応援コメント

第130話 19-3.」への応援コメント

  •  おだ様ごきげんよう。 コメント連投失礼します。
    >>ヤクザも殺してしもうたし
     外道伯父と共にそこは罪悪感を持たなくて良い連中だよなぁ、とついつい思ってしまいました(無慈悲)
     数話前からの流れでもって、「そうか、それでこのタイトルなのか……」とハッとしました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、斑猫さま。
    いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    うふふ、でも慈悲をかけなくてもよい相手でしたよね、それでも涼子的には命を奪うという行為が恐ろしいようです(実際は殺していないのです、事件後に非業の死を遂げたのですけど)。
    はい、このエピソードが、一番大きなタイトル回収でした。
    最終章の最後でも、小さな回収があるのですけれど、このエピソードありきの本作タイトルです。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 文字通り艦長の愛が涼子を救いましたね!
    脳を露出したままでのキスシーン、SF感満載で良いです!

    艦長の「俺の心電図(バイタル)がモニタされてなくて良かった」にはくすりとしました。
    二人の公開告白、素敵でした(n*´ω`*n)

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    はい、このまま記憶を消し去るために無理な脳の改造を続けて死に至るのか、そんな涼子の戸惑いと迷いを、モールス信号での小野寺さんの説得で、危機を乗り越えることができました。
    死ぬな、これからも一緒に生きていこう、そう約束したじゃないか。
    単純だけれど、想いが全部詰まった小野寺さんの言葉で涼子は呼び戻されたのですね。
    キスシーンは、実際なら医療スタッフが全力で止めるよなぁ、なんて思いながらも、恋愛物語なんだ、ここでキスせずにいつするの! と思って、エイヤッと差し込みましたが、脳味噌全開状態なんですよね、手術室内のスタッフは全員、雰囲気にのまれてしまっていたのだろうな、と。
    でも綾森さまに素敵と仰って頂けて、嬉しいです。私のバイタルをモニタして公開したいくらいに、喜びでいっぱいです!

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ごきげんよう!
    医者と女性、理性と恋心、その間で揺れ動き……しかし医者を選んだサム先生、抱きしめて差し上げたいっ!
    一も二もなく、サム先生の要求に従い、声を届けようとする艦長は男前ですが、それを前に敗北感を覚える彼女に、どうしようもなく切ないものを感じてしまうのです。

    涼子様はその生来の優しさ故に、自己嫌悪に陥ってますが、同時にどうしようもなく被害者という部分を考慮に入れてないのが、もどかしく思っていました。
    開き直れと言うのではなく、自責の念に潰れて欲しくないと。

    涼子様にとって、穢れた自分というのが許せなかったのでしょうが、それを愛する男性から心からの言葉で許して貰えた。
    愛を与えられ、恋の尊さを感じた。
    愛は人を救うんだと、教えられた思いです。
    涼子様が救われて、良かった良かった……!

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    サマンサに心をお寄せくださり、お優しいお言葉を本当にありがとうございます。
    きっとこの場で一番辛く悲しかったのは(涼子でしょうが彼女を除くと)サマンサだったことでしょう。
    大人同士の恋愛、ちょっとした意地の張り合い、浮気や喧嘩、そんな特別な事件もなく、「キレイに別れた」ふたりですが、サマンサはどこかで彼に未練を残し、だけど「彼が誰のものにもならないのなら、いいか」とある意味安定した距離感を続けてきた、それが。
    サマンサにしてみれば、これこそがすっぱりと彼を心から追い出す機会、だけど同時に恋敵の命を救い、彼の背中までも押してやらなければならない、苦しく、哀しく、切なかっただろうと思います。

    涼子は誰がどこから見たって、被害者です。
    涼子もその思いはもちろん持っているでしょう、だけど。
    涼子はそれ以上に、自分が、自分がまきこまれたとは言えども、この顛末の果てに、優しかった叔母と従姉の家庭を壊し、挙句ふたりを死に追いやってしまった、お腹の中に宿った命も儚くしてしまった、そんな罪の意識を持ってしまったのでしょうね。もちろんそれは涼子の責任ではないけれど、涼子にしてみれば自分が叔母夫婦の家に預けられなかったら、というifを考えずにはいられないのでしょう。
    軍人になり、敵のみならず場合によっては部下同僚の命まで奪ってしまう、そんな人死にがたまらなく恐ろしい、その背景には軍人になる遥か以前に、自分の関係する事件で命を奪ってしまった、そんな無意識の自責の念があったのだろうと思います。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ご機嫌よう、泣きました。
    ビールに涙が混ざるところでした。

