悪魔との契約11
私『悪魔を呼び出す事に成功したぞ!』
悪魔『貴様の願いを叶えてやろう。もちろん、相応の代償はいただくがね』
私『パソコン画面のあちら側に鎮座ましましている、萌えの化身こと、プラ=プラネットを、この現実世界に呼び出してくれ!』
悪魔『たやすい事だ』
悪魔は霧のように消えた。
そして、僕の目の前には、現実として質量をもった萌えの化身が姿を現した。
私『やったぞ! 悲願が成就された!』
美しい曲線を描く彼女の頬に、そっと手を伸ばす。
しかし、見えない壁に阻まれてしまう。
私『なんだ! 見えないけれど、壁がある』
壁は、私の前面に広がっている。
私『ここは、モニターの中だ! 私が、モニターの中に入ってしまったのだ!!』
プラは艶麗な微笑みを浮かべ、モニターの電源に手を伸ばした。
私『やめろ! 消さないでくれ!!』
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