第47話 9-1.への応援コメント
戦場で命を狙ってくる敵はもちろん 恐ろしいけれど、性的な視線の気持ち悪さはどんなに死線をくぐり抜けても 別物でしょうね……
マヤちゃん、スーパーカラテウーマンに変身して、手刀で変質者の脳天をかち割るのだ!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。
女性は本能的に、異性から向けられるその種の視線には敏感ですものね。
まるで視線が刺さるみたいな。
いよいよイベント本番、そんな大事なタイミングですが、同時にストーカーが涼子の周囲で蠢き始めた様子です。
元々、この慌ただしくて、UNDASN全員が戴冠式と暗殺阻止に集中するタイミングをはかったようなイヤな動きですね。
マヤは断然、涼子よりも運動神経が良いので、彼女にボディガードを頼んだら喜んでやってくれるでしょうね!
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第46話 8-5.への応援コメント
そうか!
涼子さん、アラサーにして初めての恋人!?
これはすごい。
確かに このプロットのためには男性恐怖症という設定が必要ですね。
マヤのキャラクターが強烈すぎて、ネットに怪しい画像が流出している事件をすっかり忘れていました(・・;)
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。
はい、そうなんですよね。涼子、アラサーにして初めての恋。
って言うか、艦長さんとの出逢いが18歳でこれが初恋、そこからずっと艦長さん一筋だったんですね。
仰る通り、涼子の男性恐怖症、艦長さんに改善のきっかけをもらって、仕事上では問題なくなりましたが、やはりそれが恋愛でも問題ないか、となるとそうはいかなかったようです。
ネット上のけしからん画像や記事はおそらくマヤさんは知らないでしょうね、おそらく王室のネットワークではフィルターがかかって健全サイトしか見られない設定。
マヤはこの後も引き続きUNDASNを引っ掻き回しますので、乞うご期待、なのです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
第38話 6-17.への応援コメント
おだ様
ごきげんようでございます。
アイリーンさんの独白。マヤさんの思いと対応。
とても心に染みます。
もちろん問題はありますし、綺麗事でもあるのでしょうが、綺麗事で済むのならそれが一番ですよね。
結果、この2人の仲も揺るぎないものになりましたし。
そして、時が流れて涼子さんとの再会。
どのようなものになるのか、楽しみです!!
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
結局、ともに家庭的な問題、経済的には恵まれているけれど、閉鎖的で孤独を強いられる人生を辿っていた、似た境遇の二人が互いに慰め合い励まし合って生きてきた、そこへ現れた涼子にマヤがハマってしまった、それにアイリーンが暴走し、そしてマヤも自分の視野狭窄に気付いた、そう言う事件でした。
ただアイリーンはやはり許されない事件を起こしましたし、これからの一生、その罪を背負って生きていくでしょうし、マヤもまたそんな彼女を見守りつつ生きていくのでしょう。
で、四年後、ロンドンでマヤは涼子と再会しようとしています。
涼子の記憶の封印を再び解いてしまうかもしれない恐れを抱きつつ、それでも一目逢いたい。涼子は本当に自分を忘れてしまっているのか?
7章ではそんな状況が描かれます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第36話 6-15.への応援コメント
おだ様
ごきげんようでございます。
涼子さん、そんな過去が!
伯父さんが!!
それはショックですよね。封印するのも当然です。むしろ、ここまで封印できて良かったです。
そんな封印を解くことになった今回の事件。涼子さんの差配。
本当に難しいところですが、これで良かったのかと。
うん、アイリーンさんの妄執もある意味浄化され、改心してくれましたしね。
そして、涼子さんは宇宙へ。
マヤさん、悲しいでしょうねぇ。
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
はい、涼子はこの酷い過去を忘れようとして、記憶を封印していたのですね。それが今回の事件で封印が解けてしまった。
結局、涼子は、再びこの記憶を封印しなければこの先生きていけない、そんな切迫した状況に追いやられたことで、今回の事件を闇に葬るしかなかったのです。だから外交問題やら何やらは全て、二次的な問題だったのですね。
マヤは確かに悲しむでしょうね、けれど涼子はマヤごと忘れてしまおうと考えているでしょうね。
全てのきっかけは、マヤですから。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第35話 6-14.への応援コメント
おだ様
ごきげんようでございます。
コメント失礼いたします。
アイリーンさんの想い、なるほどと言えばなるほどなんですが、あの行動はやり過ぎですよね。
それもこれも全て理解した上での涼子さんの対応。
なかなかできることじゃないですよ。
もちろん賛否が分かれるところでしょうけど、素晴らしい判断だと思います。
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
そうなんですよね、仰る通り、アイリーンはやり過ぎました。動機は、一言で言えば、恋の嫉妬に狂わされた。
本人にとっては絶望の末マヤを取り戻したいと言う恋心故ですが、それだけの事で他人の人生を破滅させようとした、恐ろしさがあります。
そして涼子の対応もまた、甘過ぎる、そして法を蔑ろにするような、世間一般の感覚では不正と指摘されても仕方がないような措置。
もちろん、外交問題になりかねない(マヤとその故国のスキャンダル、アイリーンも実家はアメリカでは影響力の大きい名家、そしてUNDASNにとってもスキャンダル)ですから、闇に葬る必要がありました。
涼子は軍官僚のエリートとして、その辺りの清濁合わせ飲むことについては、然程後ろめたさも感じない、職業人としての汚なさも持っていた、と言う事です。
ただ、涼子はそんな事よりももっと重大な、個人的な思いがあって、闇に葬りたかったようです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第45話 8-4.への応援コメント
みんな 本当に仕事が忙しそうですね!
文字通り 夜 寝る暇もない。
あ、自分の好きで徹夜をしている マヤはのぞきますが笑
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、ほんとですね。ブラックな職場です。まあ、戦争中の軍隊なんてこんなものかも知れませんが。
特に英国在留メンバーは明日からがいよいよ本番ですものね。一年以上準備した作戦ですから、気合も入っているのでしょう。
マヤは起きていても夢の中、みたいなものです。彼女も、4年間待ち続けた機会ですから、やっぱり気合十分かも知れませんね。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第44話 8-3.への応援コメント
恋愛成就、おめでとうございます!
怪しいタクシーが現れたシチュエーションに感謝ですね笑
挟んでない方の手の指を慌てて加えてしまうドジはなかなか面白かったです!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
涼子は12年も想い続け、しかも今夜はバレンタイン(惜しくもずれましたが)、アラサーとアラフォー、大人の恋愛ですから、そんなにグダグダせず、あっさりと成就させました。実はこの後が大変だと言う。
それでもドジしてしまう涼子、少女みたいな緊張だったと思います。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第43話 8-2.への応援コメント
フォックス派基礎講座 すごく面白かったです!
異端審問部など名称がいちいち カルト教団っぽくて ナイス。
怪しいタクシーに乗った女性客を推理する流れ、
警察ものっぽくて大変 読み応えがありました!!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ここら辺りで主な敵であるフォックス派も設定を公開しておいたほうが良いかしら、と思いまして(そうでないと、ただただマヌケな暴力組織ですものね、内部抗争の末の素人部門の暴走なのです)。
過去にあった宗教組織の犯罪記録や、創作物でよくある○○教の内部組織、みたいなのを参考にしながら(実在の教団組織でも一部よく似た組織があるみたいですね)設定を作りました。
謎のタクシー尾行、これが一番UNDASNの推理を混乱させている原因ですよね、本物の犯罪組織みたいな計画と目的がありませんから、推理がことごとく外れてしまうという。コリンズさん達、ごめんなさい。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第42話 8-1.への応援コメント
フォックス派と何の関係もないマヤが、微妙に状況をひっかき回しているのが面白いです笑
小野寺さん、リザに殺意を向けられて気の毒😂
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、ありがとうございます、お褒め頂き感激です。
マヤは、まさか自分の尾行が気付かれているとは思ってもおらず、それ以前にこれだけUNDASNを引っ搔き回しているとは夢にも、って感じでしょうね。
UNDASNの皆さん方も、マヤの存在が、フォックス派とは別の敵性組織かも、そう捉えてしまうのは仕方がないですが、まさか恋愛絡みとは予想もしていないでしょう。
結局、UNDASNはフォックス派暗殺部隊、謎の尾行(マヤ)、そして涼子拉致計画を知っている面々からは拉致計画犯、三正面作戦を強いられるという不幸な状況に陥ってしまいました。
あ、小野寺さんはリザも加えて四正面ですね、小野寺さんは逝ってヨシ、です。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第41話 7-3.への応援コメント
お、交代人格出てきましたね!
涼子の性格が普段あまりに清らかで妖精だと言われていたのは、残忍な部分を交代人格に預けていたからだったんですね。
解離性同一性障害によくあるパターンだと、性的虐待を受けた少女のばあい、その主人格を守る男性の人格が生まれたりしますね。
あとは幼児退行した人格、それからすべての人格をまとめる統括者といったところでしょうか。
ただ、男女二人だけでうまく生きている人もいますし、まだまだ涼子さんがどのパターンか分かりませんね。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、ここで交代人格初登場です。
これまでは、頭痛などの症状だけでしたが、受けた衝撃がかなり大きかったからでしょう、ここで交代人格が表に出てきた様子です。
綾森さま、お詳しいですね! ひょっとして医療にお詳しい? (私はしがないOLですから、かなり勉強したのですけれど、プロの目から見たら穴だらけなんでしょうね、おかしなところがあったら、笑ってお許しください)
はい、涼子のトラウマに絡む、少女時代の性的虐待で解離性同一性障害となったようですね。
男性人格だとちょっとお話としてどうかしら、と交代人格も女性にしました(名前も変えたほうが良いかしら? と思ったのですが、涼子が違う名前を名乗るとそれだけで交代人格ではと周囲にばれてしまうので、ストーリー上同じ名前にしています)。
ちょっと話し方だと幼い感じがしますね。
この残酷そうな交代人格、この後もエスカレートしながら度々登場します。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第40話 7-2.への応援コメント
4年前の 涼子と逆の立場になってしまいましたね!
座布団1枚をワンクッションと言ったかと思うと笑えます(*´∀`*)
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
本当ですね、今回はマヤちゃんが涼子の出待ちの立場になりました。マヤちゃんにしてみれば、危険を知らせてあげたい、だけどそれをすれば自分がホテルを抜け出したことがバレてしまう、アワアワしちゃうのも止む無しですね。
この時代まで、あの大喜利やってる番組があるのかどうかは判りませんが、涼子の中では面白いことを言った人には座布団一枚プレゼント、という公式が成り立っているようです。UNDASNは英語が公式常用語ですからクッションですね。クッション貰った方は、訳が分からないでしょうが。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第39話 7-1.への応援コメント
照れ隠しなのか苦笑する艦長がかっこいいですね。
苦み走ったいい男って感じで。
マヤちゃんの脳内では宇宙の果てにポイされましたが笑
ステートメント、嘘なんだと思うと可笑しいです(*´ω`*)
コックニーさんはどういう一派なのか・・・『ひまわり』でもそうでしたが、地球を守って戦っている軍隊なのに、足元の地球人に邪魔されるとは・・・涙
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、艦長さんをお褒めくださってありがとうございます。
でも元カノ曰く「愛想の悪いメタボの中間管理職」らしいですが。マヤちゃんがポイ捨てするのも頷けます。
コクニーの男、さて何者か? この時点ではすぐに消えてしまいましたが、明らかに怪しいですよね。
仰る通り、太陽系の外では侵略異星人とドンパチ、これは仕方ないですけれど後方でその戦線を支えなければならない地球がこの調子では、最前線の将兵も不安になってしまいます。それを地球統一でなんとかしたいと考えているUNとUNDASNですが、その道のりはまだまだ遠く、そして険しいようです(8年後のひまわりの時代でもまだ燻っていますものね)。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
第34話 6-13.への応援コメント
おだ様
ごきげんようでございます。
アイリーンさん、とんでもないことやっちゃいましたねぇ。
ハーバードに通う良家の子女が、こんなことをするなんて!
恋心とは恐ろしいものですね。
そんな彼女への対応は、まあ……。
マヤ様関係ですから難しいところではありますよね。
と、こういう風に気楽に話せるのもレマ君の活躍あってこそ。
素晴らしい働きに感服です。
ほんと、涼子さんが無事で良かったですよ。
ここでさらにトラウマが重なるのかと恐怖しましたから。
涼子さんの悲しい過去については、まだ先になりそうですね。
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、アイリーン、恋に狂ったのか、やってしまいました。
金の力でライバルを破滅させてやろう、人として許されざる行為。
ですが、涼子の意図はと言うと、仰る通り、この事件を表沙汰にすると、マヤとマヤの故国の一大スキャンダルとなり、UNDASNにとってもマイナスイメージ、外交問題になりかねない。また涼子個人としても、ただでさえマヤの王族としての苦悩を知ってしまいましたから、これ以上彼女を苦しめたくない、と言う思いもあったでしょう。
そしてご指摘の通り、涼子はトラウマを抱えています。実はそれが事件を公表しない一番の理由となります(今回の涼子の処置は、公正に見れば、甘くて贔屓があって、しかも大人の手垢がついた事情に塗れています)。
今回はレマくんが大活躍でした。
涼子の過去の真実は、徐々に明かされますが、最終的に真実が語られるのは18章と殆ど最後の方となってしまいます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第30話 6-9.への応援コメント
おだ様
おはようございます。
涼子さんの笑顔はとっても魅力的で雄弁なのですね。
笑顔だけで意思疎通ができそうです。
もちろん、それを理解してしまうマヤ様も素晴らしい。
マヤ様の愛の力、本当に恐るべしです!
そんな和やかな雰囲気が一変。
不穏な親友さんの登場ですか!
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ありがとうございます、笑顔が明るくて可愛らしいって素敵だよね、なんていつも思ってまして、なので涼子もそんな笑顔が綺麗な女性にしました。
デフォルトの表情が笑顔って、周囲の空気も明るくなりますよね。
マヤもそんな笑顔に魅せられたようです。
マヤにとっては、NYに来ても王室の憂鬱を晴らせなかったところに手を差し伸べてくれた一番の親友、なのですが。
涼子に夢中のマヤを見て、嫉妬、かもしれませんね。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第38話 6-17.への応援コメント
4年間も会えなかった人を想い続けているなんて、すごいですね!
涼子さんの12年間は、トラウマ持ち出し普通じゃない方なんだと思っておりましたが、マヤさんも若いのに4年間ですか……!
この世界の女性は一途なんだと学びました!
なぜ涼子が手紙で「あなたのことなんか忘れるから」といったのか、理由が判明しましたね!
「こいつが元凶かぁぁぁ! 許すまじっ!」とはならなかったんですね^^
みんな優しくてすごいです!!
SPもこんな危険人物と姫様を二人きりにしちゃダメだろって思いました(;^ω^)
拳銃出てきちゃったよ~💦
しかも狂女が泣き叫んでるよ~笑
いつSPさん登場かと思っていましたが、来なかったですね!
普通に考えたら、記憶を消せるって解離性同一性障害なので、涼子のトラウマ記憶を保持している交代人格が存在しそうですけれど、どうなんだろう???
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、マヤも優しい子ですよね。
涼子からの手紙で真相を知らされましたが、瞬間的に激昂したものの、ニューヨークに来た当初、それでも閉塞感から解放されずに鬱々としていた彼女に一番最初に手を差し伸べてくれたのがアイリーンだった事を思い出し、そして自分が涼子に夢中になってアイリーンを蔑ろにしていた事も原因のひとつと思い至ったこともあるでしょうね。
SPはこの時点ではアイリーンがアブナイ人だと知りませんので(暫く休んでいたけど、姫と一番仲良しのご学友と言う認識ですので)仕方ないかしら。
さすが綾森さま、鋭い!
解離性同一性障害、かなり先でそうだろうと診断されますが、もう少し後で、涼子の交代人格が登場する予定です。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第37話 6-16.への応援コメント
色々と申し訳ございません!
単にキャラクターの行動に腹が立っただけでして、決して作者様に怒っているわけではありません!!( ;∀;)
書く側から考えれば、この章のプロットは、
「記憶を消していた涼子が、過去のトラウマとそっくりな出来事により、閉じ込めていた記憶の蓋を開けられてしまう」
というもので、そのためにはレイプ未遂事件を起こす必要がある。
しかし今や地球軍幹部の彼女にどうしてそのような災難が降りかかるのか?
そのプロットを実現するために、おバカな若者たちというゲストキャラが必要だったのだと思います。
かといってそのゲストキャラが後々まで関わってくることになっては、艦長との恋という本題の邪魔になってしまうので、彼女たちにはここらでサクッと離れてもらわなければならない。
するとこうしたプロットになるだろうことは分かるのです。
いつまでもマヤとペンパルじゃ困りますものね。
またアイリーンの件が世界的大ニュースになってしまうのも、本筋のプロットが進めにくくなると思います。
なので書き手側からは「うんうん、そうなるよね」と思うのですが、小説を読むときは、書き手の自分をリセットして純粋な読み手になるようにしています。
でないとあまり感情移入できない、つまり楽しめませんので・・・💦
するとキャラたちは私にとって現実の友人のような存在になります。
その結果、涼子の対応は「ひどいんじゃない?」と感想を抱くものだったというだけです!
涼子から「招待状全部捨てたのぉ」と聞かされたら、「そうなんだぁ、アハハ」と笑顔で答えながら内心では「こいつやべえ。深入りしない人リストに入れておこう」と心の縁を切っています笑
今回のひどい別れの手紙でマヤが感動しているのも、私には「?」です。
友人だったら、「は? あんたそれ怒るとこだよ?」と言っているでしょう。
でもそれは作者さまへの怒りではなく、単純にキャラを友人か知人として見たときに思うことですので、どうか決して謝ったりされないでくださいね!!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。
お忙しいでしょうに貴重な時間を割いて丁寧なコメントを下さり、ありがたいやら申し訳ないやら。
でも、私に怒ってないよ、とお優しく仰って下さって、嬉しかったです。ありがとうございます。
そして、こんな稚拙な物語を、こんなに真剣に読んでくださって、感激しています。
私も登場人物に感情移入してしまうタイプなのでよくわかります。
そうですよね、何も知らない人からすれば、涼子は危ない人ですし、マヤもアンタもっと怒らないと! そんな酷いヒト、近付いてはダメだよ! って言ってしまいますよね。
マヤにとっては、完全な絶縁宣言なので、喜ぶところではないはずですが、そして実際マヤは悲しんでもいるのですが、手紙の文章の大半が、マヤの現状、将来を真摯に考えてくれているのが感じられる、そして涼子の示した明日への指針を信じて、泣いてばかりではいけない、再び立ち上がって歩いて行こう、そう思えたから、なんでしょね。そして前向きな彼女らしく、向こうが忘れたのならもう一度、いつの日か初めましてからやり直してやる、そんな気持ちにもなったからだと思います。
まぁ、多分に恋愛フィルターが装着されているからだと思いますが。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
第29話 6-8.への応援コメント
おだ様
ごきげんようでございます。
今回は色々と盛りだくさんですねぇ。
姫様の欲望と葛藤は臨場感たっぷりで、涼子さんの寝言がなければどうなっていたかと心配になってしまいますよ(^^;
朝の涼子さんの様子も、そうきたかって感じです。
いやぁ、完璧な方の抜けたところはいいですねぇ。ギャップが素敵です!!
朝食も、そうですか、黒と白のツートンカラーエッグにベーコンですか(笑)
うん、うん、色々と知ることができて、最高でした!!
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
はい、一度は本能に押し流されそうになった理性も間一髪、助かりましたね。涼子の寝言が、マヤの純粋な恋心を思い出させたようです。
涼子のメシマズ属性ですが、早くに両親を亡くし、親類に引き取られてお客さん扱い、台所に立って料理を習うという機会がなかったという、少し哀しい裏設定。
その犠牲になったのが、マヤさんでした。でもマヤ、頑張りました!
最高、というお褒めの言葉、本当に嬉しいです、感激しております。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第27話 6-6.への応援コメント
おだ様
おはようございます。
コメント失礼いたします。
どうなることかとハラハラした襲撃事件。
涼子さんの大活躍で無事解決して一安心です。
これで今日の仕事にも専念できそうです(^^;
しかし、これはねぇ、惚れちゃいますよ。
ただでさえ涼子さんに夢中なのに、殿下もうメロメロじゃないですか(笑)
そして、涼子さん。
スカートにパンプス、厳しいです!
