お、交代人格出てきましたね!
涼子の性格が普段あまりに清らかで妖精だと言われていたのは、残忍な部分を交代人格に預けていたからだったんですね。
解離性同一性障害によくあるパターンだと、性的虐待を受けた少女のばあい、その主人格を守る男性の人格が生まれたりしますね。
あとは幼児退行した人格、それからすべての人格をまとめる統括者といったところでしょうか。
ただ、男女二人だけでうまく生きている人もいますし、まだまだ涼子さんがどのパターンか分かりませんね。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、ここで交代人格初登場です。
これまでは、頭痛などの症状だけでしたが、受けた衝撃がかなり大きかったからでしょう、ここで交代人格が表に出てきた様子です。
綾森さま、お詳しいですね! ひょっとして医療にお詳しい? (私はしがないOLですから、かなり勉強したのですけれど、プロの目から見たら穴だらけなんでしょうね、おかしなところがあったら、笑ってお許しください)
はい、涼子のトラウマに絡む、少女時代の性的虐待で解離性同一性障害となったようですね。
男性人格だとちょっとお話としてどうかしら、と交代人格も女性にしました(名前も変えたほうが良いかしら? と思ったのですが、涼子が違う名前を名乗るとそれだけで交代人格ではと周囲にばれてしまうので、ストーリー上同じ名前にしています)。
ちょっと話し方だと幼い感じがしますね。
この残酷そうな交代人格、この後もエスカレートしながら度々登場します。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
ごきげんよう、これが彼女が持っていた秘密、なんでしょうか……!?
幼児退行していると思ったけど、これもしかして二重人格なんじゃ、と思えるような描写……! 本当に辛いとき、表に出て来るのが幼涼子じゃないでしょうか。そして、善悪の感情が希薄なのか、とても攻撃的なのですねぇ……。
そしてどうやら、艦長はこの状態について良く知っているご様子。
そりゃ戦場を一緒にしていたら、知る機会は多そうですよね。
それにしても、テロは失敗に終わったものの、解決した問題でもなく予断を許さない状況。これからどのように物語が動くのか、そしてマヤはどう関わっていくのか、楽しみでなりません!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
そうですね、とても悪魔的な性格に豹変してしまう涼子。
艦長はとある出来事から彼女のこんな状態異常を知っています。
そしてそれが危険な兆候であることも。
ただ、危険だとは思っていても、じゃあどうすれば良いのか、それが判らず手をこまねいている状態、でしょうか。
なんとか襲撃を凌ぎましたが、まだ本来目的である戴冠式にも至っていない状況で、この後UNDASNはどうするのか?
テロ犯は凌げてもまだマヤちゃんが控えています! マヤ、ラスボス状態ですね!
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
ご機嫌よう、お邪魔致します。
薬師丸ひろ子とか言って喜んでいる場合ではない
涼子さんの有り様に、恐怖というかドン引きというか、
まさかそういう一面を持っているとは思いませんでした。
幼児性が出る時彼女は壊れているというか、
つまりはバックボーンが相当闇の深い存在であるということで……。
作者からの返信
ごきげんよう、水棲虫。さま。
いつも丁寧にじっくりと、深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
セーラー服と機関銃、ですね! 薬師丸さん、あのお若い頃と比べても、今も大変お美しくて、羨ましい限りです。
涼子、仕出かしましたね。
こともあろうに、艦長にまでマズルを向けてトリガーを落としちゃいました。
仰る通り、まさに壊れてしまった、そんな涼子ですが、またしても頭痛を訴えて気を失いました。
何らかの出来事がトリガーとなって涼子のトラウマを呼び覚まし、そのトラウマが涼子の人格を破壊してしまっている様子です。
その相当深くて暗い闇、それが物語の重要なキーとなっています。
