応援コメント

第137話 20-5.」への応援コメント

  • 間接的どころじゃない、直接的に二人の恋を応援してくれるサマンサ、まさしくいい女ですね。
    邪魔しようと思ってしまえば十分にできる立場にありながら、二人の幸せを何よりも願う彼女の優しさが輝いて見えます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    サマンサの心に寄り添って下さった温かくお優しいお言葉、本当にありがとうございます。
    サマンサ、こんなに大きな愛情で涼子を包み、励まし、立ち直らせてくれました。
    それは一人の医師として、そして同じ男性を愛した戦友として。
    それは彼女の中では、けっして偽善でも見栄でもなく、心の底からの涼子への愛情で、そして同時に小野寺への未練もまた真実だ、だからこそ悲しくて仕方がないのだと思います。
    それでも最後まで強がり続ける、サマンサの最後の矜持。
    涼子に彼をさらりと渡して、己の恋に幕を引こうと。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ごきげんよう!
    サム先生の様子が変だったから、また厄介な誰かと応対するのか、と思っていたら……実際に厄介な相手に違いありませんでしたね。(笑)
    涼子様を軍内に呼び戻したいお偉方、とかそういう方面の厄介だと思っていただけに、艦長がやって来た事には、素直に意表を突かれました。

    涼子様も会いたいと呟き、一人涙しているくらいだから、この再会はとても喜ぶでしょうね。せめて手紙だけでも、一緒に歩こうと持ち出していたくらいですから、目が覚めた時に艦長がいたりしたら、どうなっちゃるんでしょうね?(笑)
    その時のリアクションが今から楽しみです。

    でも同時に、サム先生の恋心はこれで本当に打ち砕かれるんだなぁ、とも思います。
    お互いにとってベストな選択だからと、こじれて別れた訳でもないからこそ、尾を引きずる恋愛だったのでしょうか。
    サム先生も既に終わったものと諦めているけど、未練までは消えない。
    それをとうとう、未練も断ち切る事になるのでしょうか。決着を付けないと引き摺り続けると分かっていても、胸の奥がモニュモニュします。

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    もうね、海雀さま?
    私、前話と今話、そして次話は、もうサマンサ先生になりきって、そして書きながらも涙が零れて仕方がなかったのです。「艦長、あんた、バカだ、こんなイイ女と別れるなんて、ほんと、バカですよ」って言いながら。
    サマンサにとって、彼と涼子を対面させること、もちろん医師としてそれが最後の治療の仕上げになるだろう、そんな判断はあったにせよ、それを自分が許可しなければならない、そのサマンサにとっての本当の意味を知りつつ、そして自ら彼を迎えにいくことの、身を切られるような心の痛み。
    この恋を終わらせる。
    終わらせて、私はまた、明日に向かって歩き始めたいのだ。
    そんな覚悟と決意を秘かに胸に抱いて、痛みに零れそうになる涙を必死に押し隠して。
    そんな彼女の、彼女にとっては「彼との最後のドライブ」だったのです。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ご機嫌よう、お邪魔致します。

    もう私としては浜崎あゆみの『Dearest』をかける
    準備をして待つばかりでございます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    ううっ、水棲虫。さま、浜崎あゆみさんの名曲まで用意して準備万端、待ち構えてらっしゃる!
    水棲虫。さまがいじわるだよおっ!
    浜崎さんの名曲に敵うわけないじゃないですか!

    はい、もう20章最後の二話は、サマンサ先生のためのエピソードです。
    今回の物語、涼子はもちろん、マヤも、リザも美香先輩も、みんなそれぞれ涙を流した、哀しいエピソードがありましたが、一番悲しんで、そして一番苦労して、ひょっとしたら一番活躍したのは、サマンサじゃないかしら、と思っています。
    もう私の大好きな女性、大人の、優しくて、思い切りがよくて、ちょっと短気で怒りっぽい、だけど泣き虫。
    私がこの先、どんな人生を歩もうと、きっとこうはなれないだろうな、という素敵な女性。
    彼女を、どうしても、きちんと失恋させてあげないと、彼女は次の幸せに、明日に向かって歩いていけないだろう。
    だから、どうしても彼女の恋に、ちゃんと決着をつけてあげたかったのです。