王国さんも、姫の命の恩人、英雄さんなのですから、これくらい補償してもバチは当たりませんよね(^^;
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
はい、おかげさまで暗殺未遂事件もなんとか解決することが出来ました。
引き換えとなった涼子のパンプスと礼装給料1ヶ月分、尊い犠牲となったのです。
マヤをお姫様抱っこ、まるでどこかのイケメンボディガードみたいですが、これは恋してしまっても仕方ないですよね。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第36話 6-15.への応援コメント
えええ!?
このサイコパス、マヤ殿下のもとに戻るのですか!?
大丈夫!? また同じことしそう。
20歳にもなったら人間そんなに簡単に変わらないですからね。
若いうちならまだ見込みはあるけれど・・・。
涼子もマヤ殿下に仕事で地球を発つと言ってあげないのはなぜなんでしょう?
招待状も全て無視するなんて、不誠実ではありませんか?
ここ3話くらい、涼子の行動理由が理解できなくてつらいです・・・(´;ω;`)
皆さんのコメントを読むと涼子に共感していらっしゃるようなので、私の読解力不足ですね。。。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
読解力が不足なんてとんでもないことです。全ては私の文章力のなさが原因なのです、本当に申し訳ありません。
前回コメントで返信させて頂きましたように、涼子としては今回の襲撃は、公表したらUNDASN、マヤとイブーキ王国にとってマイナスしたかないと言う政治的判断で「正体不明のテロ未遂」と誤魔化すことにしました。
男達は刑務所より辛い懲罰大隊、アイリーンは涼子のテストに合格しましたので(自首するという決意を示しました)無罪放免するとこにしました。
これでアイリーンはマヤのそばへ戻れることになりましたが、戻るつもりがあるのかどうか、戻って以前のようにマヤと肩を並べられらのか?
それは涼子にとってはどうでも良い事なんです。二人の問題で、王国の問題です。
その点涼子はドライな社会人です。だってこの時点で涼子はマヤがそれほど自分に執着しているとは知りませんでしたし、袖触れ合って縁ができた程度の知り合いでしかありませんから。
ただ涼子は、自分の失恋経験や、自分の過去のトラウマ(叔父が自分を引き取ってくれた真の狙いが、身体だった)のこともあり、アイリーンにはそれなりの同情や親近感があったと思います。この辺りは涼子の身勝手な甘さやダブルスタンダードな悪い点ですよね。
そしてマヤに転勤を知らせない理由。
仰る通り、例え偶々知り合ったちょっと面倒くさい王女さま、とは言えども、黙っていなくなる、招待も無視、と言うのは不誠実な行為であり、綾森さまが不快に思われても当然です。
涼子としては、マヤにどう思われようが構わないと言う思いがありました。
マヤが愛想を尽かしてくれた方が良い、と。
事件を公にせず、犯人達を法で裁かず有耶無耶のうちに闇に葬った最大の理由は、涼子の個人的な思いです。
今回の事件で涼子は、記憶に封印した過去のトラウマを表面化してしまいました。
だからこの先、日常を取り戻す為には、マヤとの出会いから始まる襲撃までの一連の出来事を、全て無かったことにしたい、その為には、未来に繋がるようなマヤとの交友が切れるように、そう考えての、酷い対応を取りました。
でもやっぱり涼子の甘さが出て、最後にお別れの手紙を出してしまうのですが。
本当に綾森さまにはご不快な思いをさせたり、混乱させたりと、私の筆力の拙さで申し訳なく思っています。
せっかくお読みくださったというのに、本当にごめんなさい。
これに懲りず、引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第35話 6-14.への応援コメント
やっぱりアイリーンはマヤと恋人同士ではないんですよね。
ただ「ご学友に選ばれた」だけ。
その立場で両親の顔に泥を塗ることが分かっているのに、しかも大学生という結構な年齢で、計画的犯行に及ぶのは危険人物ですね。
精神的に危うい、まるでサイコパスのような人間。
同情的に見れば両親の愛を感じられずに育ったから、ということになるのでしょうが、そうした不安定な人物を王女のそばに置いておくのは危険かな。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
そうですね、危険な要素を孕んだ人物、その意味では王女の学友としては問題あり、だったでしょうね。
マヤにとっては、恋人ではなく、選ばれた学友ですね。
マヤとアイリーンの共通点は、ごく普通の一般家庭のような家族の愛情を受けられなかった、そして自分はそれぞれの家にとっては政略に利用され人生を左右される、道具にすぎないと言うこと。
ですので二人は共依存という、ある意味危険な関係でした。
違うのはマヤからすればアイリーンは選ばれた学友から抜け出した親友ですが、アイリーンからすれば恋愛対象になったということです。
涼子さえマヤの前に現れなかったら。
そんな嫉妬から始まった事件でした。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第34話 6-13.への応援コメント
感情的になってしまったのでコメント削除しました。
申し訳ありません。
問題なさそうなところだけかいつまむと、
・もしこの女子大生が男だったら(つまりマヤ王女に横恋慕している男子学生だったら)、同じ措置になったのでしょうか?
・女性だから、お目こぼしされてないか?
・ダブルスタンダードではありませんか?
というような内容でした。
設定によってはすでにメール通知が行ってしまったかもしれません。
反省しています。
ごめんなさい。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
そんな、綾森さま、どうぞ謝罪や反省なんておやめくださいませ。真摯なご意見、しかも涼子(と言うよりも女性被害者に対する)へのお優しい気持ちの溢れる、本当に真っ当なご意見なんですもの。
仰る通り、この措置は甘いのです。そしてダブルスタンダードでもあります。
少し長くなってしまいますが、涼子の思考を辿ると、
1.男どもは金とセックスに目が眩んだ下衆野郎だ
2.アイリーンも金で人を操ろうとする傲慢な人間
3.だけどアイリーンの動機の根底にあるのが失恋であり、しかも相手はマヤ
4.マヤは一国の次期女王であり、先日のテロ騒ぎでスキャンダルに見舞われている
5.今回の涼子襲撃ご公になれば、再びマヤと王国はスキャンダルに巻き込まれ、しかも同性愛ということで王国内でも大問題となるだろう
6.しかも同性愛の相手がUNDASNだとなれば、UNDASNにとってもスキャンダルであり、反戦主義、反UN勢力が勢い付いてしまう
7.個人的にもマヤにはこれ以上傷ついてほしくない
8.事件を「反UN活動家のテロ」として真実を闇の中に葬り、マヤとUN、UNDASNを守るしかない
9.アイリーンはマヤにとっても大切な人のはず、ここは甘いけれどマヤの為にも反省はさせた上で、マヤのそばに戻した方が良いだろう、仲直りできるかどうかはマヤとアイリーンの問題だし(このアイリーンを無罪放免にするかどうか、続くお話で涼子が彼女を試します、不合格ならギルティ)
こんな感じで、涼子は大人の事情と言う汚さと利害を考えた上で、ダブルスタンダードな甘い裁きをした、と言うことになります。
私も女ですから、アイリーンも男達も、許したくはなかったのですが、涼子と言う、ある種の権力と国際的な公的機関で高級幹部でいなければならない人物として(そして反面で人間的な甘さと身勝手さのある女性として)、そんな行動を取らせることにしました。
だから綾森さまのコメントは、まったく正論で、私自身も綾森さまのご意見には頷くばかりなのです。
だから謝罪するのは私の方です。
本当に不快な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした。
これに懲りずに、引き続き仲良くして頂けましたら嬉しいのですが。
ついでと言ったら何なんですが、もう一つ、先に謝罪を。
お優しい綾森さまをきっとこの先、この物語で悲しい思いをさせてしまうと思います。涼子の過去が物語の後半で明かされます。
私も書いていて自己嫌悪に陥りました。こんな話を考えつくなんて、私、酷い人間だ、って。
それでも、叶うならば。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第31話 6-10.への応援コメント
恋を手に入れるため、行動を起こすマヤ王女、応援したくなります!
夢に真っすぐな女の子って素敵。
しかし恋愛はねえ……
勉強はやったらやった分だけ知識として自分が豊かになる、
仕事はまあ半分くらいは感謝される、完全に無駄なんてことはめったにない。
でも恋愛だけは、
頑張ったら頑張った分だけ、下手したら迷惑ってこともあるジャンルだから、彼女が傷付かないことを祈っています。
中学時代の空白期間、涼子のトラウマ発生があったのでしょうね( ;∀;)
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
マヤさんを応援してくださってありがとうございます。
一所懸命な女の子って、応援してあげたくなりますよね。
マヤさん、もう真っ直ぐ想いは涼子さんへ。
夢と希望、これまで経験できなかったあれこれで、もう胸がいっぱいに膨らんでいることでしょう。
そして綾森さまの仰る通り、恋はお相手と二人でするものです。努力が報われることの方が珍しいくらい。
一所懸命な分だけ、傷ついた時の衝撃も大きいでしょう。
そしてやっぱり綾森さま、鋭いです。
お察しの通り、中学生の時の空白は涼子のトラウマに直接関係していますが、それは物語のずっと後半、18章で明かされます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第25話 6-4.への応援コメント
おだ様
こんばんは。
コメント失礼いたします。
前話の邂逅シーンがあまりにも鮮烈でしたので、今日はここで終了のはずが、もう1話読みたくなってしまいました。
その選択が、また最高の話を運んでくれたようです!!
プリンセスと涼子さんのダンスシーン!
読んでいるこちらが、楽しくて嬉しくて、ちょっとハラハラして、そこにまた惹きつけられて、本当に最高の瞬間を一緒に楽しむことができました。
次はクリスマスですか。
マヤ様の決意、応援しますよ!
しかし、困ったことに、感情移入が迷子になりそうです(笑)
おだ様の作品はキャラクターが魅力的過ぎて困っちゃいますね(^^;
涼子さんにもマヤ様にも感情を移すこと、避けられないですから!!
そういえば、こちらも拙いながらダンスシーンを書いていたことを思い出し、嬉しくなってしまいました!
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
まあ、嬉しい!
明之さま、貴作のご執筆やお仕事などでお忙しいでしょうに、本当にたくさんじっくりとお読み下さり、感謝の言葉もないくらい、感激しております。
はい、コーキさんも街の広場で楽しげにダンスされていましたね。
今回のダンスは、マヤにとっては夢のような幸せな時間だったでしょうが、涼子にとってはちょっと罰ゲームっぽかったかも? それでもマヤの幸せそうな表情を見て、頑張って自分の足を踏みながら踊り切ったようです。
奇しくも、涼子がマヤにかけた言葉が、彼女の熱い恋心をいっそう激しく燃え上がらせたようです。
クリスマスに向けてマヤの計画が始動するようですね、さて、どうなることやら。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
第24話 6-3.への応援コメント
おだ様
ごきげんようでございます。
お姫様と涼子様の邂逅シーン、最高ですね!
清楚で麗しい武官が手洗い台の上に座り、パンプス片手にリズムを取りながら電話している姿、それを覗き見るプリンセス。躓いた足音で存在を知られてしまう瞬間。
何と絵になる場面でしょう!
本当に素晴らしい。
このシーンがしばらく頭から離れそうにないです!
その上、このあとも素敵な展開が。
最初の会話から2人の笑いへ、そして何気ない日本語の呟きから涙の展開へと。
何と表現したら良いのか分からないくらい最高の流れです!
もう、さすがという言葉しか出てこないですよ。
ほんと、この1話だけで今夜は幸せに過ごせそうです!
素敵なお話、ありがとうございました!!
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
もう本当に、過分なほどのお褒めのお言葉、感激です。ありがとうございます。
涼子はお澄まししていても、ドがつくほどの庶民ですので、誰もいないな、って思ったらすぐにお行儀が悪くなってしまいます。
こんな偶然の出逢い、涼子様フィルターのかかったマヤちゃんにはひたすら魅力的に映った様子ですね。
涼子も、どことなく自分と同じ悩みや苦しみの匂いを感じ取ったのか、そして涼子も昔、艦長や美香先輩たちに優しく導かれて心が救われた経験があるからか、マヤに言葉をかけたことが、決定打となったようですね。
この短い会話がだけど、マヤと涼子の運命を変えた、ということになります。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第22話 6-1.への応援コメント
おだ様
ごきげんようでございます。
魅力的なお姫様の登場で、物語がまた華やかになりましたねぇ。
しかし、このお姫さま、涼子さんと同じ男性恐怖症だと!
性的嗜好が女性に向いているとのことで、そこは涼子さんとは異なりますが(あっ、でも、先輩からの行為をある程度受け入れてましたね(^^;)、同じ恐怖症を持つ者として、今後の関係がとっても興味深いです。
お姉さまは、やっぱり涼子さんかな??
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
はい、この物語でいくつか敷かれた太いストーリーラインのひとつの主要人物、マヤ姫の登場です。
5章で、差出人がマヤとだけ書かれた封筒がちらりと出ましたが、どうやらこのお姫様のようです。
お姉さま、と彼女が呼ぶのもどうやら涼子のようですね。
王族という特殊な環境、そして亡き母の嘆きや王位継承問題の拗れから男性恐怖症となった彼女ですが、その点は涼子と共通するものの、涼子はヘテロです。
この第六章は、そんなマヤの回想を通じて、マヤと涼子の出会い、そしてマヤがホテルを脱走してまで逢いたいと執着する涼子への思いとその経緯が語られます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第21話 5-6.への応援コメント
おだ様
こんばんは。コメント失礼いたします。
涼子さんの過去、この5章でよーく理解できました。
艦長との関係もなるほど、納得です。
どこか甘酸っぱくて、切なくて、応援したくて、諸々の感情を抱くことができる素敵な章ですね。
そんな出会いから12年。
ようやく、ようやくです!!
ですが、この不穏な空気は……。
物語としては、とっても魅力的なのですが、涼子さんを応援する立場から見ると、無事を祈るばかり、といった心境です。
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
ありがとうございます、涼子が胸に秘めた甘酸っぱい初恋の記憶、でした。
残念ながらこの時は、艦長さんにはお相手がいらっしゃった為、恋は実りませんでしたけれど、それでも胸に想いを大切に抱きつつ、12年。
一般的な女性にしては長すぎる恋心ですが、涼子の過去を考えると、艦長さんは初恋の人であると同時に、自分を泥沼から助け出してくれた恩人でもあり、職業人としての指針を示してくれた上官でもあり、だからこそ長い時間、想いを腐らせることもなく温め続けることができたのでしょうね。
ここから様々な事件が涼子に降りかかってまいります。
ハラハラさせることもあるでしょうが、どうぞ見守ってやってくださいませ。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第30話 6-9.への応援コメント
アイリーンは親友・・・なのですか!?
親友なら一緒に「素敵ねー!」と言いそうなもの。
やはりご学友たちの言う通り「アイリーンお姉様」と呼ぶ方がふさわしい関係だと予想。
マヤも涼子も、まだまだ母親に頼りたい時期に失くしてしまったという共通の痛みを持つ者同士なのですね。
しかし涼子には復讐心はなさそうですが、マヤにはありそう・・・
涼子はまだ戦争そのものを憎めるけれど、マヤの立場を考えると、そうもいかないでしょうね。
身分だの人種だのに固執する者共が本当に憎いし、実際昨日も命をねらわれたばかりですから😢
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
アイリーンさんは何故マヤと一緒に「素敵ね!」と言わなかったのか?
この六章の後半でそれは明らかになる予定です。マヤは「アイリーンお姉さま」をとても大好き、そしてまたアイリーンの方も。
そうですね、涼子とマヤ、どちらもお母様を亡くしていますから、そんな感情が引き合ったのかもしれませんね。
ただ涼子の場合はご両親は戦死、なんですすけれどマヤの場合は、父親(国王)に見初められて王室に囚われた末、精神を病んで、みたいな感覚を持っていますから、それが昂じて男性嫌悪、で今のマヤが形作られていますものね、復讐とまではいかずとも、反抗心は大いにあるでしょうね。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第29話 6-8.への応援コメント
姫の大冒険、ドキドキ致しますわ!
でも「お母さん……」なんて寝言を聞いたら、性欲はゼロまで下がりますね。しゅるんって感じですわ笑
と思っていたらマヤ殿下「正しく愛を育んだ上で、欲望を満たしたい」のですか、そうですか笑
やっぱりゴールに「欲望を満たす」は入っているんですね。若者らしくてよろしい!
涼子さん、ベッドから落ちるし、ベーコンエッグ焦がすし、びっくりするほどポンコツなのがギャップ萌えですヾ(≧▽≦)ノ
ちゃんと食べてるのか心配……と思ったけれど、戦地で生活するときは自分で料理する必要もないから大丈夫か。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
うふふ、マヤちゃん大冒険……、いやいや大暴走、ですよね。
事がうまく運んで涼子を自分の寝室に連れ込めた(言い方!)から、もう理性が吹き飛んでしまったのでしょう、その遥か彼方へ飛んでいきそうになっていた理性を寸でのところで捕まえたのが涼子の寝言でした。
ちゃんと、愛し合いたい、そのうえで欲望を満たしたいのです。結局ゴールは欲望なのですが。
涼子は両親共稼ぎ、その両親も早くに亡くして親戚に引き取られて、中学卒業で就職、社員寮暮らしから軍隊へ、とお母さんと台所で並んで一緒にお料理、という経験がないんです。
仰る通り、どこにいっても食堂があり三食出てくる、そんな環境でしたからお料理の素養はゼロ、メシマズ属性を与えておきました。
なんでも完璧、じゃ不自然ですものね。その犠牲になったのが、マヤちゃん。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第28話 6-7.への応援コメント
死ぬほど疲れてるのにお持ち帰りされる涼子さんに合掌= ̄ω ̄=
マヤ姫がふだん西洋系の女性ばかり見慣れているとすると、涼子さんは若く見えるでしょうね。
でも大丈夫、マヤ殿下。
あなたも半分東洋の血が入ってるから老けないタイプです!笑
純粋な西洋系は、皮膚が薄いのか、紫外線に弱いのか、しわ・たるみが出るのが早いんですよね~(´;ω;`)
兵士一人一人が明日をも知れぬ中、なんとか生き抜く戦場の日々――戦争を始める指導者はそれを想像できているのか……?
「動員をかければ戦士が増える」ような意識でいるんじゃないかと、ふと疑問に思いました。
現実の話です(^▽^;)
ミクニー戦の場合、地球は仕掛けられている側だから、防衛のために戦わねばなりません。
戦況を見るに、決してミクニーに有利とは思えないのですが、彼らはなぜ戦いをやめないのでしょうね?
何か内政に関わる事情があるのかな……内部で戦争継続派と和平派でずっと揉め続けているとか……(;^ω^)
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
涼子、もう内心では「メンドクサイ子に関わっちゃったなぁ」なんて溜息吐いてそうですよね、だけどここまで来たんだからまあ満足するまで付き合うしかないか、なんて思えるのが涼子の長所かもしれません。
仰る通り、地球側からしてみれば防衛戦争なんですね。そしてこれまた仰る通り、第一次戦役では完全に防衛戦でミクニーを太陽系から追い出す、だけど今地球が戦っているのは、二度とミクニーが地球に攻め込んでこないまでに完膚なきまでに叩きのめす、その為には敵本星まで攻め込みたい、それが基本戦略となっています(それが薄っすら地球の一般市民にも見え隠れするものですから、反戦の空気が漂い始めている理由でもあります)。
そんな戦いで実際命を懸けている涼子達軍人にとっては、マヤが代表しているような英雄的な戦い、は実は唾棄すべき感覚、ということになりますが、涼子としては、地球に住まう人々がそう感じるくらい平和を堪能できているのならば、戦ってきた価値がある、そんな感覚を持っているようですね。
ミクニー側の事情はこの物語では触れていませんが、元々が帝国主義的な星でもあり、おそらく地球以外に植民地化している惑星も幾つかあるようで、対地球戦での劣勢が他の植民惑星の締め付けのタガを緩めて、反乱もボチボチ起き始めていて、だからこそ何としてでも地球戦での勝利を掴まなければミクニー本星自体が崩壊するかも、そんな危機感がある、という裏設定です。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第27話 6-6.への応援コメント
よかった! 誰も怪我などせずに犯人がつかまりましたね。
確かにこれが宗教関係のテロリストだったら、自分の命に重みなど感じず主義主張のために突っ走ったでしょうから、そこは不幸中の幸いだったのかも・・・
しかしこれはマヤ殿下、涼子さんが本物の護衛騎士、いやもはや王子さまに見えてしまうのでは!?
