男の目の前に半透明で宙に浮く板が現れる
Lv0
名前未設定
職業未設定
種族未設定
装備なし
HP50
MP50
筋力0
防御0
俊敏0
魔力0
器用0
SP100
スキル
なし
『それはステータスボードといったものです。他人が見ようとしても見えないようになっているので人前でも気にせず出すことができます。もし人に見せたい場合はプレイヤーネームを言ったあとで開示すると宣言すれば見せれるようになります』
『HPは残りの体力を表します。HPが0になると死亡し、最後に立ち寄った街で復活します。死亡した場合死亡ペナルティーとして所持金の5分の1を失い一定時間ステータスにデバフがかかります。
MPは魔法を使用すると減り時間が経つと回復します。
筋力は攻撃力などに影響します。
防御は防御力影響します。
防御は物理、魔法、どちらにも効果があります。
俊敏は攻撃速度、素早さなどの速さに影響します。
魔力は魔法の威力、効果に影響します。
器用は命中率やアイテムを作る際の成功率に影響します。』
『スキルは特定の行動や特殊なアイテムを使うことによって獲得できます。ステータスを決める際には3つ好きなスキルを選ぶことができます。』
『SPはステータスポイントのことを表しステータスに振ることでそのステータスをあげることが出来ます。SPと引き換えにスキルと交換することも出来ます。』
『SPはレベルが上がると50獲得できます。』
『特定の装備は筋力に依存せず器用や俊敏に依存することがあります。』
『ではステータスを決めてください』
「先にスキルを決めれたりしませんか?」
『可能です』
「おぉすごいある」
男の目の前には10,000を超えるスキルがある
この中から3つを選ぶのは骨が折れるので普通は案内人Aに聞いて自分のステータスと合うスキルを選んでもらうのだが、この男はステータスを決めていないため案内人Aどうすればいいのか分からずオロオロとする
「なんかいいスキルはないのかなぁ?」
探すこと5時間
「おっこれとかいいな」
男の目に映るスキルの名は【錬創術】
【錬創術】
どんなものでも同じ重さのものであれば創り替えることができる。また物と物を合成することも可能
「他にないかなぁ?」
さらに3時間が過ぎスキルを決めステータスも全て決めた
「これでよし」
『終わりですか?』
「はい」
「何時間も待たせてしまいすみません」
『いえ、大丈夫です。これが役割なので』
『ではステータスの最終確認を行いますのでステータスを見させていただきます。』
Lv0
名前 フール
職業 魔術師
種族 人間
装備
〔蛇腹剣〕
〔ボロボロのローブ〕
HP50−10
MP50+50
筋力0+2〔+10〕
防御0+2〔+1〕
俊敏0+2
魔力0+2〔+4〕
器用0+2
SP0
スキル
【錬創術】【仮死】【ロマン】【遅延魔術LvMAX】【光魔法Lv4】【ストレージ容量アップ】【転移魔法Lv1】【ステータス強化Lv1】【キラキラエフェクトLvMAX】【魔法陣Lv3】
SPを全てスキル習得に使ったためステータスには一切振っておらず【ステータス強化Lv1】で全てのステータスが+2され、職業ボーナスでMPが+50されたがHPが−10になってしまったその他の+値は装備によるものだ
『これで本当によろしいのでしょうか?』
「なにかダメな点でも?」
『いえ、そういう訳では、ただなかなか見ないステータスをしているので』
「普通ではどんな感じなんですか?」
『普通はステータスを振ったあとそれにあったスキルをおすすめするのでステータスを振っていないというのは、、、』
「まぁ大丈夫ですよ」
『あなたがよろしいのならいいんですが』
最後に案内人Aは残りの説明をしフールをゲームの世界へ送り届ける
『では良いVRライフを』
その言葉と共に男、フールの視界は真っ白な光で埋め尽くされた
フールがプレイし始めた頃少女は現れた
『今からステータスなどを決めていただくために来ました案内人Aです』
「うわっ」
ビックリする少女を気にせず説明を続ける案内人A
『今からステータスを決めていただきます』
Lv0
名前未設定
職業未設定
種族未設定
装備なし
HP50
MP50
筋力0
防御0
俊敏0
魔力0
器用0
SP100
スキル
なし
『それはステー「説明は大丈夫です」』
『、、、わかりました』
『《システム》案内人Aと言ってもらえれば何時でも説明はしますので聞きたくなるようでしたら呼んでください』
そう説明する案内人Aのことはほったらかしにし、ステータスを決めていく少女
「できた」
1時間がたち少女のステータスが出来上がる
Lv0
名前 E
職業 騎士
種族 人間?
装備
〔初めの大剣〕
〔全身鎧〕
HP50
MP50
筋力0〔+10〕
防御0〔+10〕
俊敏100
魔力0
器用0
SP0
スキル
【ステータスチェンジ】【ランダム】【ランダム】
『これで大丈夫でしょうか?』
「?」
『あまりにもリスキーなステータスなので苦労すると思います』
「大丈夫です。僕、運は良いんで!」
『わかりました』
『ではいいVRライフを』
その言葉と共に少女はゲームの世界へ旅立った
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