最大のチャンスを活かしきれなかったテロリスト達ですけれど、この後、テロリストはどう動くのか、そして一部始終を目撃したマヤちゃんはどんな行動をとるのか。
第8章以降はそんな事件が連続発生しますが、涼子はどんな反応をするのか。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
おだ しのぶさま
緊迫する銃撃戦、はらはらしました。
一瞬リザさん撃たれたのかと冷や汗……。
小野寺艦長はさすがの判断力と冷静さでした。
涼子さまの豹変にびっくりしましたが、戦場で起こる軍人のかなしい覚醒のひとつなのでしょうか。生きるための本能でもあるのかもしれませんね。
マヤさんが感じたように、涼子さまや小野寺艦長、リザさんたちが現実としての戦争の現場にいることを思いしります。
それでもマヤさんは、夢見がちな様子です。
作者からの返信
ごきげんよう、菱池さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
涼子の予想外の活躍(?)で、なんとか襲撃を凌ぐことができました。
涼子の豹変、驚かせていまいましたか? ご心配頂きありがとうございます。
涼子は軍人ですが、艦隊勤務の艦長さんが本職です(海軍さん、ですね)。ですから、陸軍さんのように、鉄砲持って敵と撃ち合い、は基本的にしないんですね(やったこともない)。
そんな涼子の豹変、そして事が終わってからの頭痛と気絶。これが、これまで度々物語中で匂わせてきた、頭痛やトラウマに関わる、涼子の抱える秘密であり、ストーリーの大きな幹に関係してきます。
小野寺さん、落ち着いてますが、さすがはベテランさんですね。でも実は少しだけ違うニュアンスが含まれていることが、第12章で判明しますので、お楽しみに。
引き続きお読み下さいますならば、こんなに幸せなことはありません。
キレた涼子ちゃんに、勇姿よりも色気を感じてしまった愛宕をお許し下さい。それを眺めて「相変わらず凛々しいお姿」とうっとりしているマヤ姫も豪胆な‥‥‥って、銃撃戦から避難してなかったんかーいっ(笑)!
色々とカッコいいシーンがでましたが、個人的には「残りは要らん、GoGoGo!」と捲し立てるセリフにゾクゾクしました☆
作者からの返信
ごきげんよう、愛宕さま。
いつも丁寧に、じっくり深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
うふふ、許すも許さないも、愛宕さまの涼子への愛情はもう、温かくてお優しい素敵なお気持ちですもの、イっちゃってる涼子の醸し出す色気をちゃんと感じ取ってくださって、嬉しいくらいなんです(きっと涼子も顔を真っ赤にして喜んでいるかも?)。
このような修羅場になると、戦場の場数を踏んだおじさま達は強いですよね。サクサク仕切っちゃいますから。
「外人さんは3回繰り返す」と聞いたことがありまして、確かに映画とか見ていると3回繰り返しているなと納得した覚えがあります。これで臨場感が出たのなら、良かったです。
引き続きお楽しみ頂けますなら、こんなに嬉しいことはありません。
またもや緊迫感漂う場面、そして涼子さんの知られざる一面。普段の様子と一転して、いや、本当にジャンヌ・ダルクなのかと思わせる応戦っぷりでしたね。
マヤ様といい、リザさんといい、ファンの多い涼子さんの前に(意図せず)立ち塞がる小野寺さん。この方じゃないと、この立ち位置は務まらないだろうなぁと微笑ましい限りです(*'▽'*)
作者からの返信
ごきげんよう、蒼翠琥珀さま。
いつも丁寧に、深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
涼子の想定通り、空港で襲われましたが、なんとか切り抜けることが出来ました。
涼子、蒼翠さまにジャンヌダルクと言われて、顔を真っ赤にして喜んでますよ?
誰も知らないような涼子の姿でしたが、これが一番の問題であり、この先物語が進むにつれて、誰も知らない涼子の謎が明かされてゆきます。
小野寺さん、恰好つけてますよね、リザやマヤの前に立ち塞がっていますが、メタボの中年(元カノいわく、ですが)ですから横幅が広くて邪魔なだけかもしれません?