実はそんなに運動神経の良いわけではないドジっ子の涼子さんですが、非常事態の判断力と勇気、必ず人命を救おうと行動するところに軍人らしさを感じます。
今回の話を読んで、本当だ、マクドナルドさんは軍関係なかったな。。。とお立場しっかり思い出しました!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
はい、ドジっ子涼子が機転を効かせてくれたお陰で、なんとかみんなを守る事が出来たようです。
これはもう、マヤちゃんの恋する乙女フィルターに、素敵な騎士様フィルターが加わりましたね、ますます彼女の恋の炎は燃え上がる様子です。
この辺りの涼子の職業意識はさすが軍人、でも年齢には勝てなかったようで、この数日後、涼子は筋肉痛に苦しみます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第26話 6-5.への応援コメント
テロ事件が今まさに起きようとしている!?
マヤ王女、恋する10代でありながら、お家騒動に巻き込まれる立場。。。
心労が尽きませんね。
心優しい涼子さんが彼女を心配するのも分かります。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
はい、酔っ払い涼子の血中アルコールも吹き飛ぶテロ事件の予感ですね。
外交幕僚として、マヤの母国の揉め事を把握していましたから、ターゲットはマヤ、と当たりをつけたようですが、涼子の最優先は自分たちの最高指揮官であるマクドナルド事務総長です(マヤちゃん、ごめんね?)。
マヤを守る事がマクドナルドさんも守る事に繋がる、そして警備員さんの無念を晴らすためにも、酔っ払い涼子が走ります!
この辺りは、新人時代の艦長からの言葉が生きているのでしょうね。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第25話 6-4.への応援コメント
反対しているのがフランスだけっていうのがいかにもで笑えます。
うんうん、あの国はほかと違う意見を言うのが矜持なんですよ笑
それもまたフランスらしさ!
マヤ王女、いい!! 好き!!
自分の身分や立場を分かっていてもあきらめない行動力、燃えたぎる愛の情熱、素敵です!
あ~、17歳の王女と男装騎士の恋なんて最高じゃないですかー!
だって科学技術が進んで、人工授精で同性婚でも子供ができるんですよね?
じゃ、いいではないスか。栄えあるハプスブルク家の末裔が百合婚。
ごめんなさいね、涼子さん!笑
マヤちゃんが好みのタイプ過ぎました!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
うふふ、マヤちゃんをお気に召して頂けたようで嬉しいです。
事実上の初恋と言うことを差し引いても、マヤの行動力は凄いですよね。
彼女にしてみれば、お国から離れてある程度の自由を行使できる留学中はチャンスですし、何より、涼子と一緒に歩む未来を手にしたいと言う真摯な願いだったのでしょう。
涼子も過去、悩みの中身は違っても、艦長や美香さん達に優しく支えてもらったこともあり、それでマヤにも声を掛けたのでしょうが、ちょっと面倒だけど最後までお付き合いしようか、そんな感じだったかもしれません。
でも甘い! かも?
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第24話 6-3.への応援コメント
この時代 ロシアは共和国 なんですね!
今回 マヤ王女に感情移入して読んでしまいましたよ( ꈍᴗꈍ)
一目惚れした素敵な女性が姿だけでなく 内面も心優しく素晴らしい人で彼女の胸に顔をうずめて 本当の涙を流せるなんて 大変幸せですね!
オードリーヘップバーンが主演した ローマの休日を思い出しました。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
そうですね、24世紀になるまでに色々あったと思います。独立したり分離した国も多く、国連加盟国は270以上になってます。ロシアもこの時点では平和的な国家になってる?(なっていて欲しい!)
マヤにしてみれば、涼子と言う人間は初めて出逢うタイプだったでしょうね。涼子がまた、直感的に他者の苦しみを感じ取れる人物だった事もあり、マヤは落ちてしまいました。
そうですね、ローマの休日!
オードリー、可愛らしかったですよね!
ローマの休日では幸せな数日の思い出を胸に秘めてお別れしますが、さて、マヤは?
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第23話 6-2.への応援コメント
涼子さんの魅力で私の記憶からかき消されてしまいそうでしたが笑
マクドナルド氏、なんとも知的でかっこいい。
いかにも紳士らしいけれど、熱い軍人でもある。
涼子さんの素性に興味を持って、思わず声が高くなってしまうマヤ姫にも、まったく表情を変えずに接してくれるし、デキる男感がすごい。
しかも一瞬でマヤ様の恋心を見抜いていらっしゃるし。
この時代、同性愛というのは普通のことなのでしょうか?
現代でも国によって違いますから一概には言えないでしょうけれど、そのへんの感覚は現代と変わっているのかな、と。
現実の話ですが、ヨーロッパは日本よりひらけている感じがしますね。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
はい、デキる男、マクドナルドさんです。熱い理想を実現させたい(地球統一)とUN事務総長に就任しました。元々法曹界に身を置いていたこともあり(すいません、私の文章力不足ですね、彼は軍人さんではないのです)真実を見極める目、人を見る目はあったと思います。
何より、涼子を実の孫の様に思っている、優しいおじいちゃんでもあります。
24世紀という事で、同性愛への理解も、法制化も、人々の意識も、今よりずっと進んでいる設定です。
医療科学も進んで、同性間での出産も当たり前の時代。
ただ、マヤの場合、次期女王として、そして王族として、その伝統ある血を残さなければならないと言う「義務」を背負わされていて、同性婚はイブーキ王国として論外、な状況。
それへの反抗心もマヤの中にはありそうですね。
話には聞きますが、やっぱり欧州はそちらの面でも開けているんですね。
ヨーロッパで結婚する同性カップルのニュースも時折見かけますが、あれがニュースにならず当たり前になれば素敵ですよね。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第22話 6-1.への応援コメント
なるほど、マヤ姫の男性恐怖症は男性の暴力性に結びついているのですね。
性的な部分かなと思ったけれど、王女がそういった方向で危険な目に遭うことはまずありませんよね。
そして性的指向は女性に向いていると。
これは涼子さんとは大きく違いますね。
涼子さんはバイセクシャルですらなく、完全な異性愛者ですもんね。
だけど男性恐怖症は共通している。
そんな二人が出会ってどんな化学反応が起こるのか!?
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
そうなんです、小なりとはいえど次期女王のマヤさん。
お母様が王室と言う名の折に閉じ込められ悩みながら亡くなった、その原因はお父様である現国王にある(お父様とお母様は恋愛結婚で、その点お母様はそれを後悔はしていませんが、王室の伝統やしきたりでノイローゼ気味だったのでしょうね)、そして自分もまた、母と同じ牢獄に閉じ込められた、そんな閉塞感に加えて、外国の血を引くマヤは歴史ある王族のブルーブラッドを汚すと言う国粋主義者のテロにあったのが運の尽きで、マヤの男性恐怖症が。そして自由恋愛への憧れが女性への恋愛志向へと繋がって今のマヤが在ります。
そんなマヤの目に映った涼子は、とても魅力的に感じられたことでしょうね。
この二人の出逢いが、実はロンドンでの事件に絡むことになるとは、この時、思いもしなかったのです。。。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第139話 21-0.への応援コメント
ごきげんよう!
やっぱりラストは、モールスで愛を伝えなくては、ですよね!
最後の読後感は本当に素敵で、この作品に出会えた事、素敵な文章に出会えた事は私の宝物です。実に堪能させて頂きました!
涼子様に起きた悲喜こもごも、辛い事も多かったけれど、最後には幸せだと、私は幸せだと心から思えるようになって本当に良かった!
作品としてはサスペンスが主流となって展開されるので、恋愛部分が終盤まで外へ追いやられていましたが、これはこれで映画一本のクォリティがある内容でした。
犯人は誰だ、狙いは阻止できるのか、と常にハラハラして読んでいましたし、その合間合間に涼子様へと思いを寄せる淑女たちの思いや葛藤が見えて、こちらもまたハラハラして見ておりました(笑)
ミリタリーであり、SFであり、サスペンスであり、恋愛物でもあり、何よりヒューマンストーリーである。
事細かな人物描写、心理描写を経て、単なる飾りとなる人物が居ないのは、特筆すべきところです。そういう彼らがいるからこそ、本作品は深みがあるものとなっていると感じました。
贅沢な内容です。おだ様が作るSF世界は、まだこれから広がりはあるのでしょうか。
この数か月、毎日がおだ様の作品と共にありました。今まさに、おだ様ロスとなりかけておりますが、次なる作品が構想にあるなら、是非とも応援したい次第です!
最後になりましたが、完結おめでとうございます!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
そしてこんなに長くてくどくて読み難いものがたり、最後までお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。
はい、最後にもう一度、タイトル回収です。やっぱりこれで締めなきゃ、と艦長さんには冥王星に出張に行ってもらいました。
サマンサさんは前章できっちり失恋しましたので、最後はマヤちゃんで。
涼子が、これまでの過去を乗り越えて、心の底から幸せだと言える、そんな結末を目指しました。
そして。
通知を見て驚きました。
レビュー、ありがとうございます。
拝読して、もう、後から後から涙が溢れ出してきて、もうおトイレに篭ってしまいました。
煌めく様な美しいお言葉、過分なほどのお褒めのお言葉、感激です。
そうなんです、モールスで、彼がどこにいたって、愛してるよと愛の言葉を届けたい、そんなテーマをずばりと書いて頂けて、私はなんて幸せ者なんだろう、と。
このレビューは私の大切な宝物。
そして、海雀さまと言う、本当に素敵な読者様、作家様と出逢えた奇跡、そのものが、宝物です。この出逢いを授けてくれた「何か」に、心からの感謝を。
次回作、只今鋭意執筆中です。
またまた、UNDASNが舞台。
私、モールスを書く前に、UNDASNの組織図から起こしました。
あ、この部署だとこんな出逢いがあるな、とかこんな事件が起きるかも、とかこんな障害が発生するかも、なんて。
そんな組織図から、また次の恋を懲りずに書いております。
公開は上手くいけば今年の冬、かしら? (上手く行った試しがない)
その時はまた、お越しくださいませ。
そしてそして、忘れてはいけない、海雀さまの連載、今の私の最大の楽しみ!
今度は私がそちらへお邪魔させて頂きますので、その節はよろしくお願いします。
執筆、頑張ってくださいませ。
本当に、ひまわりからモールスまでお付き合い下さり、ありがとうございました。
今後とも仲良くしてくださいませね?
第138話 20-6.への応援コメント
ごきげんよう!
常に胸の内を吐露する、サム先生の情動が胸に刺さりました……っ。
これでサム先生の中で燻ぶっていた恋も、愛も終わったんですね。
多くの言葉は野暮だな、と思ってしまう結末でした。
既に終わった筈の関係だけれど、常に残り香の様に在り続けた気持ちを、最後キス一つで終わりに、とするシーンは胸に込み上げるものがあります。
最後のキスも、本当はする気がなかったのでしょうが、自分から離れて別の女性まで歩いて行く後姿を見て、やっぱりそのままじゃ駄目だと思ってしまったのでしょうか。
サムとの別れは笑顔であるからこそ、彼の中で生き続けると思っていた彼女の、相反する行動がそ思わせるのです。
でもサム先生は、これだけ魅力的な女性ですから……。
きっとこの後、何かしらの出逢いを経て幸せになってくれると信じています。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、ここまで、本当にありがとうございました。
サマンサさん、自らの手で、ようやく、恋を終わらせました。
彼女のことですから、自分らしく、笑顔でさらりと恋の幕を引きましょう。
けれど、心が、身体が、そうはさせてくれなかった様です。
仰る通り、最後のキスも直前までする気はなかったのでしょう。
けれど涼子に向かって歩き始める彼の背中を見た途端、気持ちが、心が、想いが恋が溢れ出してしまった。
けれど私、思うのです。
これこそが彼女らしい、サマンサらしい別れだったんじゃないかって。
ワイパーでは拭いきれない程に涙を流すでしょうが、それでもサマンサは、私の大好きなサマンサさんは。
明日にはカラッと美しい笑顔を浮かべているのだろうな、と。
この長かった物語も、後一話です。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第21話 5-6.への応援コメント
12年。
そりゃ長いですよ、涼子さん。
いや、60歳~72歳までの12年間なら新しい恋をしないなんてこともあるでしょうが、あなたの年齢ですよ・・・。
すごい。一途。
そしてそんな涼子に叶わぬ恋と知りながら、憧れを抱く中年スパイ。
渋くて良いですねえ。
「願わくば、俺にもハッピーエンドを」というセリフ、なんだか映画のタイトルみたいです。
古い洋画の放題のようで、しびれました。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
本当ですよね、12年、長い。
現実の女性の感情の構造からすれば、ちょっと考えられない気の長さだと思います。
ただ、涼子が無意識のうちに封印している過去のトラウマを考えると、彼女が現在でもUNDASNで軍人として働いていられる、ひとりの女性として生きていける、その全ての支えが、この初任配置での艦長さんとの交流だったことを思うと、まさにそれに縋りついて生きてきた、そんな感じもしてきます。
コリンズさんも切ないですね。
それこそ世間の裏表、酸いも甘いも噛み分けた彼ですから、暴走なんてしないでしょうが、それでも彼自身が、まさか自分がこんな恋に落ちるなんて、そう思っていると思います。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第20話 5-5.への応援コメント
美香先輩、なんてあたたかく強く優しい方なんでしょう!
四国の言葉の雰囲気も相まって、本当に包容力を感じます。
前話を読んだとき、涼子が嫉妬心から自己嫌悪にいたらないかと心配していましたが、こんな素敵な先輩がそばにいたなら大丈夫ですね!
美香先輩という母、艦長という父に囲まれて仕事ができるなんて、幸せじゃないですか。
ま、艦長については「お父さんみたい」なんて恋心を隠すための言い訳だったのですが・・・。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
涼子が嫉妬と絶望の暗い感情の波に飲み込まれそうになった時、美香先輩が救ってくれました。
美香先輩、涼子の精神状態が快方に向かっているからこそ、彼女の危機に素早く対応できた様です。
恋の行方よりも恋をすることができる様になった、その素晴らしさを説くことで、涼子を沼からサルベージする、本当に母親の様な大きな愛だと思います。
周囲の優しい人々に囲まれて、涼子は前を向くことが出来る様になったんですね。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第19話 5-4.への応援コメント
「艦長がいるから」と言った涼子だけど、このころはまだ1ミリも恋愛だなんて気付いていなかったんですね。
しかーし。
ワイズマン先生を意味もなく憎いと思ってしまった、それは艦長に恋をしている故の心理ですね。
こうして涼子は自分の気持ちに気付いて行くのかな?
せっかく笑えるようになったのに、自分の中に嫉妬心について罪悪感を持って落ち込んだりしないことを願っています!!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
そうですね、涼子にとってみれば初恋みたいなこの恋、気付いていなかった、もしくは恋じゃないと自分を誤魔化していたのか。
そこには本能的に、異性との交友に対する警戒心もあったかもしれません。
が。
艦長さんと艦医さんを見て、気付いてしまった。
初めての感情に戸惑いつつも翻弄されそうな予感ですね。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第137話 20-5.への応援コメント
ごきげんよう!
サム先生の様子が変だったから、また厄介な誰かと応対するのか、と思っていたら……実際に厄介な相手に違いありませんでしたね。(笑)
涼子様を軍内に呼び戻したいお偉方、とかそういう方面の厄介だと思っていただけに、艦長がやって来た事には、素直に意表を突かれました。
涼子様も会いたいと呟き、一人涙しているくらいだから、この再会はとても喜ぶでしょうね。せめて手紙だけでも、一緒に歩こうと持ち出していたくらいですから、目が覚めた時に艦長がいたりしたら、どうなっちゃるんでしょうね?(笑)
その時のリアクションが今から楽しみです。
でも同時に、サム先生の恋心はこれで本当に打ち砕かれるんだなぁ、とも思います。
お互いにとってベストな選択だからと、こじれて別れた訳でもないからこそ、尾を引きずる恋愛だったのでしょうか。
サム先生も既に終わったものと諦めているけど、未練までは消えない。
それをとうとう、未練も断ち切る事になるのでしょうか。決着を付けないと引き摺り続けると分かっていても、胸の奥がモニュモニュします。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
もうね、海雀さま?
私、前話と今話、そして次話は、もうサマンサ先生になりきって、そして書きながらも涙が零れて仕方がなかったのです。「艦長、あんた、バカだ、こんなイイ女と別れるなんて、ほんと、バカですよ」って言いながら。
サマンサにとって、彼と涼子を対面させること、もちろん医師としてそれが最後の治療の仕上げになるだろう、そんな判断はあったにせよ、それを自分が許可しなければならない、そのサマンサにとっての本当の意味を知りつつ、そして自ら彼を迎えにいくことの、身を切られるような心の痛み。
この恋を終わらせる。
終わらせて、私はまた、明日に向かって歩き始めたいのだ。
そんな覚悟と決意を秘かに胸に抱いて、痛みに零れそうになる涙を必死に押し隠して。
そんな彼女の、彼女にとっては「彼との最後のドライブ」だったのです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第136話 20-4.への応援コメント
ごきげんよう、経過も順調な様で、良かった良かった!
会いたいと伝えたいだろう、と悪戯っ子の笑みを浮かべるサム先生、男前ですね。
そして涼子様も、文面に謝罪が乗るのは仕方なしとはいえ、肝心の会いたい部分がシンプル過ぎる……っ。いや、限られたスペース、気恥ずかしさ、言っても即座に叶う状況にない、面倒な女だと思われたくない、などなど理由は色々あってこそのシンプルさなんでしょうけど。
でも、もう少し我儘な部分を出しても良かったんじゃないかなぁ、なんて……。
でも、基本的に他人へ強く出られない彼女には、これでも十分頑張った方かな?
しかし雄大で静謐、そして迫力ある自然の湖畔で、優雅にお昼寝とは羨ましい。
余りに無防備に思えますが、それだけ精神的に落ち着いて来た、という事なんでしょうか。脳に損傷があったりすると、眠気を制御できず気絶する様に眠る、という話を聞いた事ありますけど、涼子様大丈夫でしょうか。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
ありがとうございます、ご心配かけましたけれど、療養センターの周囲のみんなの優しさ、温かさもあり、そして何よりサマンサの献身的な治療の甲斐もあって、涼子、元気になれましたね。
そうですよね、涼子、ちょっと彼に会うことを怖がっているかのようです。
手術室でのモールスでの会話から直接話せていない、自分が秘密にしていた(秘密にできていたと信じていた)過去も含めて知られてしまった、そんな躊躇いもあったかもしれません。
けれどこのお返事を書いたことでかえって涼子は自分の胸のある会いたいという希望を真っ直ぐ取り込むことにしたようです。
それこそNYのセントラルパークなんかで居眠りしちゃったらたいへんでしょうけれど、ジュネーヴの静かな空気、雄大なヨーロッパアルプスの景色に抱かれるようなこの街で、精神の落ち着きも手伝って安心して眠気に心を任せることができるようになったみたいです。
海雀さまのお優しいお気遣い、嬉しいです、ありがとうございます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第18話 5-3.への応援コメント
艦長、こと小野寺さん、めちゃくちゃイケオジですね!
せりふの一つ一つが刺さるし、朴訥としているのに全てかっこいい。
良い船乗りの条件はいつも能天気に笑ってられることと、必ず生きて帰ってくることか~
じゃ、涼子さん、『笑わん姫』やってる場合じゃないですね!
小野寺さんのおかげで当時の涼子さんに笑顔が戻ってよかったです。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
小野寺さん、さすがベテラン艦長さん、朴訥な口調ながらも彼の言葉が涼子の気持ちを救い上げて、宥め癒し、そして明日に向かって顔をあげられるように仕向けてくれました。
ここで涼子はどうやら、お父様のイメージから一人の男性として彼を恋い慕うようになったみたいです。
彼の言葉を胸に抱き、守り守れながら仲間達に笑顔を見せたい、仲間に笑顔を浮かべてほしい。
それが今の涼子の根底に流れる思いになっています。
笑顔ばかりで、「軍人らしくない」なんて怒られることもままあるようですが、それもご愛敬、ですね。
さあ、このエピソードはロンドンの涼子の回想、つまり時間軸でいえば12年前の出来事。
それがロンドンで初めてデート、ということは12年前の涼子の恋はどうなったのか?
