応援コメント

第117話 17-7.」への応援コメント

  • 「今追っている犯人と、小野寺とは、合法か非合法か、それだけの違いでしかないのではないか?」この視点はなかったです。
    マヤがガツンと聞くので驚きました。マヤの若さを感じます。清潔さへのこだわりというか。
    もちろんきちんと育てられた(というか最高の教育を受けた)若い人だから、なのですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    ああ、さすが綾森さま、ご指摘の通り、涼子への恋心はもちろんですが、清潔さ、生き方としての清らかさ、この辺りはもう、王族として、次期元首としての、マヤの今日まで受けてきた教育によるものが大きいと思います。
    そして、亡き母への想いが元になった男性嫌悪から来る小野寺への不信感。
    このコンビは、涼子を巡るライバル同士、もっと言えばマヤは小野寺を一方的に敵視し嫌悪している関係なんですが、だからこそマヤはガツンと突っ込んでいき、そこで徐々に違和感に気付いていく、そんな道行になりそうです。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ごきげんよう!
    やっぱり、そうだったんですね、涼子様。
    かつて打ち明けた話では、顔を思い出せないと言っていたけれど、そうじゃなかった。
    涼子様が事実として認識している過去と齟齬がある。
    それは何となく察していましたが、でも中身までは想像できませんでした。
    ただ、脳機能に莫大な負担を掛けて記憶を修正しているので、それほどの壮絶な過去だと予想する事はできます。
    それを思い出してしまうような事態になったとき、サム先生が危惧していた様に、あまりの衝撃で植物人間の様な事になってしまうのでしょう。

    ここで艦長やマヤさんが追いつき、そこで何があろうとも、二人の愛や優しさで包み上げる事が出来たなら……。
    それで何とか救われたりしないものでしょうかね……。

    この事を言うのも、聞くのも双方辛いでしょうね……。
    二人が涼子様を誰より愛している、と想っているからこそ、尚の事そう感じます。
    どうか間に合ってー!

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    さすが海雀さま、やはりお気付きだったご様子。
    第六章で涼子がアイリーンに語った身の上話、そしてこれまで度々、涼子が襲撃されたときに起きた悪夢や状態異常時に浮き上がってくる記憶の断片、隠しきれない違和感、誤謬があったかと思います。
    自分の脳を物理的に改造し、その改造の影響で生命の危機に瀕しながらも隠したかった過去。
    艦長もサマンサも、そして新谷さんも、知っている。知っているからこそいっそう涼子に迫る危機に過敏になる。
    サマンサの事前の医療チーム招集もそんな危機感に晒されてのことだったのでしょう。
    この追跡劇で、これまで犬猿の仲だった艦長とマヤちゃん(一方的にマヤちゃんが嫌っていたのですが)をコンビにしてドライブさせましたが、会話の中でマヤに違和感を感じさせるのも目的でした。
    なので、海雀さまにお気付きいただけて、嬉しいです。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ご機嫌よう、お邪魔致します。

    えぇ、気付いております。
    情報と涼子さんのフラッシュバックの内容が違うことくらい。
    だからこうして息が詰まるのです。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。

    そうでしょうとも、拙い物語を、こんなに丁寧に読んで下さる水棲虫。さまのことですから、とっくにお気付きだと思います。
    これまで数々の事件の度に涼子が体験した「本人の記憶にはない」フラッシュバックと、第6章でアイリーンに話した打ち明け話、そこには違和感が感じられると思います。
    その違和感=涼子の記憶と真実に差異がある、それこそがサマンサの一番心配している生命の危機に直接関わるリスクであり、そのリスクを生み出している過去の真実とは何か、それが18章以降で語られる予定です(ひょっとしたら水棲虫。さまに引かれてしまうかも、と今からちょっと心配です)。
    この追跡劇では、ライバル関係にあるマヤと艦長を直接対決させてみました。
    ここまであまり艦長さんのモノローグ、特に涼子に対する想いが描き足りないようにも思えたので、こんなシーンを挟んでみました(けっして、自分が運転下手でドライビングの描写が苦痛になったからではないですよ? ええ、そんなことはないのです! ←自爆)。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • おだ しのぶさま
    男性嫌いのマヤさんと小野寺艦長。男性に対する嫌悪感を抱いたマヤさん、小野寺艦長の涼子さまへの想い、まるごと包んであげたいという素直な想いと苦しみに、男も女もない、自分と同じ人としての愛情を確かに感じたのではないでしょうか。あの英国新国王に抱いた好感も相まって、男性(お父様)への歩み寄りがあるといいな、と思います。