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
コチラにお邪魔するのはしばらくぶりです、斑猫です。
優しいお方ほどキレた時が恐ろしいというのをまざまざと見せつけられた回ですね。涼子様、普段は優しくて愛らしくて天使のよう……と評されているようですが、心中にわだかまる闇は深いと感じました。
いやむしろ、そういう物を抱えてらっしゃるにもかかわらず日頃は天真爛漫な感じでいらっしゃるというのが尊いです。
あと、細かい点になりますが生命のやり取りの際に「たおれる」を斃れるで表現なさっていたところは良かったと思います。やはり、「倒す」と「斃す」では言葉の重みが違いますから……
若輩者のくせに妙なツッコミを失礼します。
ではまた。
作者からの返信
ごきげんよう、斑猫さま。
ご自身の執筆でお忙しいでしょうに、丁寧に、深くまでお読み下さり、温かな応援、コメントを本当にありがとうございます。
涼子の心の闇はかなり深いようです。実はキレた様子を涼子自身は覚えていないようですね。まるで二重人格のように。
だからこそ普段は、ふわふわしているのかもしれませんね。
漢字の使い方、お褒め頂き嬉しいです(若輩者なんてそんなご謙遜を、貴作、九尾本編や創作論、どちらも拝読させて頂いている私には、全然そんな風には思えません)。
一般的によく使われる漢字でも良いのでしょうが、あまりわざとらしくなく、それでいて一層文脈や意図を強調できそうな漢字があれば、そちらを使うように心がけているのですが、そういう点では日本語って、使用する漢字だけで文面の表すイメージや、表現の濃淡が出てくる、不思議な言語だな、と常日頃思っています。
またお暇な時にでもお越しくださいませ。
ありがとうございました。
編集済
SPがオールグリーンを確認したのちに発せられた『正面の装甲車から、銃が!』の叫び。マヤ姫でしょうか。(返答は不要です(^^))
息をもつかせぬ銃撃戦に思わず唸りました。弾のスピードと連鎖するよう高速で映し出されるシーンはハラハラドキドキ物で、興奮冷めやらぬ間に終わっていたという感触。そして壊れた涼子さんの狂った行動もまた良かった! それ自体は憂いを含んでいるものの……「私が殺しちゃうもん」の台詞は、金田一の「じっちゃんの名にかけて」やコナンの「真実はいつもひとつ」みたいな決め台詞を連想させ、本当にゾクリとなりました。
作者からの返信
ごきげんよう、悠木さま。
いつもたくさん、丁寧に深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
悠木さま、さすがです。やっぱり、日頃より様々な物語を読み込んでおられるからでしょうか、もう鋭いご指摘や展開予想が素晴らしいです。
銃撃戦シーン、お褒め頂き、本当に光栄です。色々なエンターテインメントものやコミック、映画を勉強の為に読んだり観たりしたのですが、上手く書けているのかしら、と思っていました。興奮したと仰って頂けて、胸を撫で下ろしました。
SPのオールグリーン、当てになりませんでしたね。どうしようかと迷ったのですが、裏設定で警察側が黒い装甲車も含めてクリアを出したのを含めての判断だったということで。
決め台詞、これも鋭いご指摘ですね。
実は、この後の展開でも……。
壊れて暴走した涼子が初登場した回でした。
そこに憂いを感じて頂けたのは、本当に悠木さまの読解力の凄さに唸ると同時に、物凄く嬉しい感想なのです。
引き続きお楽しい頂けますと、嬉しい限りです。
小野寺さん、冷静でかっこいいですね。リザさんもマヤさんも嫉妬してるけど。
経験で、涼子さんを大人しくさせるだなんて。
涼子さんが心配です。人が変わったようになってしまったの、どうしたの?と思いました。
作者からの返信
ごきげんよう、lachs ヤケザケさま。
本当にいつもありがとうございます。
読み難いでしょうに、たくさん、丁寧にお読みくださった上に、温かな応援、コメントまで頂けるなんて。
感謝してもしきれません。
小野寺さん、軍人生活も長く、それなりに最前線で修羅場もくぐっていますので、慣れもあるでしょうね。
涼子ちゃんの突然の人格豹変、そして小野寺さんの言った「経験」。
このふたつは、これから展開していく物語の重要なキーワードになります。
心配していただいて、ありがとうございます。
lachs ヤケザケさまには、いつも登場人物に温かく寄り添ってお読みいただいているので、ひょっとしたらこの先、もっとご心配をおかけするような展開になるかも知れないのですが、もしもよろしければ、引き続きお読みいただけますと、これに勝る喜びはありません。
編集済
マヤさんとアイリーンさんの和解からここまで、息つく暇もなく怒涛の展開でした!