それがこの章後半で語られます。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第17話 5-2.への応援コメント
艦長が、いるから!?
ここで、このときすでに、こんな本音駄々洩れの回答をしていたとは!
なんでしょう、先に『ひまわり』を読んだもので、あちらのアマンダさんがとにかく素直になれない女性だったため涼子さんがあまりに素直というか――アマンダさんとは別ベクトルで純真無垢なので驚いています!
ま、まあ落ち着いて考えれば「理想の上司がいるから」と受け取れないこともないですよね。
年齢差もありますし。
お父さんのおもかげを見出して好きになったのか~
切ない!
親子モノに弱いのでじーんとします。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
うふふ、ほんと、涼子ったら本音駄々洩れですよね、可愛い。
確かに、アマンダさんとはもう全くの正反対、仰る通り中身は純情乙女なんですけどね、ふたりとも。
この時点で零れた「艦長がいるから」という言葉は、本文中でもあった通り、同じくUNDASNの将校で戦死した父親(お母様もUNDASN将校、ご両親も職場恋愛だったようです)と、つまり唯一涼子が安心して、心を許して接することができる男性だったお父様とイメージがダブったから、なのでしょうが。
この後の艦長との会話で、このお父さんイメージが恋に変わるかも?
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第16話 5-1.への応援コメント
コンサートのチケット2枚を見て、「それって、つまり」と聞いてしまう涼子さんのかわいらしさ!
小野寺さんの誘い方もそんなにスマートじゃないけれど、涼子さんもウブすぎて!
二人の真面目さがにじみ出ていますね。
UNDASN、戦争状態にある軍隊ですもんね。
最近も自衛隊内でのセクハラが問題になっていましたが、戦争していないどころか戦ってはいけない集団とは違いますね。
いやもちろん災害大国日本で災害救助で一番力を発揮する自衛隊の皆さんには感謝していますし、訓練自体は米軍と合同で軍隊としての厳しさだと思いますけれどね。
今の優秀な涼子さんがいるのは、小野寺さんが『しっかりと、優しく温かく見守って』くれたゆえなのですね。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
うふふ、涼子、本当に初心ですよね、夢にまで見た、大好きな人とのデートが思わず実現してしまった、喜びよりも前に驚きが先立つ感じでしょうか。
艦長さんは、年齢が一回り以上離れた女性をデートに誘うということで、普段から口下手なのに、いっそう緊張しちゃっているのかもしれません。遊びじゃないから余計に、という感じ。
仰る通り、UNDASNは戦争状態にある軍隊です。平時の軍隊と違って、所属する将兵達も職務に臨む姿勢はおのずと違ってきていると思います。
UNDASN自体は、男女比はほぼ同等、ということで女性が職場の花、みたいな扱われ方はしてはいませんが、それでもセクハラ事案はなくなってはいない様子(パワハラについてはもちろんNGですが、旧軍みたいな表立っての体罰は「ないことになっている」はずが、闇ではある程度行われているかも、ですね、もちろん見つかれば懲罰です)。
ただ、地球人口がこの半世紀で70億から半分に激減してしまった現状がありますので、UNとしては「産めよ増やせよ地に満ちよ」が推奨されていて、だからUNDASN内での職場恋愛もOKという設定です(ただし、軍施設内での性行為はNG)。
今の仕事がデキる涼子が在るのは、初配属で男性恐怖症、コミュニケーション不全でノイローゼになりかけていたところを救い、見守ってくれた小野寺さん(配属先の艦長さん)がいたからこそ、とも言えます。
あ、ここで以前のコメントで頂いたネタばらしを。
リザがくじ引きに細工、実は涼子の依頼で細工したんですね。
銀環ちゃんは中国人、黒髪でぱっと見たら同じく日本人で黒髪の涼子と間違われてしまいかねない、唯でさえテロ標的となりやすい涼子の傍についていたら間違われて狙われてしまうかも。
それでシャバへの外出時は可能な限り銀環をお留守番にしよう、という配慮から出た細工なのでした。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第134話 20-2.への応援コメント
ごきげんよう!
それにしても、二人の関係は随分特殊で、どう言葉にしたら良いか分かりませんよね。
医者と患者という程ドライな関係でもなく、しかし恋敵同士という程険悪でもなく、かといって友人という程気安い関係でもない。
最初はサム先生も、医者と患者のドライな関係を目指していたようですが、実際はちょっと違う方向へ行っちゃいましたし。
涼子様もサム先生とはそれなりの付き合いですから、心の機微もきっと分かってて、だから信頼していると言えるし、大丈夫と言えるんでしょうね。
だからサム先生も、言葉に迷い、探しながらも、ありがとう、と言葉を返したのかな。
直接の肉声ではないけれど、聞きたいと思っていた時に艦長の言葉が読めて良かったですね。泣きたい程の、狂おしい程の渇望、恋に苦しみ愛を求める様は悲痛に見えますけど、サム先生の言うとおり……それが生きるって事なんでしょう。
良かったね、生きていて、というサム先生の台詞が胸に染み渡る様です。
そんなサム先生だからこそ、抱きしめたい。抱きしめて差し上げたいっ!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、どうぞ遠慮なくサマンサ先生を抱き締めてあげてくださいませ! かわりに私はアヴェリンさんと結希乃さんを頂戴します!
はい、仰る通り、サマンサも最初は医師と患者の距離感を意識しつつ接していたようですが、同じ男性を愛したシンパシとでも言うのでしょうか、もしくは涼子の人誑しに嵌められたのか、不思議な距離感、不思議な関係性で落ち着いた様子ですね。
特に涼子が無二の信頼感を隠すことなく表してくれていますし、サマンサもジュネーブ療養所での疎外感もあったでしょうから、結局、ある意味涼子の大きさに甘えてしまおうか、などと考えたかもしれません。
サマンサが涼子に「生きていてよかったね、恋してよかったね」と囁いたとき、サマンサの胸中に去来する想いはどれほどだったのかと思うと、今でも少し(自分が書いたクセに)涙ぐんでしまいそうになります。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第133話 20-1.への応援コメント
ごきげんよう!
療養所であろうと、涼子様の人気は陰りを見せないようで、職員も骨抜きにしてしまう辺りは流石の人誑し、といったところでしょうか。
元よりわざとやっていた事ではなかったでしょうが、これで生粋のタラシと証明されてしまったようですね!(笑)
それにしても……。
サム先生が思ったように、実に強い人ですね、涼子様は。
艦長を信じて、それで自分のこれからに考えを向けている。今をケアの時間だと認識した上で、その先に進もうとしている。
立ち止まっても足踏みを続けて、停滞する事だけはしていない。
凄い事ですよ……。明日とその先を見据える事ができる強さ、というのは精神的に参っている時だからこそ、持てない強さだというのに。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、涼子はタラシ! 皆さんご一緒に!「涼子は、タラシ!」
普段の涼子に加えて、ちょっと子供っぽさが入ってきて、よけいに愛玩動物化してしまっているのかもしれませんね。
ご指摘の通り、涼子はのほほんと、無邪気に笑ってはいますが、ちゃんと明日を、未来を信じています。
それは彼との約束だから。
一緒に歩いて行こう、彼とそう、約束したから。
だから、UNDASNから一歩外に出たら、敵だらけだったこれまでとは違う。違うと思えるようになりたい、今では涼子はそう思えるようになっています。
強くありたい、それは自分のためだけじゃなく、彼と歩く未来のために、そう思えるようになりました。
サマンサはそんな涼子がいっそう、眩しく見えるのでしょうね。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第15話 4-6.への応援コメント
優しい素晴らしい部下が、涼子さんの恋路を邪魔しにかかってる!笑
まざかくじ引きも、リザさんの計略!?
往路の車中で未決裁書類の決済だなんて! 忙しくて大変!!
それはそうと・・・涼子さん、以前より倒れる頻度が高くなっているのですか。
明るく太陽のようにふるまうせいで、本来の自分との乖離が激しくなっているのではないかと心配になります。
もちろんコミュ障なままでは仕事など務まりませんが、それでも職務上あまりに弱い自分を押し殺してしまうと、どこかにひずみが生まれてしまうんじゃないかと・・・
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
はい、リザも半ば負け戦だとは理解していても、このまま黙って引っ込んでいるわけにはいかぬ! と特に小野寺さん相手には徹底的に邪魔しちゃいますよー! 小野寺さんはリザにとってはもう敵認定です!
銀環が留守番ばかりでぶーたれていますが、このくじ引き、ご想像の通りリザの計略ですね。でも銀環からリードを奪おう! という感じではなさそうですが、ネタバレになっちゃいますので、お口にチャック、です。
涼子の職場、そして地位はもう、多忙です。
特にここのところ涼子は戴冠式関連でヒューストンの自室を離れて殆どをロンドンで過ごしていますので、その他のお仕事が山のように溜まっていますから、移動中でも出張先でもお仕事お仕事。リザと銀環がふたらいで両脇を固めてサボらないように見張っています。
ご心配いただいているように、倒れる頻度も高くなってきています。普通に仕事をしている分には、多忙とは言え然程心配する必要はないのですけれど、職務的には外部の人と会う機会の多い任務ですから、確かに危険度は高まってきている様子ですね。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第14話 4-5.への応援コメント
涙をこらえていた銀環の背中を、涼子が見えていないときにそっとたたくリザに、すごく優しさを感じました。
叶わぬ恋のライバルで、同じ人を尊敬する同士で、仕事上ではよき上司。
よい関係ですね。
本当に美しい魅力的な人は、性別関係なく恋されてしまいますよね。
それは当然のことだと思います。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
ありがとうございます、副官コンビに心を寄せて頂いたお優しいコメント、嬉しいです。
このふたり、涼子を巡るライバルではあるんですが、実はふたりとも心の底では、この恋は実らないと半ば諦めているところもあり、だけど毎日傍にいられるこの配置が幸せで、だから諦めきれない、そんな切ない想いを抱き、共に現実に抗う同志、そんな間柄のほうが日々強くなっている。
だからこそ、互いに慰めあい、励ましあい、共に歩んでいる、そんな絆が生まれたのだろうと思います。銀環は、涼子がいなかったらリザに恋していたかも、なんて思っている様子ですね。
優しくて温かい副官ふたりがいるから、きっと涼子も日々、笑って仕事に打ち込めるのでしょうね。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第13話 4-4.への応援コメント
ラダーを降りる際に、ステップを踏み外す涼子さんのドジっぷりがかわいくて笑ってしまいました!
小学校の先生、元教え子を自慢したかったんだろうけれど・・・藪蛇でしたね。
現代の各国軍隊の募集ポスターを見たことがあるんですが、結構美女軍人の写真が多くて驚いた覚えがあります。
一方で日本の自衛隊は日本らしく、萌えキャラっぽい美少女イラストのものだったりして、お国柄が・・・
コリンズと小野寺さんは、涼子の過去について知っているようですね。
心強い反面、本人がショックで消し去った過去を上官が知っているのは、複雑でもあります。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
うふふ、運動音痴の涼子ですものね、きっと緊張していたんじゃないかしら?
なんで軍人さんになったんだ涼子ぉ!
私も以前、プロの写真家の方が出した、世界の軍隊の美人さんの写真集がある、というのを知りました。ちらちら見たら、確かに美人さん多いですよね。確かに容姿で戦うわけではないでしょうが、それでも写真集ができるくらいなんだと感心した覚えが。
自衛隊さんにはオタクさんが多いっていうお話もよく聞きます。基地祭とかにいくとアニメキャラや萌えキャラのポスターや立て看板がたくさんあると教えてもらいました。民間人への堅苦しくないよ、っていうアピールもあるんでしょうね。対戦車ヘリコプターに萌えキャラが大きく描かれていて、痛ヘリ、なんて写真もありましたね。
そうですね、小野寺さんは、涼子が卒業後初めて実習で配属されたフネの艦長さん、ということで極秘事項もすべて彼には開示されています(かなり後のほうで「知らなければ良かったとおもったこともある」と独白していますね)。コリンズさんは事件の捜査の関係である程度は知っているでしょうが全貌までは知らないんじゃないかしら?
ただ、メンタル系にも関わる事項なので、特に戦闘職でもありますから、上官は職務上知っておく義務があるんですね。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第132話 19-5.への応援コメント
ごきげんよう!
女心が分かる男性なんていない、いたらむしろキモイ、と言い切るサム先生、仰るとおりでございます(笑)
そういう冗談めいたところから、大事な話に自然とシフトさせていくのは、流石というべきでしょうか。
でも一緒に生きていく事、恋をする是非や、悲喜こもごも……。
それを優しく諭していくサム先生、本当……大きな女性ですね。
オウンゴール、ご尤も……。
恋敗れた女性が、それでも恋敵の背を押せるオウンゴールなんて、最高に格好良いじゃないですか。サム先生を、是非ともぎゅっとして差し上げたい!
これだけの想いを受け取って、精神が安定していかなかったら、そりゃ嘘ですよ。
それだけの献身があって、回復に向かってくれなければ、サム先生が報われないってものです。
……ハッ!?
いつの間にやら心情が涼子様より、サム先生寄りに!?
でも、最後に何度も嘘を重ねるサムを見ていると、その心情の錯乱振りも伺えて……!
とりあえず艦長の傷跡、私の方で二、三度殴りつけておきますんで!(笑)
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
もう、ね、海雀さま。
私も、19章あたりから、サマンサが主人公のつもりで、艦長が悪役のつもりで書いてました。
涼子は、確かに破壊された人格からサルベージされたきっかけは手術室での艦長との会話だったでしょうけれど、多重人格が統合されて「本来の涼子」に戻れたのは、サマンサのまさに献身的な治療の賜物だったことは間違いありません。
サマンサの、大人の女性として、大きな愛情で涼子を救いあげながら、だけど艦長に対しては嘘で塗り固めて想いを必死になって隠す、おんなとしての見栄。
20章は、そんな可愛いおんな、サマンサが殆ど主役です。どうぞ、彼女の恋の幕引きを最後まで見守ってあげてくださいませ。
あ、艦長は、殴るんじゃなくてもう二、三発ほど9ミリパラをぶち込んでおいてくださっても結構ですよ?
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第131話 19-4.への応援コメント
ごきげんよう!
前話で、サム先生が自分の恋に決着を付けよう、失恋しようと思っていた意味がようやく分かりました。
涼子様をフォローし治療するという事は、恋敵への献身を余儀なくされるという事。
元より形の上では終わっていた恋人関係とはいえ、意識せずにいられる訳もない。
サム先生の人間性というか、職業倫理が治療を続けるなら必要な事と、心を殺す必要があったんですね。
とはいえ、艦長のベッドの中に入ろうとする辺り、心を完全に殺せてないみたいですが。
癒しを求めずにはいられない行動だったんでしょうかね。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、恋心、彼への未練と、医者としての矜持、患者を救わねばならないという思い。
ただその患者が未練を残している彼の恋人。
けれどそれでもサマンサは、医師である自分の全身全霊をもって、そして同時におんなである自分の恋心を削る思いで治療にあたってきました。
だけど気持ちは溢れてしまって、時に彼とは「別れた時」以来、性差を考えさせない悪友的な感じで接してきたこともあって、もう心はぐちゃぐちゃに乱れてしまっていたことでしょう。
艦長はというとベッドにもぐりこもうとする彼女の態度を、以前と変わらない友人としか見ていないのが、サマンサには悔しかったかもしれませんね。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第130話 19-3.への応援コメント
ごきげんよう!
医者と女性、理性と恋心、その間で揺れ動き……しかし医者を選んだサム先生、抱きしめて差し上げたいっ!
一も二もなく、サム先生の要求に従い、声を届けようとする艦長は男前ですが、それを前に敗北感を覚える彼女に、どうしようもなく切ないものを感じてしまうのです。
涼子様はその生来の優しさ故に、自己嫌悪に陥ってますが、同時にどうしようもなく被害者という部分を考慮に入れてないのが、もどかしく思っていました。
開き直れと言うのではなく、自責の念に潰れて欲しくないと。
涼子様にとって、穢れた自分というのが許せなかったのでしょうが、それを愛する男性から心からの言葉で許して貰えた。
愛を与えられ、恋の尊さを感じた。
愛は人を救うんだと、教えられた思いです。
涼子様が救われて、良かった良かった……!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
サマンサに心をお寄せくださり、お優しいお言葉を本当にありがとうございます。
きっとこの場で一番辛く悲しかったのは(涼子でしょうが彼女を除くと)サマンサだったことでしょう。
大人同士の恋愛、ちょっとした意地の張り合い、浮気や喧嘩、そんな特別な事件もなく、「キレイに別れた」ふたりですが、サマンサはどこかで彼に未練を残し、だけど「彼が誰のものにもならないのなら、いいか」とある意味安定した距離感を続けてきた、それが。
サマンサにしてみれば、これこそがすっぱりと彼を心から追い出す機会、だけど同時に恋敵の命を救い、彼の背中までも押してやらなければならない、苦しく、哀しく、切なかっただろうと思います。
涼子は誰がどこから見たって、被害者です。
涼子もその思いはもちろん持っているでしょう、だけど。
涼子はそれ以上に、自分が、自分がまきこまれたとは言えども、この顛末の果てに、優しかった叔母と従姉の家庭を壊し、挙句ふたりを死に追いやってしまった、お腹の中に宿った命も儚くしてしまった、そんな罪の意識を持ってしまったのでしょうね。もちろんそれは涼子の責任ではないけれど、涼子にしてみれば自分が叔母夫婦の家に預けられなかったら、というifを考えずにはいられないのでしょう。
軍人になり、敵のみならず場合によっては部下同僚の命まで奪ってしまう、そんな人死にがたまらなく恐ろしい、その背景には軍人になる遥か以前に、自分の関係する事件で命を奪ってしまった、そんな無意識の自責の念があったのだろうと思います。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第12話 4-3.への応援コメント
殺風景なオフィスに聞こえる涼子さんの華やかな笑い声。
彼女がただ美しいデキる女というだけでなく、まわりをぱっと明るくするような、魅力的な人柄の持ち主なんだと伝わってきます。
笑顔を絶やさない人、厳しい職場でも(たとえ締め切り日などでも)、明るく感じよく振る舞える人は人気者になりますよね。
しかもそんな人が部下だったり上司だったりしたら、とっても働きやすいですし。
きっと笑顔も込みで美しい涼子さんなんだろうなあ。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
ありがとうございます、涼子を作者以上に理解し可愛がってくださって、本当に嬉しいです。
軍人でありながら、軍人らしくない、それがUNDASN内での涼子の評価で、そしてそれがマイナス評価ではない、ある意味稀有な才能。
情報部と言う部署は、スパイの巣窟、ただでさえ陰鬱なイメージがあるオフィスで、所属するメンバーもスパイですからどこか腹に一物ありそうな。
また制服組とも表立ってではありませんが、どことなくギクシャクしている、だけど涼子はそんな事関係なく、裏表なく振る舞い、よく笑う。
だからコリンズさんの目からは、いっそう眩しく見えたのかも知れません。
これがおそらく、コリンズさんの人生の分岐点にもなったと思われます。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第11話 4-2.への応援コメント
石動涼子ファンサイトの実に70%がアダルト・サイト!?
隠れ男性恐怖症なのに可哀想すぎる・・・
本人は、アダルトサイトの存在については十中八九知らないと思うけれど、知ったらショックでトラウマが増えそうです。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
ネットって本当に恐ろしいと思います。仰る通り、涼子が知ったら、ただでさえトラウマを抱えていると言うのにどうなることやら。
だからこそ彼等は涼子には知らせないと決めたのですが、それが涼子の危機感を薄める負の効果となり、ジレンマになってしまいます。
芸能人などの有名人でもネットの噂が一人歩きしてしまうのは困るでしょうに、涼子は単なる公務員ですから、まさか自分が、と思っているでしょうね。
この時代、戦時中と言う事もあり、未来の話ですが娯楽は制限されていて、20世紀末頃程度ですので余計に人々はネット上の噂話に盛り上がる、と言う事もあるかも知れません。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第10話 4-1.への応援コメント
ミステリータッチになってきてワクワクします。
本当にハードボイルドな展開がお上手ですよね!!
