概要
それを人は恋煩いと云う
常世には常葉という妹がいた。
妹は戊辰戦争で土方の小姓市村鉄之助に扮して箱館戦争に加わった。
その妹を陰から守っていたのが、兄である常世だ。
妹を守るために身につけたたくさんの術。しかしもうそれも必要ない。
常葉は土方と生きることを決めたからだ。
常世は妹の常葉に代わって市村鉄之助になり変わり、土方の遺品を持って東京は日野へ。
遺品の全てをを届けたら、異国にでも渡ろうか。
妹を守るという支えをなくした常世は、半ば人生を諦めかけていた。
そんな時に噂に聞いた残党狩りに遭遇する。
狩られようとしていたのは元新選組隊士の十羽(とわ)という女だった。残党狩りのやり口と、十羽が妹と重なって反射的に助け出す。
「自分の人生を生きなさい」
「俺の、人生……」
これは、常世と十羽
妹は戊辰戦争で土方の小姓市村鉄之助に扮して箱館戦争に加わった。
その妹を陰から守っていたのが、兄である常世だ。
妹を守るために身につけたたくさんの術。しかしもうそれも必要ない。
常葉は土方と生きることを決めたからだ。
常世は妹の常葉に代わって市村鉄之助になり変わり、土方の遺品を持って東京は日野へ。
遺品の全てをを届けたら、異国にでも渡ろうか。
妹を守るという支えをなくした常世は、半ば人生を諦めかけていた。
そんな時に噂に聞いた残党狩りに遭遇する。
狩られようとしていたのは元新選組隊士の十羽(とわ)という女だった。残党狩りのやり口と、十羽が妹と重なって反射的に助け出す。
「自分の人生を生きなさい」
「俺の、人生……」
これは、常世と十羽
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!時代+青春+活劇!
完結おめでとうございます!&お疲れさまでした!
レビューじゃなくて、感想になりますがお許しください(ペコ
ゆーりさんの時代小説の中で一番の私の推し、常世兄さまがスピンオフ!これまでの作品群を知っている読者として、更新のたびにワクワクしながら読んでいました
もちろん、常世兄さまと十羽ちゃんがどうなるのかも楽しみでした
常世兄さまのツンがデレるまでの旅が青春だなぁと、微笑ましく。尊み高く。つい拝みそうになってました
十羽ちゃんもなかなかな豪快なところがお茶目でしたね。かわいい(*´ ` *)
椿ちゃん~常磐ちゃん~常世兄さまの作品は、絆と想いがつながる一本の大河なのだなぁと、最終話…続きを読む