    作者からの返信

    ごきげんよう、菱池さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    これまで涼子の胸の内は描写してまいりましたが、艦長さんの想いをあんまり書いてこなかったこと、加えてマヤちゃんの頑なな心を、このドライブ(?)で少しでも融かしてあげたいな、と思ってのドライバー&ナビゲーター役でした。
    涼子を想うマヤの気持ち、艦長が遥か昔から涼子との付き合いがあって、その時間の積み重ねに比例した様々な感情を込みにした彼の深い想いを知って、きっとマヤちゃんも考えを少し変えたことでしょう。
    お父さまとの関係も、お父さまから亡きお母様への想いを想像して、雪解けが来ると素敵ですよね。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 忘れたくないけど忘れてしまうか、忘れようとしても忘れられないか。その差は大きく、互いの絆の深さも変わってきますね☆

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつもたくさん、丁寧に深くまでお読み下さり、温かでお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    本当に、仰る通りですよね。
    ひとのこころは、本当にままならないものだと思います。
    他人のそれはもちろん、自分のこころ、感情、ましてやそれが負の方向に向いたものならば余計に、どうやってもコントロールができないもののようです。
    絆の深さは、自分の意思ももちろんあるのでしょうが、やはり過去の経験、トラウマも含めて、自然と自分を守る方へと向いてしまい、それは相手の想いとも哀しいけれど擦れ違ってしまうこともあります。
    マヤと涼子、そして艦長と涼子、それぞれの絆が、この事件がもしも無事に解決したならば。
    幸せに繋がる絆になってほしいな、と祈りながら書いていたことを思い出しました。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • 『「インターネット上で……、石動涼子ファンサイトが世界中でどれだけあると思いますか、殿下? ……なんとまぁ、1,000万サイトを超えるそうですよ」』

    ……だ、大人気。
    内容はともかく。

    ワタシのファンサイトは……。
    無いw

    作者からの返信

    ごきげんよう、わらさま。
    いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、暖かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    うふふ、ちょっと大袈裟すぎたかしら? などと思ったのですが、インパクトはあるだろうなと1,000万にしました。
    検索エンジンでサーチしたら重複や報道記事も含めてもっとたくさん引っ掛かる、的な。
    ほんと、大人気ですね、それでも。
    たぶん、一時的な流行で、流行の訪れよりも早くに減っていくのだろうと思いますが、涼子やUNDASNにとっては時期が悪かった、とでもいいましょうか。
    ストーカー犯も上手く流行に乗ってカモフラージュした感じですね。
    わらさまのファンサイトも、シャノワさんが頑張って活躍中ですからそのうちきっと出来ます!(と、思います?)

    引き続きお楽しみいただけますなら、こんなに嬉しいことはありません。

  • ポツポツと、不器用に、淡々と語る小野寺さん。好きだ、大好きだと聞かされるより余程胸に来ますね。だからこそ許せないと、憎悪の炎が燃え滾るのも見えます。
    マヤ姫はようやく涼子さんに対して憧れ以外の感情で何かを察した(?)様子。そのまま深く考えてほしいところですが、事態がそれを許さないとは。

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧にじっくりと読み込んで下さり、温かな、お優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    そうですね、悠木さまのお感じなられた通り、これまで「涼子さま大好き!」だけで突っ走ってきたマヤが見えていなかった(見ようとしなかった)ものが、図らずも怨敵小野寺との交流で、これから少しづつ見え始めてくるようです。
    文字通りお姫様育ちだったマヤが、真実を目の前にしてどうなるのかも、これから見守って頂ければ、と思います。
    小野寺絶対殺すウーマンの尊称(?)がどう変わるのでしょうか?

    引き続きお楽しみ頂けますなら、こんなに嬉しいことはありません。