地球外生命体との遭遇という予言が、不幸にも偶然当たってしまったのですね。
もし本当に宇宙人が襲来したら、「メシア来たー!」と言い出す新興宗教、確かにありそうです。
南米の先住民がスペイン人を受け入れてしまったのも、彼らの間の言い伝えが理由だったいう説もありますしね。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
過分なほどのお褒めのお言葉、光栄です、って言うよりもうお恥ずかしいです。
恋愛もののはずが、どんどんサスペンスに寄っていってしまって。
はい、取るに足らない、厨二病患者さんやオタクさん達の戯言で終わるはずだったのに、なんでこうなった、みたいな感じです。
まぁ、それがアメリカと言う国だったから、と言う要素も大きいとは思いますが。
南米のスペイン侵略の話も聞いたことがありますが、おそらく異星人からの平和的なファーストコンタクトがあれば、全地球が興奮の坩堝となったのは確かでしょうね。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第128話 19-1.への応援コメント
ごきげんよう!
相変わらず医学用語部分は目が滑りますが、何よりこういった文章を書けるのが凄い!
自分なら、それらしい単語を並べる事だって出来そうにありません。元よりそういった分野のお仕事をされているか、そうでなければ本を読んだり勉強されたのではないでしょうか。
作品作りに、そして場面にとって必要な説得力を持たせるに、努力が必要な部分ですよね。尊敬します!
そして、ここに来てモールス信号が出て来るという、にくい演出!
過去に幾度か見せていた、二人の間で交わされていた信号会話が、ここで来るのは熱い展開です!
サム先生の仕返しが、この後どういう波乱を呼ぶのか、本当に泣き言が聞けるのか!?
大変楽しみな引きです!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
ここからの真の主役は、サマンサだと思いながら書いていました。
私は医療従事者でも病院関係者でもなんでもない一般企業のダメOLなので、もうこの章を書くのに資料を調べまくって何ヶ月かけたことか、書きながら私の目もスベってました。
はい、ここが本当のタイトル回収です。このシーンがあるから、このタイトルなのです(後、もう一度だけタイトル回収がありますが)。
サマンサさん、仕返しなるか?
でも今の状況で一番苦しいのはサマンサさんですものね。
自分が泣き言言ってしまうかも知れません。
とっても素敵な、可愛い、だけど格好の良い大人の女性、サマンサさんをどうぞ、優しく見守ってあげて下さいませ。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第127話 18-5.への応援コメント
ごきげんよう!
叔父はともかく、その一家が離散しただけでなく、既に亡くなっていたのだとは予想だにしていませんでした。ある意味で、叔母と従妹も被害者な訳で、それを思うと叔父は一体何やらかしてくれたんだ、と今でも胸奥で怒りが渦巻くようです。
そして、入院中に今の人格や記憶を形成するに至ったんですね。
それを知らず、返信のない手紙だろうと書き続けている涼子様は、一体どんな思いでいる事やら……。
でも、脅威の回復について納得できるものがありますね。
子を想う母の愛が、誰との子であれ、自分の子ならば守ろうとする母性が、生きる活力に繋がったんですね。その結果が、死産だったのは残念ですが……。
想像以上に壮絶な過去で、茫然とする思いです。
でも、涼子様の過去を薄っぺらいもの、おざなりに済ませたくない、というおだ様の気概を感じたお話でした。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
海雀さま、そうなんです、よくぞ気付いて下さいました。
事件後、やっぱり涼子は完全に壊れてしまったように見えたのですが、自分の身体の中に宿る新しい生命の存在を知って、奇跡の復活となりました。
仰る通り、その命が産声を上げる事はありませんでしたが、それもまた記憶の彼方に封印する一つのきっかけになったのだと思います。
今回、再び奇跡ご起きるのであれば、そのきっかけは何か?
涼子のトラウマのバックグラウンドとしても、そして涼子のエリートとしての能力、そして陥った病状の原因としても、生半可な過去では説明にならないと考えた末の、ストーリーでしたが、今は自分の力量の無さで読者様に不快な思いをさせてしまったと反省しきりです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第126話 18-4.への応援コメント
ごきげんようぅぅぅぅ!
自分勝手で身勝手、報いは当然、そう思っても気分は良くないですね。
どこか心の中に引いていた一線というのが、身内の裏切りっていうので遂に越えてしまったんでしょうね。
元より信頼は地の底、信用は塵と消えていたのでしょうが、それでも最後の一線は残っていた。それを思えば――涼子様が受けた肉体的、精神的外傷に比べれば、あっさり終わって良かったじゃないかと、まだまだ足りないぞ、と言ってやりたいぐらいです。
後味が悪いばかりの話でしたし、もっと艦長の語り口調でマイルドに、涼子様の過去を伝える事も出来たでしょう。
それでも、このエピソードが必要だ、と筆に込めたおだ様の覚悟が見えるようなお話でした。
今後涼子様が過去を思う事などあったら、それを実体験の様に伺い知る事ができ、より強い感情移入出来るだろうなと思います。
思い出させないで、という気持ちも同時に沸き起こりそうですが……(笑)
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
本当に不愉快な想い、苦い読後感だけのエピソード、お目汚し、申し訳ありませんでした。
考えたのです、仰る通り、艦長に伝聞調で語らせた方が良いのではないか(何より私が恥ずかしい思いも少ないし)とか。
でも生半可なオブラートで、涼子が見せる異常性の原因だと納得させられるのか? 色々考えた末の18章でした。
だけど読者様皆様に不快な思いをさせた事は事実ですものね。
もっと私に文章力や表現力があれば、もっと違った書き方ができただろうにと、未だに反省と後悔の日々です。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
第125話 18-3.への応援コメント
ごきげんよう、ぅぅぅ、ぉぉぉ……!
読み終わったとき、ぽつりと「外道が……」と言葉を零していました。
怒りやら悲しみやら、様々な感情が胸の中で渦巻いて、ずっと眉間に皴が寄ってました。
未成年への性的虐待、単に年齢だけじゃなく立場的弱者を狙った性犯罪には怒りを覚えます。人格に変容があったり、分裂したりするのは、やっぱり幼い頃の虐待が主だという話を聞いた事がありますし、涼子様の身の上に起こった事も、その様な内容じゃないかと予想していました。
予想通りといえばそうですが、外れていて欲しかったという気持ちもあります。
でも、これほど辛い思いがあったからこそ、自力で肉体改造なんてしちゃう説得力に繋がるんでしょうし、必要な描写だと分かります。
でも辛いですね、苦しいですね。
それより、もっと苦しかったのは、間違いなく涼子様自身。
安易な慰めの台詞は意味もなく、既に終わって決着も付いている話……。だからこそ、余計にやるせない気持ちになります。
このエピソードを書かねば、書き切らねば、と思ったおだ様も辛かったのではないでしょうか……っ。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
もうね、海雀さま、私、何度でも謝ってしまいます。
本当に、胸糞の悪い物語を読ませてしまって、不快な想いをさせてしまって、申し訳ありません。
この叔父の卑劣さ、単純な性犯罪でさえ許せないと言うのに、この男が屑なのは、自分が涼子の生殺与奪の権を握っているのを盾に脅している事です。
涼子の為に、不快になりつつも怒って下さった海雀さまのお気持ちが嬉しいです、だけど、こんな酷い物語を考え文章にした私も、外道なのだと思います。
恥ずかしかったし、書いていて辛くて悲しくて苦しかったけれど、だけどここまで異常を見せる様になってしまった涼子の過去なのだから、ちゃんと書かなければ。
その想いだけで書き切りました。
そんなところにまでお気持ちを寄せて下さった海雀さまの優しさが、本当に嬉しくて、もう泣いてしまいそうです。
本当にありがとうございます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第9話 3-3.への応援コメント
諜報部員が”戦う”相手が地球内だとは・・・。
確かにミクニーに対しては、通信傍受くらいしか方法がありませんね。
で、地球人、一枚岩になろうよ!!
涼子さん、強い! そしてまっすぐ。
本当に大切な人を守るために戦っている。
おそらく彼女のその「根幹」が見えるからこそ、交渉事でも手腕を発揮できるのでしょう。
陰謀渦巻く政治の世界とはいえ、相手が本気がどうかは人間同士、伝わりますからね。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
そうなんです。敵地に潜入してスパイ活動、なんて異星人相手では無理。それでUNDASNの情報部は、相手が敵対的な地球内の勢力やUNDASNの技術や情報が欲しい勢力が相手、つまり地球で戦う部隊。
ある意味、一番ストレスが大きい配置でしょう。
仰る通り、地球人同士で戦うのは愚かな行為。
それを解消して地球をひとつにまとめたい、その為に涼子達は頑張っています。
それが仲間達を守る事に繋がると信じている涼子は、だからこそ強くいられるのでしょう。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第8話 3-2.への応援コメント
前半、恋する涼子さんを不覚にもかわいい! と思ってしまいました。
でも自分ではその魅力や美しさにも気付いていないだなんて、切ないです。
それほど過去に傷を受けたのですね。
その記憶を閉じ込めてしまうほどに・・・。
人間関係は苦手という意識があったからこそテクニックを学んで、その基本に忠実に外交を行うことで成果をあげてきたのかも知れませんね。
でもきっと根っこには涼子さんの純粋さがあって、だからこそ交渉相手も彼女を信用したのだと思います。
こんな人が上司だったら、なんとかして守ってあげたい、役にたって楽させてあげたいって思っちゃいますね!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
さすが綾森さま、予想されている通りなんです。
人間関係を結ぶことが苦手、特に男性相手だと恐怖心さえ感じるような彼女、軍に入った頃もそれでよく仕事をしくじったりしていたのですが、とある方からのアドバイスで立ち直り、そしてその方の勧めで外交幕僚を目指すようになりました。
今では外交のエース、仰る通り、相手も彼女の真摯な態度や純粋な優しさが伝わるから、いっそう仕事も上手く運ぶのでしょう。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第7話 3-1.への応援コメント
涼子さん、本当に優秀なんですね!
儚く妖精のように美しい魅力――『ひまわり』のアマンダとは全く逆方向で、あちらを先に読ませていただいた読者としてはそこに面白さを感じます。
それにアマンダは地頭はいいけれど「ごちゃごちゃ理屈抜かしてんじゃねえ!」みたいなキャラで、まっすぐぶつかっていくのが魅力だったのに対し、涼子さんは細かい交渉事に手を回したり、人を動かしたり、じつに繊細な働きをする方。
そんな優秀な涼子さん、何を憂鬱に思っているのでしょう? 過去のトラウマ絡み???
まだ全然予想ができません!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、じっくりと丁寧にお読みくださり、温かいお言葉での応援、コメントを本当にありがとうございます。
そうですよね、確かにアマンダとは正反対ですね。境遇的にはどちらも早くに両親を亡くしたりしていますので通じるところは多そうなんですが。
もう少し後で涼子が軍に入りたての様子が出てきますが、そこに少しだけヒントがあるかも、です。
お仕事はバリバリこなす涼子ですが、何やら憂鬱な事がある様子。
実は、他人から見ればそんなに大したことではないんですよ?
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、幸せです。
第124話 18-2.への応援コメント
ごきげんよう、入院中……それも術後すぐの喫煙とは、艦長も悪い人だ!(笑)
でも、艦長が思う涼子様の想いと吐露は、本当に真っ直ぐで素敵な言葉です。こういう事をきっと本人には伝えていないんでしょうが、目を覚ました時には是非言って欲しいですね。
それにしても思う事は、おだ様が描く微細な心情というか、キャラクター作りが実に緻密だな、と感じるのはこういう時です。
それと同時に真似したい、真似できない、という相反する嫉妬めいた気持ちも沸き上がります(笑)
おだ様の作品を読んでいると、良い文章に巡り合えるなぁ、と常から思っているんですよ。
今日もまた素敵な文章に出会えました。ありがとうございます。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
もう、なんだか過分なほどのお褒めのお言葉、煌めくような言葉が眩しくて、恥ずかしくて照れくさくて、どうしようってアワアワしちゃいます、でも嬉しいです、ありがとうございます。
でもそれ以上に海雀さまが、私の稚拙な物語をこんなに真剣に読んでくださってるんだ、それが一番嬉しいです。
艦長さん、我儘放題でICUから脱走してきてやることがタバコかっ!? 本当に悪い人です。
17章では敵対していたマヤと艦長をバディにして追跡させ、敵本拠地突入時はご都合主義ですけれどどちらもその場に立ち会わせましたが、この涼子にかかわるふたりを、この真相開示の場で向き合わせたかったから、ということもあります。マヤはおそらく、追跡行の途上、そして犯人確保時の艦長の行動で、敵という認識はなくなっているとは思います。
加えて、これまで恋のもう一方の当事者である艦長の心情があまり語れていなかったこともあり、ここでアラファーメタボには似合わない恋情を口にさせてみました(羞恥プレイですね)。
だけどそこを海雀さまに拾い上げてくださったのが、もう本当に嬉しくて。素敵な読者様(そして素敵な、尊敬すべき物語作家様でもあります)に出会えた奇跡に、心からの感謝を。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第123話 18-1.への応援コメント
ごきげんよう!
艦長の手術も無事に終わって何よりでした。それにしても、意外という訳ではないにしろ随分と慕われているんですね。涼子様に一つ道を示して見せた艦長ですから、それは勿論一種の人格者だとは思っていたんですけど。
ただ、泣いて心配してくれる女性が他にもいるとは……許せんっ!
それだけ慕われてるって事ですものね、許さないも何も無いんですが……やっぱり何か許せんっ!(笑)
そして、とうとう(ようやく?)涼子様手術のターンですね。
医者のする症状説明って奴は、素人を置いてけぼりにするな、ってコリンズさんと同じタイミングで考えていて、正に思考がシンクロして驚きました(笑)
相変わらず、こういう説明は雰囲気で読んでいる!
でも説明を聞いていると、何やら不思議な事に……?
ある筈の腫瘍が消えている……、自分で肉体改造しちゃっていた位なので、それを綺麗にリセットした、という事なのでしょうか?
だとすると、室長代行としてこれまで生きて来た涼子様もリセットされた、という事に……?
はてさて、一体どうなるものか……今後の経過を見守りましょう。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
うふふ、ほんとでっすよね、艦長さんみたいなメタボのアラフォーに涙を流す女性がけっこういるなんて、世の中間違ってますよね、許せん!!
まあ、彼は助かるだろうとは思ってましたし、オマケみたいなもんですから放っておきましょう(酷い!)。
そうですね、サマンサ先生の説明の要約としては、症状はまるっきり脳腫瘍っぽいし、細胞や血液といった病理検査ではクロ、なのにレントゲン的な画像で見るとそんな兆候はない。
なんで? というところです。
さすが海雀さま、もう殆ど正解なんですけれど、要は本当に脳腫瘍になってしまいそうな後一歩手前、というところでどうやら涼子が無意識のうちに抵抗しているようなんんですね。
その詳細な種明かしは、次章、19章となります。
この18章では、以前私がお詫びした、涼子の過去が明らかとなります。もう、何回でもお詫びします。
きっと海雀さまをご不快な気持ちにさせてしまうと思う。
本当に申し訳ありません。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第6話 2-3.への応援コメント
「軍神マルスの憑依したヴィーナス」って表現、ものすごく伝わってきます!
「アテナ=パラス」のような、なんて一人の女神の名前で言われるより、マルス+ヴィーナス!
強さと美の饗宴に圧倒されます。
そしてそれが仮面だと言う気付き!
「マルスの憑依したヴィーナスの仮面を被ったエルフ」
この世ならぬどこかふわふわとつかみどころのない妖精のような涼子さん、老若男女問わず彼女の魅力の虜になってしまうでしょう!
「娑婆の若い男性達が、私を女性として見てるなってシチュエーションに出会うと、身体が震えてきちゃって」というところに彼女のトラウマが見え隠れしますね。
こんな魅力的な女性が小鹿のように震えて泣きだしたら、抱きしめたくなるのが男の常ですが、余計に怖がらせてしまいそう・・・。
ミクニ―の攻撃で、日本人も一千万人以上が命を落としていたんですね・・・。
『ひまわり』のほうの時代だと、結構一般市民は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」状態だったな、と思いつつ・・・。しかもまだ遠い宇宙では戦争継続中なのに! ・・・そういうものかも知れませんね。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
ヴィーナスとマルスを使った例えが伝わって嬉しいです、ありがとうございます!
お仕事上での二つ名を仮面だ、その正体はエルフだと見抜いた事務総長さん、さすがの慧眼ですが、綾森さまもさすがです!
はい、お察し頂いている通り、この涼子の男性恐怖症、それに伴うコミュニケーション不全、ご指摘の通り涼子のトラウマに由来する性質、ということになりますね。
外交幕僚として、そんなじゃやっていけない筈ですから、この物語本編時間軸では克服されている(表面上だけでも)のですが、後々、軍に入った直後の涼子の怯えっぷりやそれにまつわる事件、そしてどうやって今の涼子にまで回復していったのか、も語られる予定なんですが、真のトラウマに関してはもう暫くお待ちくださいませ。
そうですね、ミクニーが奇襲を仕掛けてきて、地球全土が火の海になり何億人も犠牲に、というのはこの本編時間軸から半世紀以上も昔の話となります(「ひまわり」は更にこの物語から8年後ですね)から、この時点でも仰る通り「喉元過ぎれば」という風潮だったでしょうね。
逆に言えば、何億人もの犠牲に成り立った今の平和は「地球上」だけの話で、未だに遠い外宇宙では戦争状態が続いている、だというのに地球上の人々はそれを「喉元過ぎさった過去の熱さ」として貰っては、実際に戦争に駆り出されている軍は困る、その焦りと怒りから、今度のロンドンでの戴冠式を利用した「地球統一アピール」作戦が立案された、というのが物語の大きな背景となっています。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第122話 17-12.への応援コメント
ごきげんよう、類友判定を献上されるとは、マヤさんも目が点になった事でしょうね!
私も思わず笑ってしまいました。
さりとて、涼子様の容態が心配です。
外科的手術が必要になるか未だ不明ですが、むしろ精神面の方が危なげな感じがします。
でも艦長の方は余り心配にならない不思議……(笑)
銃で胸撃たれただけでしょ、というほど簡単でないにしろ、何か無事で済む様にしか感じられない……。何ででしょうね?
その手当を任されたサム先生としては、偉いとばっちりを受けた様な感じですが、かつて愛し今も愛する男に思うところは有り過ぎる様で……(笑)
焦り、嘆き、想い、そして怒り、悪態をつく様を見ていると、まず可愛らしく思えてしまいますね。心中穏やかでいられない感情変化が、緊迫した雰囲気を柔らかくしてくれたと言いますか……。
何にしろ、また更にサム先生が好きになりました。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
うふふ、類友判定、美香先輩から頂戴いたしました!
まあ、マヤちゃん、元々がコワイ系の素質満点でしたものね。自ら涼子に撃たれるために前に出た(?)艦長さんとはどっこいどっこいでしょう。
ご都合主義は趣味ではないのですが、この章ではどうしてもそれをしなければならなくて。
マヤちゃんの同行と艦長の捨て身の行動、ですね。
これがないと後々涼子を元に戻せない、ハッピーエンドが遠くなるかしら、と思って。
仰る通り、サマンサ先生がある意味一番の被害者かもしれません、彼女が叫んだ「なんで私がこんな目に?」、そのままの想いでしょう。
ここからサマンサ先生、どんどん可愛い、素敵な女性を見せつけてくれる予定です。
私も、登場人物中、ひょっとしたらサマンサが一番大好きかも。私個人としては、サマンサみたいな大人になりたい、そう思いながら書いていましたので、海雀さまの好きというお言葉、本当に嬉しいです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第121話 17-11.への応援コメント
ごきげんよう、辛いですね……苦しいです。
でも壊れていた筈の涼子様が、理性を取り戻した様に見えたのは、呼びかける声あっての事ですよね。マヤさんもそうですし、何より艦長の声が、その身を案じて共に生きるという約束を再び口に出したからなのかな、と……。
でも、その悲痛な叫びからどういう虐待を受けて、その結果どうなったのか推測できますけど、明確にはされてませんよね。
その辺り、まだ掘り下げる機会がありそうに思います。
容態も安定しているとは思えませんし、サム先生が準備していたものもあります。
その辺りから色々、詳らかになって来るのでしょうか……。
でもきっと、乗り越える事がなければ、本当によくなる事なんて無い気がしますし、その為に、改めて向き合う必要なんかも出て来るのかも……。
読み進めるのはきっと辛いでしょうが、でも見守りたいとも思うのです。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
完全に壊れてしまったように見える涼子、過去を思い出し、現代と過去が同化してしまっているような彼女にとっての恐怖の状況下で、遂には艦長まで撃ってしまった、そんな涼子が意識を失う刹那、「元の涼子」に戻れたのは、仰る通り、周囲の涼子を心から大切に思う人々からの名を呼ぶ声、そして何より、艦長が口にした約束、それが奇跡的に彼女を涼子に戻したのでしょう。
最後に涼子が凝視していた艦長の持つ銃、グリーンのリボンは涼子がバレンタインに贈ったプレゼント包装のリボンでしたが、それも補強材料だったと思われます。
追跡は苦い結末を迎えました、捜査陣は犯人を追い詰めながらも、遂に後一歩で届きませんでした。
けれど、事件は未だ終わってはいませんね。
涼子を、涼子へ戻すことができるのか、サマンサが用意していた最後の一手が功を奏するか?