一話ずつ大切に読むつもりが、気がついたらここにいました笑
マヤさん、涼子さんを一目見れてひとまず良かったです。
大変な事件になってきましたが!笑
そして涼子さん、覚醒⁉︎ 暴走⁉︎ どちらにせよカッコいい!
イケイケゴーゴー♪ って応援しながら読んでました(*^^*)
そしてそして艦長!!
っかー!
冷静的確な行動、やっぱりイケオジ最高ですね。
今回もめちゃくちゃ楽しませていただきました。
続きも期待しています♪
作者からの返信
ごきげんよう、中村さま。
いつもたくさん、しかも丁寧にお読みくださり、応援や温かいコメントまで、本当にありがとうございます。
アイリーンとマヤちゃんとは、当初どうしようかと思っていたのですが涼子ちゃんが情けをかけたこともあり、きちんと和解させました。アイリーンは、涼子との出逢い、そしてマヤちゃんとの改めての関係構築で、きっと人生観が変わったでしょうね。
7章以降、とんでもない事件が立て続けに起こります。しかも涼子ちゃんの前で。これはその一回目ですね。
どちらかと言うと、涼子ちゃんのこれは暴走でしょうか。なにせ艦長さんにまでマズルを向けちゃいましたから。
それと、艦長さんはイケオジというよりも、これまで長い間修羅場(最前線)を潜ってきたので、やっぱり年の功、でしょうね。中村さまにイケオジとか言われてぶっきらぼうに「遠慮しておく」とか言ってそう。
この後も、ドタバタと騒動が続きますが、引き続きお楽しみいただけますと嬉しい限りです。
うん。
このチャプターだけじゃないですが、
なんというか、涼子の深い人間ぽさがいいですね。
作者からの返信
ごきげんよう、嶌田さま。
いつもお読みくださり、その上応援やコメントまで、本当にありがとうございます。
涼子のキャラクターをお褒め下さり、嬉しい限りです。
軍隊が舞台、軍人さんって業務中は言葉遣いとか思考方法が画一的になりそうなので、まずは涼子を「軍人に向いていない軍人」として少し年齢よりは幼めに設定しました(この幼さ自体も実は理由があるのですが)。
これで軍隊の中での涼子の異常性が出れば、と思っていましたので、深さをご指摘頂いて本当に嬉しかったです。
この回で、今までとは違う性格が顔を見せました(頭痛は以前よりちょくちょく出ていましたが)。
この先も、よろしければ引き続きお読み頂けると幸いです。
おだ様
コメント失礼いたします。
ここで別人格の登場ですか!
いや、まあ、普段の涼子さんの言動を見ていると、この可能性も十分考えられると思っていたのですが、4年前の未遂事件で別人格が現れなかったので、人格解離は起こっていないのだと思い込んでいました。
今回の衝撃は4年前の事件以上ということなんですね。
となると、やはり人の生死、血に影響されるのか?
でも、少女時代の性的なアレが原因だとすると??
うーん、ますます興味深くなってきましたね。
とまあ、それはそれとして。
今回、一歩間違えば殺してましたよ!!
そんな事態を起こしていたらと思うと、ぞっとしますね。
などというシリアス場面でも、マヤ様には何というか癒されます(笑)
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつも丁寧に、深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
はい、別人格がこの危機に際して登場しました。
四年前には現れなかった症状が、何故ここで現れたのか?
仰る通り、そのトリガーは少女時代のトラウマ、それだけではなさそうです。加えて四年前のあの事件は、新人時代の不良に襲われた時からこの日まで、こんな事態がなかった、あれ以来初めてだったと言う事もあるかも、です。逆に言えば、四年前がキッカケになって、ゆっくりと症状が進行し始めたのかもしれません。
大変な事件が進行中だったのに、マヤさんは豪胆と言うか、もう涼子しか見ていなかったのでしょうね。
でも、良い子なので、どうぞご贔屓に。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。