概要
日本版「ろうそくの科学」は、やっぱり味噌汁で。
毎日のように飲んでいる味噌汁。この一杯から、どれほどの科学的な観察結果を導き出すことができるでしょうか。
1861年に、ファラデーという科学者の子供向けの講演が、「ろうそくの科学」という本にまとめられました。1本のロウソクが燃える姿から、燃焼という現象を通して化学の本質にせまる名著です。皆さんも一度は読んでおくと良い本のうちの一冊です。
同じように、身近なものから科学の本質を導きだすために、日本人であればきわめて馴染み深い味噌汁を選んでみました。
味噌汁から得られる科学的な現象を挙げていきますが、それぞれの現象は単純に見えて、複雑に他の現象と絡み合って発生しています。ここで挙げたことが、皆さんがそれぞれの理解を深めていくをきっかけになれば、うれしいことです。
その一方で、観察眼の鋭
1861年に、ファラデーという科学者の子供向けの講演が、「ろうそくの科学」という本にまとめられました。1本のロウソクが燃える姿から、燃焼という現象を通して化学の本質にせまる名著です。皆さんも一度は読んでおくと良い本のうちの一冊です。
同じように、身近なものから科学の本質を導きだすために、日本人であればきわめて馴染み深い味噌汁を選んでみました。
味噌汁から得られる科学的な現象を挙げていきますが、それぞれの現象は単純に見えて、複雑に他の現象と絡み合って発生しています。ここで挙げたことが、皆さんがそれぞれの理解を深めていくをきっかけになれば、うれしいことです。
その一方で、観察眼の鋭
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一杯の味噌汁に注がれるのは、作り手の暖かい愛情と、不思議な科学の恩恵だ
皆さまは、毎日の味噌汁をなんとなく……で、いただいてませんか? 作り手の愛情が込められた味噌汁を、美味しくいただいてますか?
この、『味噌汁の科学』では、抽象的な『美味しい♡』という概念ではなく、科学的に考察され、その知識に裏打ちされた、『美味しい!』という事実が語られています。
お椀とお箸、よりもビーカーやフラスコが似合いそうな科学記事だったりします。
と、かたくるしいお薦めをいたしましたが、本作は、とにかくおもしろい!
味噌汁を美味しくいただくために、ここまで本気で取り組んだ実験、イエ、調理があったでしょうか?
なにからなにまで、科学雑誌を読んでるような興奮が味わえる…続きを読む