概要
ボクは、好きになった人を消してしまうんです
星川明は、ドッペルゲンガーだった。
誰かに恋をすると、段階的にその人になっていく。
第1段階、癖・口癖。
第2段階、趣味趣向。
第3段階、体質・声。
第4段階、容姿。
そして第5段階――人格。
この段階をもって、ドッペルゲンガーが好きになった相手は消滅。
ドッペルゲンガーも、元の自分の存在を忘れてその人に成り代わる。
そんな明に恋をしたのは、学校一の人気者、望月透子だった。
明のためなら、自分が消えてしまっても構わない。
それほどの愛を向けられ、閉ざしていた明の心にも徐々に変化が。
高校。一度きりの夏。
正反対の二人による禁じられた恋が――始まる。
(※全9話予定)
(※ガールズラブ要素があります。苦手な方はご注意ください。)