応援コメント

第134話 20-2.」への応援コメント

  • せっかく結ばれたのにほとんど会えない二人、気の毒です。
    結ばれたと思った瞬間に、とんでもない事件に巻き込まれてしまいましたもんね。
    職場恋愛なのに会いたくても会えない、容易に届かない距離の恋愛になるUNDASN、恋する男女にとっては過酷ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    そうなんですよね、一般企業の転勤などによる遠距離恋愛なんて目じゃない過酷さを求めるのがこのUNDASNです。
    裏設定ですが、戦争中なので急な転属、人手不足でもあり、容赦なく恋人や夫婦を引き裂く人事異動の嵐ではあるのですが、既婚者はこまめに地球へ帰す異動が、特に職場恋愛で夫婦どちらも軍人さんと言う家庭は、何年かに一度は必ず夫婦が地球勤務になるような配慮はされているようです。
    その分割を食うのは独身の人間。
    涼子の場合は突発的な事件でもありましたので、余計に辛さ、過酷さが可哀想になってしまいます。
    無事退院できれば、涼子も最低二年は地球勤務(UN出向)なので小野寺さんも会いやすくなるとは思うのですが。
    でも今の涼子には、すぐにでも会いたい、そんな気持ちが募るばかりでしょう。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ごきげんよう!
    それにしても、二人の関係は随分特殊で、どう言葉にしたら良いか分かりませんよね。
    医者と患者という程ドライな関係でもなく、しかし恋敵同士という程険悪でもなく、かといって友人という程気安い関係でもない。
    最初はサム先生も、医者と患者のドライな関係を目指していたようですが、実際はちょっと違う方向へ行っちゃいましたし。

    涼子様もサム先生とはそれなりの付き合いですから、心の機微もきっと分かってて、だから信頼していると言えるし、大丈夫と言えるんでしょうね。
    だからサム先生も、言葉に迷い、探しながらも、ありがとう、と言葉を返したのかな。

    直接の肉声ではないけれど、聞きたいと思っていた時に艦長の言葉が読めて良かったですね。泣きたい程の、狂おしい程の渇望、恋に苦しみ愛を求める様は悲痛に見えますけど、サム先生の言うとおり……それが生きるって事なんでしょう。
    良かったね、生きていて、というサム先生の台詞が胸に染み渡る様です。
    そんなサム先生だからこそ、抱きしめたい。抱きしめて差し上げたいっ!

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    はい、どうぞ遠慮なくサマンサ先生を抱き締めてあげてくださいませ! かわりに私はアヴェリンさんと結希乃さんを頂戴します!
    はい、仰る通り、サマンサも最初は医師と患者の距離感を意識しつつ接していたようですが、同じ男性を愛したシンパシとでも言うのでしょうか、もしくは涼子の人誑しに嵌められたのか、不思議な距離感、不思議な関係性で落ち着いた様子ですね。
    特に涼子が無二の信頼感を隠すことなく表してくれていますし、サマンサもジュネーブ療養所での疎外感もあったでしょうから、結局、ある意味涼子の大きさに甘えてしまおうか、などと考えたかもしれません。
    サマンサが涼子に「生きていてよかったね、恋してよかったね」と囁いたとき、サマンサの胸中に去来する想いはどれほどだったのかと思うと、今でも少し(自分が書いたクセに)涙ぐんでしまいそうになります。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ご機嫌よう、お邪魔致します。

    艦長! そこは名字ではなくファストネームで署名しないと!
    せっかくのメロメロ感が台無しでしょうが!
    「らしい」と言えば「らしい」のか?

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    うふふ、艦長さん、フルネームは「小野寺 太郎」なんですけれど、「太郎より」と書くのはちょっと恥ずかしかったのかしら? この後、涼子から「たろちゃん!」とか呼ばれるかもしれないと、早いうちから予防線を張ったのかもしれません、危機管理能力は中間管理職さんの必須スキルですね!
    って、冗談はさておき、実は私も最後の署名、小野寺太郎と書こうかとも思ったのですが、艦長、絶対に書かないな、と思ったのです。
    結構なヘタレさん&照れ屋さんですものね。
    仰る通り、「小野寺より」と書いて、私自身は「らしい」かな? と思ってこの通りとなりました。
    本当はメロメロなくせに! 

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 眠くなる幸せ。これは実感できて初めて言葉に変換できる表現だと思います。あぁ、ワサビを多めに含めてしまったせいでしょうか。鼻がツンときて、目にゴミが入ったようです。

    艦長の「大サービス」や「大バーゲン」セリフ、これから先も口癖となりそうですな(笑)

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつもたくさん、丁寧にじっくりと、深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    ああ、やっぱりお優しい愛宕さまにはバレちゃいましたか。
    はい、安心と眠気がイコールなんだな、というのは私の実体験から来ています。
    眠ること自体が、心に閉じ込めたトラウマを呼び覚ますトリガーになっていた涼子が、初めて得た安心感。
    恋する苦しみを、きっとサマンサの温かい胸の中でで癒されて、安堵の内に眠気を催したのでしょうね。
    本当に書いていて、サマンサの大きな愛情(涼子に対して、それだけではなく、誰に対しても愛情をベースに接することのできる人間的な大きさが、彼女にはあるように思えます)が切なくて、涙が零れたことを思い出しました。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 本当に、「生きていて」良かった!
    死ぬことを選ぶより、辛いこともあるけれど。
    それでも。

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧にじっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    本当ですね。生きてゆくことは辛いけれど、その辛ささえも生きていることの証だというのならば。
    一所懸命歩いてきて、ふと立ち止まって自分の歩みを振り返ったとき。
    生きてきて、歩いてきてよかった。
    そう思える幸せは、やっぱり死を選ばず生を手に取ったから。
    そう思える日を信じて。

    もしもよろしければ、引き続きお読みくださいますよう、お願い申し上げます。