今のうちに海雀さまには、謝罪を。
この先、懸念されていますように、涼子が過去に受けた仕打ちの真実が明かされます。
自分で書いていて、私なんて酷いことを考える人間なんだろう、こんな恥ずかしいことを書いて晒すなんて、どうかしているんじゃないだろうか。
そんな思いに捉われつつ書いていたのですが、それを読まされる読者の皆様は、もっと不快になられただろうな、と思っています。
ですから、先に謝罪させてくださいませ。
申し訳ありません、物凄く胸糞の悪い事件を、この先語ってしまいます、ごめんなさい。
それでも、引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第120話 17-10.への応援コメント
ごきげんよう!
しかし、女神の様に見ていた女性を、白痴の豚とまで蔑むなんて……。どれほど壊れ、変容してしまったのか……。こうなる事を予期して、サム先生が準備していた筈で、だから救いはあるとはいえ……。
軍隊は上の命令には必ず、はいと答えなくてはならない、と聞きますけど、流石に無茶な命令には総ツッコミが入ったみたいですね(笑)
実効制圧力を考えて、とかいう正論を言われてしまう始末ですよ、艦長!?
でも、そこはどうあれ、艦長がいかないと締まらない部分ですよね。
皮肉めいた台詞も、実に映画みたいで格好良い!
でも助けるんなら、しっかり助けて下さいよ、艦長!
涼子様、もうホント拙い状況ですからね。頼みますね、艦長!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
ヒギンズは空中戦で撃墜されたトラウマからインポテンツになってしまい、それがサディスティックな感情を励起させる場面でしか治らない、だからこそ涼子をじわじわと痛めつけ、その弱っていく様を眺めながら快感に浸っていたのでしょうが、その目的を達したと知った瞬間。
彼も本来は、周囲の人々と同様に、明るくて知的で温かな涼子に恋していたことを今更ながらに悟ったのでしょうね。勝手な話ではありますが(って私、やっぱり恥ずかしいこと書いてしまってますね、ごめんなさい!)。
はい、最後の艦長さんのセリフ、ハリウッド的なおしゃれなセリフを言わせたくって。
でも艦長、あんまり役に立たなさそうですよね。
美香先輩と部下のレンジャー部隊が、きっと海雀さまのご期待に応えてくれる筈!
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第119話 17-9.への応援コメント
ごきげんよう……っ。
こういうシーンは入って来ると分かっていましたが、実際見ると辛いものがありますね。
毒牙が迫ろうとも、身動き出来ず……。助けを乞い、そして誰かに救いを求めるしかない、という状況……。
思わず目を背けたくなる程で、涼子様の絶望感や苦しみに、自分まで苦しくなります。
それに、とうとう蓋していた過去に、手が掛かってしまいましたね。
知ってしまえば、今度こそ本当に壊れてしまうでしょうに、現在の状況と相まって、それを許してくれそうにありません。
触れられただけで壊れてしまうような精神状態で、更に吐息が掛かる様な距離まで近寄られたとなれば、意識を手放してしまうのも当然。
そして、そんな状況にあってさえ、自分が壊れたと自覚できる感覚とは……。
殺意を前にして出て来る別人格、幼涼子様が出て来て、もう戻れなくなりそうで怖い……!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
本当にごめんなさい。
読むのも嫌になっちゃいますよね、本当にごめんなさい。
私も書いている最中、もう恥ずかしくて、顔を真っ赤にしながら、それでもここを書かなきゃ、今までの長い長い物語が全部無駄になっちゃう、そう思いながら書いていました。
サマンサさんの恐れていた事態が、もっと酷い状況で行われてしまいました。
涼子自身が無理矢理、記憶に張り付けた封印を引き剝がされて、すべてを思い出し、思い出した瞬間に、自我が崩壊してしまいました。
予想されている通り、別人格の悪魔のような涼子の降臨となります。
今までの襲撃のたびに表れていた別人格と違って、今度はおそらく決定的な人格破壊。
サマンサも医療チームをスタンバイさせていますが、それで治療が行えるのか、それ以前に、包囲しているUNDASNチームは無事に涼子を取り戻せるのか?
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第5話 2-2.への応援コメント
狭い地球を230以上に国境で分けて・・・というところ、
ある意味、現代人から見たら戦国時代の日本列島各地に大名が群雄割拠していた時代を見ているようなもので、
宇宙目線で見たら、何こまこま区切っていがみ合ってるんだってところかも知れませんね。
日本だってかつては各地で異なる方言が話されていて、そこそこ文化も違ったのでしょうね。
イタリア半島も1870年頃までこまこまと色んな国(スペインやオーストリアや)に分割統治されたり、ヴェネツィア共和国もあるし、両シチリア王国、サルデーニャ王国、教皇領とバラバラでしたね。
何を言いたいかというと、遠い未来には「惑星国家・地球」が当たり前になっていて、昔はこまごま分かれて戦争していたなんて馬鹿だねえ、となっているかも!?
すでにインターネットは国境を越えていますしね。
海外のサーバは捜査しづらいなんて、現代にあわないですよね。
リアリティある内容なのでつい、現実のことを色々と考えてしまいました!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
本当に仰る通りで、宇宙というマクロな視点から見れば、地球人ってば何をこまかいことで揉めているんだろう、ってなるでしょうね。有人宇宙飛行で国際宇宙ステーションから地球を見下ろした宇宙飛行士が、ここからは国境線は見えない、といったそうですが、宇宙から敵が攻め込んできて人類の危機が訪れても、地上で暮らす人類の意識はなかなか変えられない。
言葉だったり気候自然風土だったり歴史だったり宗教だったり。国連事務総長も頭を抱えていることでしょう。
イタリア半島も、今でも南部独立派がいたりと、遠い昔の栄光に縋る人々も多いらしいですね。
その意味では、UN、そしてUNDASNは、外宇宙から襲来したミクニーを相手に戦争、実は地球上でも人類と戦わなければならないという理不尽さに苦悩している、そういうエピソードでした。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第118話 17-8.への応援コメント
ごきげんよう!
流石いたずらっ子のミシェルちゃん、こういう時でも(だからこそ?)やる事ブレない!
良いキャラクターですね、好き!
最初、これ以降きっと出番ないんだろうなぁ、とか思ってごめんなさい!
それにしても艦長、確かにこのままじゃ免職だけじゃ済まなさそうですよね(笑)
だからって楽隠居は出来そうにないですし、ヒモ生活なんて涼子様が許してもサム先生や美香お姉さまが許しませんよ!
尻蹴っ飛ばして、何が何でも働かせるのではないでしょうか(笑)
そして美香お姉さまの機転のお陰で、犯人は追い詰め確定って事で良いんでしょうかね。
正規軍を用いて周辺包囲は、凄い威圧感だと思いますけど、バイク一台なら逃げれてしまいそうにも……。
いや、上手くやってくれる事を強く祈っていますけれども!
涼子様も薬で眠っている状態なら、そこまで変な記憶が揺さぶられていないでしょうし、安心な気がしますけど……記憶や心の問題ですものね。
意識ない事が即ち安心、って気がしないのが何とも……。
皆―、涼子様を助けて―! 信じてるぞー!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
さあ、艦長さんのヒモ生活を賭けて、涼子救出作戦が今始まる!!
うふふ、このままだったら艦長さん、予備役どころか懲戒免になっちゃいそうですね。憧れの年金恩給生活が消えてしまう!
さあ、美香先輩のハイテク装備投入で、犯人追跡は成功しそうですね。火器保守部品倉庫に逃げ込んだようです。
おそらく犯人逮捕は上手くいくでしょう、人質だって生存のまま救出できると思われます。
問題は、生存のまま救出した涼子が、どんな状態なのか?
そのためにはヒギンズが手を出す前に、確保する必要があるのですが、間に合うのかどうか?
ミシェル、他の読者さま方からも大人気なんですよ、作者の思惑を超えてウケたようで、予想外ですけれど嬉しいです! きっとオタサーの姫扱いなのかも?
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第117話 17-7.への応援コメント
ごきげんよう!
やっぱり、そうだったんですね、涼子様。
かつて打ち明けた話では、顔を思い出せないと言っていたけれど、そうじゃなかった。
涼子様が事実として認識している過去と齟齬がある。
それは何となく察していましたが、でも中身までは想像できませんでした。
ただ、脳機能に莫大な負担を掛けて記憶を修正しているので、それほどの壮絶な過去だと予想する事はできます。
それを思い出してしまうような事態になったとき、サム先生が危惧していた様に、あまりの衝撃で植物人間の様な事になってしまうのでしょう。
ここで艦長やマヤさんが追いつき、そこで何があろうとも、二人の愛や優しさで包み上げる事が出来たなら……。
それで何とか救われたりしないものでしょうかね……。
この事を言うのも、聞くのも双方辛いでしょうね……。
二人が涼子様を誰より愛している、と想っているからこそ、尚の事そう感じます。
どうか間に合ってー!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
さすが海雀さま、やはりお気付きだったご様子。
第六章で涼子がアイリーンに語った身の上話、そしてこれまで度々、涼子が襲撃されたときに起きた悪夢や状態異常時に浮き上がってくる記憶の断片、隠しきれない違和感、誤謬があったかと思います。
自分の脳を物理的に改造し、その改造の影響で生命の危機に瀕しながらも隠したかった過去。
艦長もサマンサも、そして新谷さんも、知っている。知っているからこそいっそう涼子に迫る危機に過敏になる。
サマンサの事前の医療チーム招集もそんな危機感に晒されてのことだったのでしょう。
この追跡劇で、これまで犬猿の仲だった艦長とマヤちゃん(一方的にマヤちゃんが嫌っていたのですが)をコンビにしてドライブさせましたが、会話の中でマヤに違和感を感じさせるのも目的でした。
なので、海雀さまにお気付きいただけて、嬉しいです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第116話 17-6.への応援コメント
車を回せと誰も彼もが犯人追跡に移る中、サム先生は最悪の状況を想定して準備を進めようとするのが、やはり医者な部分が前に出た結果なんでしょうね。
単に誘拐されただけ、指一本触れただけ、で済まないのが今の涼子様ですものね。脳が負担にこれ以上耐えられない状況、ここからヒギンズ確保できたとしても、無事である保証がないというのは辛い。辛いです……!
しかしなんと、映画の脚本みたいなド迫力!
緊迫感や場面移動、そしてRPGなんてものまで飛び出して、まさにエンターテイメント、と言い出したくなるくらいです。(勿論、当人たちはそんな風に思われたら怒りそうですが)
そして逃走ルートも巻く方法も、事前に相当練り込んでいたのが分かる相手ですよね。
チンピラ相手にするんじゃないんだから、簡単に行かないのも良く理解できて、人手不足も知られているからこそ、ID捨てた場所も有効に働いて来る訳ですか。
憎らしいほど上手くやってくれて、ターゲットロストからの再捕捉には思わずガッツポーズ(笑)
流石、美香お姉さまは期待を裏切らない御方! ヒュウ~!
これで追い詰める事は出来そうですが、でも涼子様は無事なのか……!?
まだまだ息をも付かせぬ展開が続きそう!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、サマンサは万が一が涼子の身に起こった時のことを考えて、現地ロンドンのUNDASNの病院にスタッフを招集していたんですね。そして悲しいことに万が一は起きてしまいました。
仰る通り、今の涼子はフラジャイル、最悪、誘拐犯に手を握られただけでも、命の危機が。
医者として慣れない軍事作戦の指揮を執る羽目になった本当に意味を、サマンサは最初から十分に理解していたのでしょう。
ヒギンズは、武官補佐官という要職に在り、捜査陣の手の内と戦力、全てを知り尽くしている人物ですから、もう涼子さえ手に入れば逃げ切る自信は満々、と言ったところでしょうし、実際捜査陣は人手不足もあり、そして英国政府にUNDASNの落ち度(内部犯罪の発生)を知られる訳にはいかないという弱みもあって翻弄されてしまっています。
そんなヒギンズが予想もしなかったジョーカーが、美香の存在、これが捜査陣に光明をもたらしてくれました。
条約の上げ足をすくうような言葉遊びという危険を冒してまで、空母戦力を投入するとは思ってもみなかったでしょうね。
まさに美香は、主人公である艦長さんを華麗なハイキックで蹴り飛ばして場外に追いやる、華麗な大活躍。海雀さまに喜んで頂けてバンザイです。
迫力のあるエンターテインメントというお言葉が、もう光栄です。本当にありがとうございます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第115話 17-5.への応援コメント
ごきげんよう!
マヤさんの気持ちは強く、そしてブレないですね。
でも同時に、どうしようもなく悟ってしまっている。その張り裂けそうな心情が、慟哭が、文章から聞こえて来るかのようです。
そして誘き出された涼子様。
偉くアッサリ事が運んだな、と思ったけれど、口頭数分で済む様な内容なら、別に断る理由もないって思った感じでしょうか。
確かに信頼する相手なら、五分で済む内容を蹴ったりしないですよね。何やら難しく考え過ぎてて恥ずかしくなります(笑)
あぁぁ、そしてだからこそ、気付いた時にはもう遅かったんですね。
油断し切った涼子様だからこそ、こうして簡単に誘き出せたし、そしてタッチの差で連れ去られてしまった……。
けれど、目の前で逃げられたのなら追跡する手段もある筈。
美香姉さまが何に使うか分からん、と言いつつ用意させていたものもありますものね。
きっと上手い事やってくれるでしょう。そうと信じて読み進めます!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
そうですね、マヤは、前日に美香先輩からも諭されて、理屈としては理解しているのでしょうが、心が、身体が、感情が未だに痛みを、傷の疼きを訴えていて、納得できる状態ではないのかもしれません。
失恋の痛みは、哀しみ、苦しみは、理屈ではありませんし。
仰る通り、本当にあっさりと、涼子はうかうかとヒギンズの罠に陥ってしまいました。
ご指摘にある通り、元々危機感が薄い涼子、加えてフォックス派の件が完全に終息した安心感、何より、直前に艦長と直接顔を合わせて会話することが出来て、いっそう心が緩み、また綺麗だと面と向かって言われて照れ臭さと喜びに心が向いてしまっていたこともあるのでしょう、ヒギンズに会った瞬間に疑念と危機感が浮かび上がったようですが、時既に遅し、でした。
タッチの差で、ヒギンズは追手をするりと潜り抜けてしまいましたが、包囲網は目の前まで迫っています。ここで取り押さえることが出来るのか、どうか。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第113話 17-3.への応援コメント
ごきげんよう!
美香お姉さま、何でしょう……この胸のときめき。
もしかして、どこかの艦長より、こっちの方がヒーローしてる?
ここぞという時に、お株を奪いそうですね。それはそれで見てみたい(笑)
そして、ヒギンズは大胆不敵に正面から乗り込んで来た、と……!
何か適当な用事でもでっち上げて、車にさえ乗せてしまえばこっちのもの、とか考えているんでしょうかね?
しかしラストダンスや、艦長とのデートを蹴ってまで優先させる用事となれば、軍務関係になりそうですけど、そんな簡単に信じてしまうものか……。
嘘を言う理由なんてない、と思うだろうから、無理のない内容であれば大丈夫なんでしょうか。
それにしても、複数人の視点で入れ代わり立ち代わり、一つの目標に狙いを定めて動く様は、格好良くて面白いサスペンスですね。
文章のテンポが私好みという事もあって、文字がそのまま映像化する様な丁寧な描写は、読んでいて本当に楽しいです。
さて、いよいよ物語も佳境、犯人との対峙まで秒読みですね。
ますます目が離せません!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
うふふ、ほんとですよね、美香先輩、本当に凛々しくて頼り甲斐があって素敵です。艦長自ら愛する後輩を守るために出撃、ウジウジグダグダと夜のデートを考えながら車を運転しているどこかのアラフォー艦長さんに比べたら、主役級の格好良さですよね。
そして変態ヒギンズは、UNDASNの身分を最大限活用して真正面から突撃してまいりました。ある程度バクチみたいなところはあったでしょうが、何やら勝算はある様子?
スコットランドヤードを出発したコリンズさん達が間に合うのかどうか、が焦点です。
お褒めいただき本当に光栄です。
前のコメント返信にも書いた通り、錯綜する状況が徐々に収束していく緊迫感が出せたら良いな、できたら映画みたいに! なんて虫の良いことを考えながら書いていたのですが、そこを拾い上げてくださって本当に嬉しい限りです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第112話 17-2.への応援コメント
ごきげんよう!
そりゃあ艦長もアラフォーと言われる歳まで生きているんですもの、それなりの経験はあって当然。軍籍なら、むしろ結婚していて当然、子供もいて当然くらいの年齢ですよね。それでも涼子様とのおデートには、初心な少年の様に心躍らせているのは、ちょっと可愛い。
スキップまでしちゃって、まぁ……!(笑)
そして、マヤさんの涙ながらの謝罪もまた……。
何故だか彼女は、涼子様と会うと必ず泣いてしまっている気がしますね。
今回の様に謝罪の涙ばかりでもないですけど、泣き女の印象持たれたりしてないかな、とふと思ってしまいました。
いずれにしても、今回の事で危機意識は完全に消えて、楽しみなイベントのみに思いを馳せる様な、心構えになってしまいましたね。
ただでさえ自分に対する危機意識が薄いのに、下手な呼び水になってしまいそうで怖いです。
艦長が向かって来ているので、そこで間一髪みたいな流れになるのかどうか……!?
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
うふふ、艦長、不惑のアラフォーにしては本当に子供みたいですよね。背景には涼子に迫る危機と、涼子の抱える爆弾を改めて心に刻み付けられて、余計に感傷的になっている、ということもあるでしょうが(ちなみにスキップしたのは艦長さんの副官のお嬢さんです、自分の直属上官が今夜デートだと当たりをつけて、それに付け込み自分は休暇を取ったんですものね)。
あはは、泣き女!
マヤも自分がコリンズさんに直接事情聴取されたこともあっていっそう不安を募らせたこともあるでしょうが、確かに涼子の前では泣いてばかりですよね。まあ、4年ぶりの再会ですから心はあっちへフラフラこっちへフラフラとしているからえもあるでしょう。
ただ涼子はそんなマヤの心配ぶりに感激はしているものの、泣き女とまでは思ってはいないでしょうが、若い娘さんからこれだけ慕われて、少しばかりヒいているかもしれませんね、何せ涼子とてアラサーのキャリアウーマンですから(自分が泣いてばかりなのを高い高い棚に上げて)。
ご想像の通り、ここからは艦長、涼子、マヤ、そしてマズアやコリンズ達と言った各勢力がタイムリミットを前にして擦れ違い、勘違いが重なり、のようなハリウッドのサスペンス映画みたいな緊迫感を表すことができたらいいな、と思って書いていたのですが、さて、そんな風になっているのかどうか。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第111話 17-1.への応援コメント
ごきげんよう!
部屋に突入する時の緊張感!
そして時計合わせだとか、人員配置の指示だとか、(本物を見た事ないですが)本物の指示のように思えました。こういうところをスッキリと書けるのが、本当に素晴らしいと思います。軍隊の動きを詳しく知る訳ではありませんが、やはりリアリティを感じさせる描写というのは、単なる想像だけでは無理ですものね。普段から他作品に触れて、勉強されてるのでしょうか……!?