    『恋しているから、彼女《ひと》でいられる。』
    なんて言葉がありましたが、

    よかったね。よかったね。本当によかった。
    本当に。


    でも、サム先生を思うと、涙が冷える心地も致します。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    水棲虫。さまのお優しいコメントに、私も泣いてしまいそうです、ありがとうございます。
    私もこのくだりを書いている時、そして公開前に校閲している時、その度に泣きそうになっていました。
    こんなに酷い設定を考えてしまった私自身の罪を償うつもりではないのですが、とにかく、涼子と艦長を幸せにしなければ、と思いながら書いていました。
    この後、本当の意味での、サマンサのカウンセリングで、涼子の魂は再生されていきます。

    水棲虫。さまの予想通り、この後、主役の涼子が霞むくらいの勢いで、サムの恋物語に決着がつきます。
    サマンサ先生、ここまでも相当辛く哀しく苦しかったでしょう、彼女にも幸せになって欲しい、この物語の中では無理だけれど、それでも、幸せな恋がこの先出来るように、ここできっちりと彼女の恋を終わらせてあげたい。
    次話から次章にかけての殆どが、その為に費やされています。
    どうか、涼子の、サマンサの恋心の行方を見届けてあげてくださいませ。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 艦長、本当に優しくて、いい男ですよね。
    普通なら逃げ出したくなるかもしれないのに。深い愛情をもつ、稀有な男なんですね。素敵です。

    作者からの返信

    ごきげんよう、雨さま。
    いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    艦長さんの真摯な対応で、どうやら涼子は危地を脱した様子です。
    思えば、涼子の抱えたこの残酷な過去と傷跡を、全て知っている数少ない人物の一人が彼なんですね。
    そこまで知っていて、その上で涼子に恋をした彼を思えば、この彼の態度も想いも頷けるのかしら、とも思います。
    雨さまに「素敵」と仰って頂けて、艦長さんは照れてそっぽを向き、サマンサ先生は「ケッ」とか言ってるかもしれませんね。
    私はもちろん、お褒め頂けたので、飛び上がって喜んでいます!
    さて、涼子と元カレの恋の言葉のやりとりを横で聞いていたサマンサ先生の胸中も気なります。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • おだ しのぶさま
    涼子さまの心からの安堵が伝わってくるようです。よかった、よかった……(ノД`)・゜・。

    作者からの返信

    ごきげんよう、菱池さま。
    いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    涼子は、艦長とふたり、ふたりだけで決めた約束、一緒に活きていこうと言う約束を思い出させてもらったことで、再び生きていこうと、艦長と二人で生きていきたいと、例え過去を全て思い出してしまったとしても、艦長と二人ならそれを乗り越えていけると、自信と明日の光を貰ったのでしょうね。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • 勝手に喋りまくって、勝手に安心して、勝手に寝出す。暢気者の涼子ちゃん「らしさ」が存分に発揮されてましたね。おださん、見事な綴りっぷりです☆

    次は、わざと寝たフリ決め込んでいる状況の涼子ちゃんに「やれやれ」と後頭部をかきながら、二度目の出血大サービスのキスで目覚めさせる回(妄想)ですね(笑)

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつもたくさん、丁寧に、じっくりとお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。

    あはっ、ほんとですね。
    涼子らしさ全開です。お褒め頂き、嬉しいです。
    涼子はきっと、夢の中で不愛想な艦長に、お別れと言い訳をしていたのでしょうね。
    ところがいつの間にか現れた本物の艦長に囁かれて、「こちら側」に戻ってきました。
    周りでこのふたりの会話を聞かされていた医療従事者の皆様には、小野寺さん、ちゃんとごめんなさいって言わなきゃ駄目ですよ?

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • 小野寺さんの思いが届いて良かったです。
    全てを理解した上で、涼子さんに愛を口にする。
    その度量の大きさはもう性獣ではなく聖獣。
    涼子さんが「眠った」のは彼のおかげ。
    これからどうぞお幸せに、としか部外者は口にできませんね(^^)

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    小野寺さんの言葉、無事涼子に届けることができました。
    涼子の心の波浪を鎮める為に、どんな言葉なら届くのだろうかと悩みに悩んで、けれど結局、格好良い台詞や言い回しは必要ないのだろう、そんなのかえって嘘くさい、と思ってこれが最終稿となりましたが、正直自信がありませんでした。
    でも悠木さまのコメントを頂いて、なんとかこれで伝わったのかしら、と今、胸を撫で下ろしています。

    これを横で聞かされていたサムの胸の内を想像すると、私はなんだか涙が溢れてきます(その想いが、これ以降のサム登場シーンでは中心となっています)。

    もしもよろしければ、あと少しお付き合頂けますと、こんなに嬉しいことはありません。