    素敵なBGMに見合う展開かどうかは別として、どうか水棲虫。さまにも、彼女の恋の行方を見届けていただけたら嬉しいな、と思っています。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • おだ しのぶさま
    おおお、ついに小野寺艦長の到着ですね!!
    サマンサ先生の粋な計らい、見事です。その胸の内を思うと、見事としか言えません。このお二人の関係性、ほろ苦くて好きです。もちろん、涼子さまの幸せを願っておりますが……。

    作者からの返信

    ごきげんよう、菱池さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりとお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    ようやく腰の重いメタボ艦長さん、到着です。
    公園で眠りに誘われてしまった涼子ちゃん、目が覚めたら隣に艦長さんがいりと理解したらどんな反応を見せてくれるのか。きっと幸せいっぱいの笑顔を浮かべながら、ぽろぽろと嬉し涙を零すことでしょう。

    サマンサ、しっかりと、大人の女性としての凛々しさと強さと、そして少しの乙女らしさと溢れそうになる激情を抑えて、素敵な再会をお膳立てしてくれました。
    作者から見ても、本当に美しい女性。
    私が、この先どんな人生を歩もうとも、絶対になれない、素敵な大人の女性。
    サマンサ先生には私のそんな憧れが投影されています。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。

    編集済
  • ミス医療本部をミステイクだなんて! 
    せめてミステリアスにしてあげなくちゃ☆
    でも、更年期と言わなかったのはファインプレーですね。愛宕でしたら、ドヤ顔で言ってましたわ。そして、思い切り叩かれるという(笑)

    ここまで綺麗にお膳立てしてくれるなんて!
    サマンサの彩り豊かな愛情表現が、読み手の心に切なく刺さりまくりです☆

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつもたくさん、丁寧に、じっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    ホント、艦長ったら失礼ですよね、女心が判っていないと言うか(まったく、涼子はどうしてこんなメタボ中年がいいのかしら!?)。
    愛宕さま、ご謙遜を。
    愛宕さまならきっとサムが感激するくらいのジェントルっぷりを発揮してくれると信じてますよ?

    サマンサに寄り添う温かいコメント、ありがとうございます。
    彼女は、覚悟を決めたようですね。
    愛した男を、恋敵(しかも自分が命を救った)へと案内しなければならない彼女の胸の内、どれほどの暴風が吹き荒れているのか、考えれば考えるほど、心が淋しく、哀しく、切なくなってしまいます。
    どうぞ、彼女の恋の幕引きをご確認ください。
    引き続きお楽しみ頂けますなら、こんなに幸せなことはありません。

  • ゆっくりと涼子さんにとって、理想的な方向へ物事が動いている感覚。
    サムはいくつかのことに心の決着をつけたよう。

    蝶々って、飛んでいるときに鱗粉を撒き散らしているんです。だから命を全うしたときは鱗粉があまり残っていなくて羽がパサパサ。でも、見た目はまだ凄く綺麗なんですよね。 特に意味はないのですが、ふとそういう感想が浮かんだので(^^)

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧に、じっくり深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    涼子の回復と復帰に目途が立ち、サマンサは悠木さまの仰る通り、様々と胸に残る「なにか」に決着をつけた様子です。

    ということで、この回と次回は、サマンサが主役です。
    前にも書きましたが、「小野寺さん、あなた本当に馬鹿野郎だ、なんでこんな素敵なおんなと別れたんですか、目ぇ腐ってんですか」と言いながら書いてきた作品ですので、サマンサさんには、明日の幸せのためにもきちんと失恋してもらわなければ、そう思いつつ書いた章でした。

    蝶って、そうなんですね。
    アニメなんかで、妖精さんが空中を舞うように飛翔するとき、キラキラと光の粒子が飛ぶ軌跡を表している表現がありますが、リアルで蝶はそうやって飛んでいるんですね。
    そう思うと、傷を癒し明日に向かって再び歩き始めた「妖精」涼子も、そして胸に抱える何かとの訣別を決めたサマンサも、きっと明日へ向かって歩く姿は、キラキラと煌めいて足跡を示しているのかも知れないな、とそんな優しい風景が脳裏に浮かびました。
    そして辿り着く先でも、きっと彼女達は、これまでの歩みと同様に美しいのかしら、と。
    素敵なイメージの感想、嬉しいです、ありがとうございました。

    後、もう2話です。
    ここまで長々とお付き合い頂きましたが、もう少しだけ、お楽しみいただけますと、こんなに嬉しいことはありません。