あぁ、そして寝室に見つけた夥しい数の写真……。
それを見た隊員の心情たるや、おぞましいものがあったでしょう。ストーカーの中では、ままあるという写真を壁に貼り付けるという光景は、実際に見ると言葉に出来ない嫌悪感があるでしょうね。
しかもそれが自分の良く知る同僚で、被害者もまた自分が良く知る相手となれば……。
ホンボシを確定させたのは喜ばしいですが、しかしだからと即時逮捕できない状況はもどかしいですね。無線傍受くらいは当然で、情報部なら多くの手管を逆に利用されることも考慮せねばならない、というのが嫌らしいところです。
誰もが歯がゆく思っているのが伝わって、こちらもまた見ていると体が強張るような緊張感がありました。
むぅ……、情報部員同士の戦いは、一筋縄でいかないと、これでもかと見せつけられている感じがします!
ところで、分隊指揮官と書いてオーバーロードと呼ぶなんて、初めて知りました。
格好いいのと同時に、まるでゲームのボスみたいな名前だなぁ、と思いました(失礼)
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
ありがとうございます。もちろん私も本物は知りません(当たり前だ! 田舎の地味OLだもの)ので、もう、小説からマンガから映画まで、特にネット上でコアなミリタリーマニアの方が「リアルだ」と評価されている作品を漁りまくりました、もう、お目々がショボショボになっちゃいました。
猟奇的な犯罪を描いた作品だと、部屋の壁といわず天井と言わず、ターゲットの写真が一面に、ってよくありますよね。創作物だからうわぁ、で済むけれど、それが実際、自分の同僚の部屋で写真に写るのも同僚、となると気持ち悪さというか、自分がよく知る同僚の、知らなかった心のどろどろを見せられたようで、下手したらトラウマになるんじゃないかしら、なんて思いながら書いていました。
分隊指揮官(分隊長)をオーバーロードと呼ぶのは、とある小説に登場したのでなるほど、と思って使わせていただきました。ゲームのボスみたい、って海雀さまと同じことを思い浮かべたのは、なんだか嬉しいな。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第3話 1-2.への応援コメント
うわー!! 40か国語以上!
涼子さん「ひまわり」のころからできる女だとは思っていましたが、まさかこれほどとは!
才色兼備にもほどがあるって感じですね。
これはUNDASN全女性の憧れの的ですよ!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
うふふ、ほんと、ほどがある! 才色兼備もほどほどに、って言いたくなるくらいの涼子のデキる幹部ぶりでした。
実はこの40か国語が自由自在という設定自体も、かなり広範になりますが種明かしがあって、彼女の過去が原因なんです。
そして彼女のデキる幹部ぶり、それが彼女をミッションから外して、後々判明する彼女の危機を回避させる、それが出来ないUNDASNの苦悩も同時に描かれます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第2話 1-1.への応援コメント
涼子さんが夢の中で出会う「背中を向けてうずくまっている誰か」は過去の自分なのでしょうか?
彼女も何か、性被害じゃないですが、男性を敵とみなさざるを得なくなるような過去の傷を背負っている・・・?
その記憶を封印しているのだろうか、という印象を受けました。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
さすが綾森さま、ご想像の通りです。ただ、涼子自身は過去の記憶を封印してしまっていますから、それが誰なのかはもちろん、何故こんな夢を見なければならないのかすら理解できていません。
涼子自身の男性恐怖症(コミュニケーション不全)の原因も想像に難くないですよね。
この涼子の抱える過去が、この物語の太い幹となるストーリーラインの一つです。他のストーリーラインの進行と絡まって、徐々にこの過去が紐解かれていく、そんな構成になっています。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第110話 16-10.への応援コメント
ごきげんよう!
こんな場所や警備状況で、拉致が可能だと思ってるなんて不自然だ、と思っていたら、なるほどフォックス派シンパでしたか。
肩透かしの様な気もしましたが、これで懸念材料が片付いた訳で、残りに集中できると思えば悪くない状況ですね。
しかしヒギンズは官舎に残っているとも思えず、飛び交ぶ通信情報というのも、何か適当に垂れ流している、いわばダミー的なものだろうなと思います。
本人はきっと既に逃亡しているか、目的の為に動いているかだという気がします。
今度はこれを追って逃げられ追い詰めて、という展開になるのかな、と予想……。
今までの経験もあって手口も良く理解しているだろうから、これを逆手に取ってきそうな厄介さもある……!
何としてでも捕まえたい、捕まって欲しいと思いますが……果たして!?
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、これにてフォックス派による暗殺計画は完全に決着と相成りました。仰る通り、後は涼子ストーカー犯、つまりはヒギンズの確保が残るのみです。
ご想像いただいている通り、今現在衛星が捉えているヒギンズの現在位置は官舎の中、つまり限りなくハズレに近いことは想像に難くありません。それでも裏を掻かれることを恐れて確認へと部下を走らせましたが、なにせ相手がUNDASNの内情を、そして捜査陣の陣容まで知り尽くしているものですから、慎重には慎重を期して、じれったいでしょうね。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第109話 16-9.への応援コメント
ごきげんよう!
そうかぁ、ヒギンズだったかぁ……。
狙われる理由がないでしょう、とかマズアに向かって言ってみたり、きょとんとした表情をしていた事を覚えています。二面性を自らの中に仕舞い込める、演技派でもあるんでしょうね。
分かってみると、内部犯であると疑われた状況では、絶妙なポジションにいるなぁと思えてしまう(笑)
マズアだったら嫌だな、ショックが大きいな、と思っていただけに、外れていてホッともしていますが、犯人許すまじ、とも思います!
ここから英国側に知られる事なく逮捕出来るのか、そして無事に涼子様へ接触させずに済むのか……。
いつだったかの遅かった、というモノローグが今になって重く圧し掛かってきます。
涼子様の安否や如何に……!?
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、ヒギンズ・スタックヒル武官補佐官が犯人でした。
コリンズおじさまのあげた観測気球の線引きが役に立った様子です。ですがマズアさんの心情を慮ると、素直にやったぜ! とは。
海雀さまはマズアさんのファンであるご様子、はい、どうぞご安心くださいませ。
マズアさんには、涼子にベタ惚れの描写をすることでミスリード役を担ってもらいました。
私の頼りないストーリーテリングの能力では、ここで手のひらを返したような大どんでん返しを仕掛けるのは無理だった、というのも理由の一つです。
犯人が解明できたとしても、その犯人は本日休暇を取って行方不明。ここからが本当のタイムトライアルとなりますが涼子の運命や如何に!?
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第108話 16-8.への応援コメント
ごきげんよう、サム先生達の方も佳境を迎えそうですね。
今度は尻尾と言わず、その服の裾まで掴んだかもしれない……! 緊迫する状況が続きますが、果たしてどこまで掴めたものか……!?
それにしてもミシェルちゃん、非合法なこと大好きですね。
というより、ハッカーとして難問に取り掛かる事が大好きなんでしょうか。上昇志向というか、手こずらせるものほど熱くさせる、という様な。
何となく、凄腕ハッカーってそういう人種が多いイメージがあります。
それにしても、次々とパズルが嵌るかのように犯人追跡のピースが埋まって行く様は、見ていて痛快です!
持ってるピースはそれぞれ違って、だからそれらが合わさった時、より確度の上がった情報が浮かび上がる。読ませる展開、にくい演出に、思わず前のめりに身体が動いてしまいました(笑)
さて、これはもう犯人特定まで、片手で足りるような人数まで絞られそうですが、一体誰なんでしょうか!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
痛快なんて、なんて嬉しいお言葉! 作者冥利に尽きます、って恋愛物語としては痛快はちょっと違うかもしれないのですが、この物語、もう完全にサスペンス風味ですものね、痛快というお言葉、やっぱり嬉しい!
ミシェルはほんと、この手のスリルが彼女の娯楽と趣味に直結しているようで、いきいきしてますよね。
何せ、MITからのヘッドハンティングを蹴ってまでUNDASN」に残っている理由がUNDASNなら違法ハッキングしてバレても逮捕されないから、ですものね。でも彼女の活躍で捜査は急速に進展しています。
はい、ここから先は、緊迫した状況、迫るタイムリミットを睨みながら、登場人物それぞれがひとつのターゲットへ向かってどんどん収束していく、そんなスピード感が表現できたらすてきだな、と思いながら何度も書き直しした部分ですので、海雀さまにそこを拾い上げていただけたのが、もう本当に嬉しくて。光栄です、ありがとうございます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第107話 16-7.への応援コメント
ごきげんよう!
マズアさん!? あなた……メチャ骨抜きにされてしまっているじゃないですか!(笑)
これは不甲斐ないと詰るべきなのか、恐ろしい子と涼子様を賞賛すべきなのか迷いますね!
そしてコリンズさんまでも!(笑)
最後にぼそりと言うあたり、心底からの感想だったんだなぁ、とニヤついてしまいました。
むむ、涼子様……これやっぱり単に幸せ下手の不安からの涙ってだけじゃなさそうですね。それが全く無いとは言わないけれど、しかし他にも原因があって、そしてそれは心に蓋した部分が関係していると……。
下手すると結界するかもしれないタイミングで、校長がやって来てくれたのは幸いでしたね。あのような元気百%みたいなお人柄は、そこにいるだけで元気をくれますものね。
校長も事情を知る一人として、その気遣いが出来る人柄が素敵です。
こういう方が味方だと思うと、心強いですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
うふふ、マズアさんはきっと、涼子が地球に戻って上官となった時点から既に骨抜きになっていた様子ですよね、リザや銀環と一緒。
コリンズおじさまは、もう、心の底からマズアさんが羨ましかったんでしょう、敗北宣言というか、リザや銀環がいなかったら「俺も見たかったあああっ!!」とか叫び出すレベルかも。
涼子恐るべし、です。
本当に仰る通りで、何も知らされていない筈の涼子ですが、無意識というか本能的に、自分に迫る危険をどこかで感知しているのかもしれません。
ただ精神状態が、この夜に実現するはずの艦長さんとのデート、それだけを心の拠り所としていることもあった、危険を恋愛の不安定な精神状態と勘違いしている、もしくはそう思い込もうとしている、そんな感じなのだろうなと思います。
チョイワル親父風の新谷さん、涼子が幹部学校入校当時の校長先生でしたから、涼子の抱える真実を全て知っています。知っているからこそ、涼子を気遣ってやれる、そしてそれ以上に、自分の教え子に魔の手が伸びようとしているそんな危険から守ってあげたいという気持ちが強いのだろうな、と。彼もまた、船乗りですから。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第105話 16-5.への応援コメント
ごきげんよう!
あぁ、そうかぁ……。最初は心に蓋していたものが、遂に無自覚に溢れ出てしまったのかと思ったけれど、幸せに感じる事が怖くて不安な気持ちが溢れてしまっただけなんですね。
だけ、というと、あまりに涼子様に失礼ですけど、でもアンヌが居てくれたから、そんな不安もすぐに払拭させてくれた。
『大切にしたい何かを貰えないまま生きていかなければいけない暗闇』という台詞、凄く目に留まりました。ここ最近の自分を思い返して、思う事があったからかもしれません。
その暗闇を歩く上で、涼子様は輝くものを持っている。照らせる物を持っているから、きっと歩いて行けるでしょう。
涼子様の周りには、素敵な女性と、そしてそれを与えてくれる人々に溢れていますね。
それは勿論、彼女の持つ為人があってこそなのでしょうが、心優しい登場人物がいてこそですよね。こういうキャラクターがさりげなく配置されていて、実に素晴らしいと思うのです。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
そうですね、涼子の過去を鑑みれば、幸せと簡単に言えるような過去ではないと涼子自身も思っているでしょうし、だからこそ今、10年以上も想い続けた艦長との恋が成就したとしても、それを失うのが今更ながら恐ろしい、無意識のうちに恐れが出てしまったのかもしれません。
加えて、涼子の精神状態がそろそろ限界にきているのかもしれませんね。
アンヌは、お母さんです。
涼子に先んじて、幸せを手に入れ、愛の結晶である可愛らしいお嬢さんまで授かった。
彼女には彼女なりに、そんな手に入れた幸せをけっして手放すまい、そんな戦いが人知れずあるのかもしれませんし、だからこそ、幸せの直前で不安から足踏みする涼子の背中を、優しく押してあげることができたのでしょうね。
基本的にこの物語、孤独でトラウマを抱え、幸せを求めて戸惑いながらも歩き続ける涼子の周囲には、拉致計画犯以外は全て涼子に好意的な人物を配することで、涼子が当初恐ろしがっていたこの世界が、守りたくなる大切な世界へと変貌した、それを謳いたかった、そんな思惑もあってのことです。
そこを拾い上げてくださって、本当に嬉しく思います。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第104話 16-4.への応援コメント
ごきげんよう!
Bランク相当の笑顔で撃沈させるサム先生、女豹のごとし……手玉に取る事に慣れてらっしゃる!?
あるいは、案外ホプキンスさん……サム先生のファンだったりします?(笑)
それにしてもサム先生、一度は職業倫理から蹴ったミシェルの提案を、ここでも一度取り上げようとしていたんですね。しかし運命の悪戯か、やはり上手く行かず……。
でもカルテの内容から絞り込める事柄って何なんでしょうね。精神疾患や障害とか患っていると、そこから絞り込めたりするんでしょうか。
うーむ、チッチッと指を振るミシェル可愛いな!
それにコンピューター知識の深い事! おだ様の持つ、軍事知識やIT関連知識にはいつも舌を巻きます。やっぱりその道のプロやマニアには、その手の会話をさせないと深みは出ませんよね。やっぱり私は雰囲気で読んでいる!状態なんですけど……(笑)
そしてサム先生、心の機微が忙しいですね。
最終的に悪いのは艦長、と決めて楽になるのは、乙女心として正しいと思うんですが、そこで負けを感じられる辺りが、やっぱり大人の女性なんだな、と認識してしまうのです。
やっぱりサム先生も好い女性なんですよね。
艦長め……、けっ!(笑)
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
うふふ、雌豹サマンサ、言いえて妙ですね。
サマンサは自分の容姿が持つ魅力を最大限に活用していますよね。でもホプキンスさん、元よりサマンサのことは嫌いではないという設定。情報部はプロファイリングとかでサマンサにはいつもお世話になっていることもありますし。
ただ彼はマイホーム主義のスパイの親玉なので、簡単にはサムには靡かないという。
ミシェルちゃん、可愛いですよね。オタクさんだから(アメリカだったらギーク、ですかね?)自分の得意領域になると途端に早口&ドヤ顔になるのです。
私自身はこんぴゅうたあ、とひらがなで書くくらいネットワークやITには疎いので、本を見ながら必死に書いていました! それが仕事にこれっぽっちも活かされないという悲劇!
サマンサ、内心ではもう、嫉妬や不満、不安、彼への未練、そんな諸々が綯交ぜになっていて、きっと落ち着かないことこの上ないと思われます。
それでも、自分の身に背負わされている重みを忘れることなくしっかりと感じて。
本当に素敵な大人の女性だと、書きながら私もこんな素敵な女性になりたいと思いながら書いていました。
艦長もこんなイイ女と別れるなんて。
ケッ!
節穴だ、貴方の目は!
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
第5話 2-2.への応援コメント
おだしのぶさん、先程は本当にすみませんでした。
どの切り口から語ろうと思案していたら、
読んだ内容がちゃんぽんミックスされて
支離滅裂な感想になりました。
ミスリードのような書き込みをお許し下さい。
ミクニーのあん畜生が益々憎くなりました。
2ー2.の感想は又、後ほど書きに来ます。
皆さんの読書力に脱帽するばかりです。
作者からの返信
ごきげんよう、ハグナリタットさま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かな応援とコメントを、本当にありがとうございます。
いえいえ、そんな謝らないでくださいませ。
元より私の文章力がダメダメで、長くて読み難くてくどいのが原因です、こちらこそ失礼いたしました。ミクニーが憎いあん畜生なのは完全同意ですが。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
第4話 2-1.への応援コメント
引用失礼します。
四大テクノロジーを眼前に眺めながら
書き進めて行きます。
ワープ機関とワープ航法。
速成テラフォーミング技術の確立。
超光速通信技術。
重力制御技術。
スペースオペラを書いたりするのに
三カ月前に
テラフォーミングと言う語句に
初対面しました。
ザ・サイエンス・フィクションと言うような
概念、考え方ですが
ロマンスとも呼べると思います。
でもね、ミクニーのあん畜生みたいに
侵略目的でコンタクトして来る
地球外生命体も居る訳ですから
手放しに発見を喜んで
いいものかどうか。
70億から35億と言う人口減少は
ショックの一言でした。
死亡率50パーセントと言う
破格の殲滅力には
設定と言う世界観の中でも
脅威を感じずには
居られませんでした。
ロシアが戦争してんだから
俺達もしよう
右に倣え主義の国家が
雪崩式に武器を構えたら
地球は令和5年で
滅亡のシナリオを
描くかも知れません。
同志少女よ、敵を撃て!
が時代に合致したように
モールス・コードも
時代を紐解く
バイブルになるかも知れませんね。
追記:テラフォーミングと
地球外生命体発見を混同しました。
テラフォーミングは地球化
惑星や準惑星
衛星などを住める環境に仕上げることですね。
作者からの返信
ごきげんよう、ハグナリタットさま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、そうですね。テラフォーミングは、惑星の地球化、という意味で使っております。
本文中にあるように、地球埋蔵資源の枯渇という未来に備えて、他の惑星を開発する必要性に迫られ、その作業効率を上げ、また埋蔵資源発掘のための作業員や技術者といった宇宙旅行の訓練を受けていない人間でも他惑星で生活できるようにするため、惑星の地球化を進める、という感じでしょうか。
それが逆にミクニー星人が地球人と同じ生命維持環境を必要とすることから、利用されている、または利用することができるという相互利便性の一致を招いています。
あと、70億の人類が35億に減少、という部分ですが、実際のミクニー星人の攻撃による死者行方不明者は4億、第一次戦役での将兵戦死者は1億、残りは30年間に渡る第一次戦役中に、餓死や暴動により、また医薬品不足等による傷病死の増加、乳幼児死亡率のアップ等で徐々に死亡率が上がり、また出生率も減少した、ということで、ミクニーの攻撃による直接死亡者数が40億、ということはありません。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
第1話 0-1.への応援コメント
こんにちは!
今日からこちらも読ませていただきます。
モールス信号でテレビ会議中にないしょ話、素敵ですね。
規模はまったく違うのですが、子供の頃授業中に手紙回しをしていたのを思い出しました。
今回も年下の美人女性との恋なんですね。
でも年齢差は陽介&アマンダカップルより離れていそう・・・?
ミースケと地球人類、まさか先祖を一にしている研究があるとは・・・。
びっくりです。
でも生態が似ている説明、つきますね。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま、ようこそいらっしゃいませ。
嬉しいです、こちらの物語まで興味を持っていただけるなんて!
私の第一作なんですけれど、同じ世界線ではありますが、「ひまわり」の約8年前の時間軸で、「ひまわり」にもちょこっと登場した涼子さんの恋の物語となります。
涼子が、「ひまわり」に比べて、ちょっと幼くて可愛らしいですよ?(幼いのには別の理由もあるのですが)
「ひまわり」では自身も恋愛結婚して幸せ、四季ちゃんにエラそうに語っていましたけれど、恋が成就するまではかなり大変だったようで、そんな経緯が語られています。
お相手の男性は、そうですね、涼子よりもかなり年の差がありますね。
18歳で涼子が新人研修で配属された船の、その時はすでに艦長さんでしたからね。
この物語は恋愛物語ではあるのですが、どちらかというとサスペンス風味が強くなっていて、しかも艦長アラフォー、涼子アラサーの中間管理職同士の職場恋愛という地味な恋愛で、少し甘みが足りないよね、そう感じられて甘い恋愛を書きたい思いが募って「ひまわり」になったのです。
二作目同様、長くてくどくて読み難いの三重苦を背負った物語ですので、綾森さまのお目にかなうかどうか心配ですが、どうぞ、お暇なときにでも遊びに来てくださったら、嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
編集済
第3話 1-2.への応援コメント
おだしのぶさん、こんばんは。
副官リザについて全く触れていないことに気づき、
慌てて布団を飛ばしました。
布団、吹っ飛びました。
と言うか、返信が来ることは
嬉しいです。
励みになるし
又、読みに行こうとも思う。
女性同士の情事って画になりますね。
野郎だったら汗だけど
淑女だったら滴に思える。
執筆は21歳から始めましたが
未だに恋愛ものは
ノータッチです。
今、決めました。
次回作は恋愛ものにします。
……思い出した。
恋活娘 相良B優(アイラブユー)
って書いたことあります。
メキシカンプロレスの
ルチャリブレが絡む
無茶振りな話ですが
デートのシーンとか
確かに描きました。
それでも次回作は恋愛もので。
又、リザのことに触れて無いや。
滴を拭ったハンカチを
洗わないとか
エロチックな行動ですが
前述の通り「滴」な訳ですから
寧ろ芳しい香りがしそう。
女性って何かにつけて役得です。
吹っ飛ばした布団を拾いに行ったら
LANケーブルが外れました。
LANケーブルで合ってるっけ?
中国地方では
某コンビニエンスストアで
カレーフェスをやってて
5連チャンで
カレーランチです。
サウナ飯と
欧風ビーフカレーがお気に入り。
パートナーは
荻窪トマトカレーにハマってます。
お腹が空きました。
サンダル履いて夢遊病しようかな?
ケーブルがピーン! となった
スマホを左手で支えながら
そろそろフィニッシュです。
返信のお礼を書こうと思ったら
独りチャットみたくなりました。
春先で蒸し蒸ししますが
布団は飛ばさないように。
お嬢さん、風邪引くなよ?
作者からの返信
ごきげんよう、ハグナリタットさま。
いつもじっくりと丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、私の親戚のおじさまが、よく「布団が吹っ飛んだ!」と言ってはひとりで笑ってらっしゃいます。
リザ、涼子の副官さんなんですけれど、彼女は、ガチで涼子に恋してますね。ハンカチの件はどうなんでしょう?
彼女は裏設定ですが、英国のとある男爵家のご令嬢という設定で、厳しく躾けられながらも、愛情をもって育てられました。
自分にも他人にも厳しい、如何にも軍人らしい(統幕配置の副官といえばエリート中のエリート)凛々しい女性なんですけれど、実は可愛いものが大好きな、女の子らしい女性。
彼女の恋はおそらくは叶わないのでしょう、そしてリザ自身もそれを理解はしているのですが、それでも涼子のそばにいられる今の配置に幸せを感じている、健気な女性です。
恋愛物語、いいですよね、私も大好きです。
季節の変わり目、暖かくなってまいりましたが、未だに朝晩は少し冷え込みますものね。
どうぞお風邪など召しませんように。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
編集済
第2話 1-1.への応援コメント
おだしのぶさん、こんばんは。
お疲れ様です。
石動涼子と言う人物が抱えている
心霊現象、疾患、
ワーカホリック的な労務態度、
そして、多重人格のような魅力的な人物像。
たくさんの情報を咀嚼出来ました。
読書的に満腹です!
鴻峯商事と仮置きする職場では、
社内恋愛第二弾が愛を育む最中です。
大きな障壁は、猫、かなあ。
新居捜しにペットオーケイを
条件に入れると選択肢が狭まると
愚痴ってました。
鴻峯商事の社員なので
船舶関連では無いんです。
今日の夕方にカズドーナさんの
55話が封切られましたね。
アリアさんは金髪に
月桂樹の王冠のイメージですが
和服赤髪二束巨乳童顔美女
・・・・・・麻雀の手役みたいですが
イメージイラストに込められた
要素を汲み取ると
こんな感じかな?
最後に誤字の訂正です。
それでも最初は、2週間から3週間に一度、あるかないかくらいの頻度だった。
それが、ここ数ヶ月はだんだん酷くなってきる気がするのだ。痛みも、時間も。
なってきる、となってます。
中盤くらいに改行が無い箇所が
あったようにも見受けられました。
ハグナリタットの
増える虜と減る新規も
絶賛連載中です。
コロナ禍を生き抜く飲食業界の話。
一個のコロッテで
二個の心臓を射抜け!
作者からの返信
ごきげんよう、ハグナリタットさま。
いつもじっくりと丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
まずは、誤字のご指摘、ありがとうございます!
助かります、もう何度読み返しても誤字が湧いて出る(見落としているだけ)、本当に助かりました。
ちょっと詰め込みすぎかもしれないな、と自分で書いていても思っていた冒頭です、でもお褒めいいただけて嬉しいです。
要はオーバーワーク気味ながらもデキる女、涼子は、来るべき英国新国王戴冠イベントで、UNDASNとしての評価を獲得すべく、頑張っている、ということなんですけれどね。そのロンドンがこの物語の主な舞台となります。
貴作にも出来るだけ早いうちにお邪魔したいと思っております。今から楽しみです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
第103話 16-3.への応援コメント
ごきげんよう!
ハッキングの様な専門性の高いものには、やっぱりプロの意見を聞かないと、具体的な難しさは理解できませんよね。
そこのところをいくと、やはり犯人はプロに近い腕前の持ち主、という事なんでしょうか。うぅむ……、高い知能を持っている事が即ち、ハッキング能力も高い事を意味しませんが……ツールを買って使った、という線もあるんですね。なるほど……。
ミシェルちゃん、頼りになる!
そして頼れる所が少ないばかりに、マヤさんにまで助力を願う事態に。
誰よりも一番取り乱しそうですが、誰よりも積極的に味方になってくれそうでもある。協力を厭わないと思いますし、頼れる味方の獲得で、犯人逮捕に貢献してくれそうですね……!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、ミシェルがそろそろ本領発揮ですね。
ネットワークリテラシはハイエンドの人間、もしくはその手の人間からツールを入手した人間。
こうした機密漏洩サイドからのアプローチで犯人にたどり着こうとするヒューストン側ですが、コリンズはベテランスパイらしくヒューミント、対人接触情報から犯人を辿りたい様子ですね、さすがアナログおじさんです。
そのためには、昨夜餌役として泳がせた涼子に同行していたマヤを頼ることにしました。
マヤは昨夜のロンドンデートだけでなく、ヒースローから涼子をストーキングしていた、言わば犯人と同じ穴の狢、ですからね(言い方!)。
何か気付かぬうちに情報を取得しているかも、ということでしょうが、さて、VIPであるマヤの事情聴取が許可されるのか?
引き続きお楽しみいただけますのならば、こんなに嬉しいことはありません。
第102話 16-2.への応援コメント
ごきげんよう、最後の一文が、凄い不安を煽って来る!
きっと、そこに犯人に繋がる情報が眠っていたりしたんでしょう。犯人発見が早まる結果になってたりしたんでしょう。
犯人の知能指数は相当高いと予想しているみたいですし、実際わざと残した足跡やハッキングしたと思しき状況からも、それが伺えますよね。
このまま素直に捕まってくれ、と思っていましたが、どうやら上手く搔い潜られてしまいそうな予感……!
決定的な証拠は残していない気がしますし、煙に巻かれそうでもある……。
果たしてどうなるんでしょう!?
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、海雀さま、ご明察です。
医療情報データベースを検索条件に付けくわえておけば、もっと素早く……。
ここでサマンサの医師としての職業倫理が奇しくも妨げとなってしまいました。
UNDASNは警察機関ではありません。
そしてこの涼子誘拐計画に関しては、そのメンツからして世間に公表できませんし、加えて内部犯行であることを、今回迷惑をかけまくっている英国側に知られることだけはなんとしても回避しなければなりません。
二重の秘匿捜査を強いられている時点で、どうしても動きが鈍くなる。でも逆に言えば秘匿捜査であるが故に、立件して法廷に送る必要がない、公判維持できるだけの確かな物的証拠など不要であるともいえます。冤罪さえ起こさなければ良いのです。
それでもタイムリミットまでに、即ち涼子に魔の手が届く前にそれを防げるのか、甚だ心許ない状況となっています。
引き続きお楽しみいただけますのならば、こんなに嬉しいことはありません。
第101話 16-1.への応援コメント
ごきげんよう!
おだ様、お仕事お疲れ様です! 先に感想とは関係ない文を失礼致します!
三月は決算期、何かと仕事に忙殺される状態、よく分かります……分かりますともっ! ですから本当に、返信の方はお気になさらないで下さい。
感想を言って、それの感想や解説を貰って……その文面を書いたり読んだりするのは大好きな時間なのですが、それで御身の体調を崩す様な原因になってたりしたら、自分が許せません!
溜まった感想に全て返信するとなると、それも凄い負担になってしまうと思います。ですので、そこのところは本当に気が向いた時、したいと思った物のみに絞って頂いて、全く構いませんので!
私はおだ様の作品が大好きなので、ただ読んで語りたいだけなのです。お、また何か書いてるなぁ、という気楽な気持ちで読んで頂ければ!(笑)
長くなってしまい、失礼しました。
では本題の方を……。
艦長、仕事はしっかりしつつも、やはり頭にチラつくものは拭えないようですね。
涼子様の事を奇跡の存在と思い、今は遠く離れてしまった存在を思い、儚く思う気持ちを抱いている。
天使と見たり、妖精と思い直したり、しっかり惚れ込んでいますね。
前から惚れているのは知ってましたけど、色々自責する部分も多かったようで……。
彼女の傷跡を知りつつ、それと向き合おうとして来なかった、といってるし。
でも知っているからこそ、触れられない傷跡っていうのもあったと思うんですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
本当にお優しいお言葉、感激です。そして嬉しくって、泣いちゃいました。
でも私、海雀さまとこうして感想で遣り取りできるのが、本当に楽しくって。
週末、ようやくもらえたお休み、絶対海雀さまとおしゃべりするんだ! って。
ただ残念なのは、私がミレイユさんに会いに行けないこと! 今日はタイムリミットがきそうです、明日! 絶対ミレイユさんにお会いするんだ! アヴェリンさん可愛いって叫ぶんだ! だから海雀さま、海雀さまこそ、私のコメントすべてに返信なんてしなくて全然いいですからね?
私と違って海雀さまは、今もあんなに楽しい素敵な物語を紡いでいる真っ最中なのですから、もう創作、執筆に集中してくださいませ!
で、艦長さん、涼子の状況が切迫していることもあってか、結構精神的にはキている様子ですよね。
艦長は、涼子が無意識のうちに封印している過去の真実、全てを、初配属先の上官として知ってしまっています(その時の艦医であるサマンサもそうですね)。
だからこそいっそう辛さが身に染みているのでしょう。
それに触れずに目の前にいる涼子だけを愛せたらどれほど楽だったろうか、そうも思ったことでしょう。
ですが状況がどうやら、それを許さないようです。
閉ざされた過去を開いて、その上で涼子を守るしか本当の意味での解決はない、それを思い知らされたのでしょう。
今ここでストーカーが逮捕されて、涼子が自身の危機を知らぬままロンドンを乗り越えても、彼女の抱えた時限爆弾の時計の針は止まらないのですから。
引き続きお楽しみいただけますのならば、こんなに嬉しいことはありません。
第100話 15-6.への応援コメント
ごきげんよう!
甘く危険な香り……、洒落の利いた皮肉! いいですね、こういうの大好きです!
ムムム、ジャックの名を残したのはサムを連想させる為、という事なのでしょうか?
彼女の動揺は、単に連続殺人鬼を気取る為に使った名前じゃない、という確信が感じられました。それの意味するところは果たして……!?
注意の目を何処へ逸らしたかったのか、うーむ……私ではちょっと分からない(泣)
そして犯人を追い込む包囲網も、着々と狭まっているようですね。
その精神分析から行うだろう犯行についても、流石のロジックでサムが補足してくれています。それを元にプロファイリングが完成した時、一体どの人物が浮かび上がるのか……。
ワクワクが止まらない……と思ってる中、あれ、ミシェルだけ何か空気違くない……?(笑)ウザ可愛いというのか、チョロ可愛いというのか……仕事ぶりは天才的だけど、この内面を知ると一気に好きになりました。
今後、出番が無さそうなのが辛いところですけど(笑)
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、海雀さま、ジャックの罠に陥ってしまいましたね?
前回コメント返信でも書いた通り、ジャックはちょっとした犯人のシャレでしょうね。そしてサマンサが切り裂きサマンサと呼ばれていたのは偶然です(この事件に軍医のサムがかかわることになったのは、本当に艦長さんの元カノで涼子の元主治医という以外偶然でしかありえませんので)。
さあ、ミシェル、実は他の読者様からもとっても人気がありまして。
彼女は、いわゆる「オタク」さんです。
オタクが高じて、UNDASNが世界に誇るハッカーとなりました(逆かしら?)。
そして彼女がこの捜査本部に呼ばれたのは一重に彼女のネットワークリテラシの高さから。
対して、サマンサやホプキンス、コリンズやマズアなどは、全員が全員、涼子に対して何らかの個人的思い入れを持っているメンバーばかりです。
ミシェルはだから、この捜査メンバーの中で、唯一涼子に対して何の感情も持っていない、フラットに涼子を見ることができるキャラクターであり、彼女はひたすら、「与えられた仕事(それも急遽呼ばれたのです、統幕本部長特命ですから他の仕事放り出して)」をしているに過ぎず、だから冷静に仕事を進めつつ、自分のひそやかな楽しみをモノローグで語れるのですね。
最終的に犯人を追い詰める最後の一手、これのサポートをするのはミシェルです。大金星です。
引き続きお楽しみいただけますのならば、こんなに嬉しいことはありません。
第99話 15-5.への応援コメント
ごきげんよう!
なるほど、パジャマパーティ……ナイスネーミング!(笑)
それにしても、物的証拠が次々と見つかって、細い糸を辿っていくところが面白いですね。少しずつ着実に追い詰めているし、辿った先で本当に見つけられるのか、という緊迫感があります。途中で糸が途切れているなんて事は、サスペンスには良くありますものね。
ただ、見つかった証拠について、犯人としても意図して残したものにも思えて、どうにも罠の疑いが晴れません。敢えて見つけられるようにしている、と思えたのですが、果たして……!?
明確な、お前を手に入れる、という犯行予告まで発見して、捜査員の緊張も高まるばかり!
JACKという名前を残した事に、意味はあるのか攪乱なのか、色々想像できて面白いですね!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
これは少しネタバレになるかもしれませんが、仰る通り、犯人の最大にして唯一の目的は「涼子の精神をじわじわと痛めつけていくこと」なので、内部犯行、すなわち涼子の近くに犯人がいるぞと涼子に知らしめることで、ますます精神を痛めつけてやりたい、そんな狙いがあります。
元より、涼子を誘拐する、そんな行動を起こした時点で、犯人はUNDASN勤務がバレようが馘首されようがもうどうでもよいのでしょうね。
人生賭けて涼子を自分一人のものにしたい、もうそれだけ。狂っているといってもよいでしょうね。
JACK、はあんまり意味がありません(ダメじゃん)、いえ、そのロンドンといえば切り裂きジャック、迷宮入りでしたので、俺は捕まらないよ! という意味と、最終的には涼子を切り裂いちゃうぞ! みたいな。
引き続きお楽しみいただけますのならば、こんなに嬉しいことはありません。
第98話 15-4.への応援コメント
ごきげんよう、ついに犯人の尻尾を捕まえましたね!
しかし、流石情報部、というべきなんでしょうか。一つ方針を定め、そして目標をセットしてからが早い事! まるで映画のワンシーンを見ているかの様でした。
必要な描写を、必要なだけ提供し、そして緩めるところを見せたと思ったところで展開が動く!
タイムリミットが迫る中、彼らも最善を尽くしていると思いますが、焦りや緊張は募るばかりでしょうね。
特に身内が犯人と確定した瞬間でもありますから、それを思うと気が重いでしょう。
今度は尻尾だけでなく、もっと大きな部分を掴めるのでしょうか。
楽しみです!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、ようやく犯人の尻尾に触れることができました。
決め打ちということもありますが、それが当たりとなると、情報部はやはりプロフェショナルですね、素早く行動に移り効率的に物事を進めさせたら天下一品です。
ホプキンスおじさんは当初内部犯行説に否定的でしたけれど、動くとなれば私情は排して、さすがスパイの親玉です。これはサマンサが指揮官として彼の首根っこを押さえたことも大きいでしょう、その点ではマクラガンさん、さすがの采配でした。
内部犯行確定、しかいUNDASNは3500万人も所属しています。そこからの特定、時間までに絞り込めるのかどうか。
引き続きお楽しみいただけますのならば、こんなに嬉しいことはありません。
第97話 15-3.への応援コメント
ごきげんよう!
リザさんのパジャマ、良いですねギャップ萌えです! 他人にも自分にも厳しい方ですけど、だからプライベートでは全く正反対の姿を見せてくれそうだ、と思ってました。
そんなパジャマを見られて、恥ずかしがっているリザさんも可愛い!
さて、本格的に追い込み、夜を徹しての行動に移りましたね。
刑事ものでもあったりしますが、証拠を探したりするのに、気付けば夜が明けていた、なんてありますよね。今回は特に時間的余裕がない、と予測してますから、果たしてこれで犯人に届く何かが見つかるのかどうか……!?
ますます目が離せない状況になってますね!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
リザ、可愛いですよね。現時点ではアヴェリンさん、結希乃さんにつぐ第三位につけていると思われます。
カエルさんのパジャマと、涼子が来ているマンボウさんのパジャマは、私の趣味です、可愛いんですよ、ほんとに。
リザ、仰る通り自分にも他人にも厳しい、まさしく軍人さんと言った方ですけれど、実は英国男爵家のご令嬢、とってもお上品な、そして隠れて可愛いもの好きの女の子らしい女性です。
銀環の方が実は軍人らしい性格なんですけれどね。
はい、ヒューストンとの時差もありますので、ロンドンはもう夜を徹して捜査しないと間に合わない状況ですものね。
タイムアタックですから、厳しいですけれどなんとか人員を投入して多方面から犯人に辿り着きたいということですね。
推理小説ではありませんから謎解きはショボいですけれど、どちらかと言えばタイムアタックのサスペンス風味がこれから増してくるかと思われます。
引き続きお楽しみいただけますのならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
第96話 15-2.への応援コメント
ごきげんよう!
内部犯説が最も濃厚である以上、そして犯行を明日と予測している以上、ある程度強引にならざるを得ない部分がありますよね。
ただ、私的にはマズアさんが怪しいと思っていました。それらしい物的証拠とか、この時の情報を持っていたかどうかとか、タイムスケジュールを睨んで整合性を取った訳でもないんですが、怪しいと思うと凄く怪しく見えたんですよね。この人が犯人だったら嫌だな、という意外性部分も加味して。
そして前提としてファン心理を持っているからこそ、普段から親身に接していたり、親身に心配するような仕草に嘘もない様に見えるだろうなぁ、と……。
本気で心配しているように見えるから、見た目だけなら犯人から除外できるようなポジションにいるのかも、なんて……。
何にしても、いや増しに増し、緊迫感も緊張感も溢れた展開ですね。
果たして犯人の魔手が涼子様の前に届くより早く、特定と逮捕が適うのか……!
楽しみでなりません!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
こんな地味な物語なのに、海雀さまに色々と想像していただけて、こんなに嬉しいことはありません、まさに作者冥利に尽きるとはこのことなのでしょうね。
仰る通り、捜査陣は、賭博本部長暗殺計画という事件に足を取られて(優先すべきあることはもう動かせない事実で)、涼子誘拐計画に対しては出遅れてしまいました。即ち、もうタイムリミットが迫っているという。
ですから、ある程度、強引な決め打ちで捜査を進めざるを得ないのです。
そして涼子の行動をある程度正確に押さえているという事実から、内部犯行であることはほぼ確実、加えて涼子に対してある程度近しい存在であろうということも確実と思われます。
そんな中でマズアが怪しい、そう思われるのも当然ですよね。
さあ、果たしてマズアが犯人なのか?
それとも違うのか?
推理小説ではありませんので(そんな高度な物語をかけるほど私の頭は良くはないのです)あんまりスゴイ! なんて種明かしは元からないのですが、それでも楽しんでいただけたら幸いです。
引き続きお楽しみいただけますのならば、こんなに嬉しいことはありません。
第48話 9-2.への応援コメント
ロンドン ウィークにこなさなければいけない重要任務が ぼかされずに しっかり描かれていて興味深いです。
架空の未来の話と思えないくらいリアルな国際情勢!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。
お褒め下さり、嬉しいです、ありがとうございます。
この戴冠式の一連のイベント、暗殺犯はこのイベントの間隙をついて犯行を行う可能性が高い、と言うこともあって、UNDASNの行動は殆ど全てカバーして描写する必要があったのです。
あんまり適当な事も書けないし、頭の残念な私の手に余る、そんな苦労を思い出しました。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。